2010年1月17日

イングリッシュ・アタックの記事

戎棋夷説に昨年の9月下旬から10月上旬にかけて掲載されていたイングリッシュ・アタックの一連の記事をようやく整理することができました。整理をしただけで、まだ理解するどころか覚えることすらできていません。なので、各ラインを理解するべく調査を開始しました。例えば、

1. e4 c5 2. Nf3 d6 3. d4 cxd4 4. Nxd4 Nf6 5. Nc3 a6 6. f3 e5 7. Nb3 Be6 8. Be3 Nbd7 9. g4 Nb6 10. g5 Nh5 11. Qd2 Be7 12. O-O-O O-O 13. Rg1 Rc8 14. Qf2


2rq1rk1/1p2bppp/pn1pb3/4p1Pn/4P3/1NN1BP2/PPP2Q1P/2KR1BR1 b - - 0 14

だと「14...Rxc3 を食らう。」と書かれていますが、その手の凄さが私には分かりません。単純に 15.bxc3 としたら白はひどい目に遭うのでしょうか?オンラインのデータベース(365Chess.com)を検索したら、白は皆 15.Bxb6 と指しており誰も 15.bxc3 は指していませんでした。

こういう謎を1つ1つ解明していく必要があります。

2 コメント:

Yamagishi さんのコメント...

 Julen Arizmendi,Javier Moreno著「Mastering the Najdorf」Gambit社2004年発行の131ページに 14.Qf2?! Rxc3! 15.bxc3?! の解説があります。黒の応手は 15...Na4 で、白が悪く、白がbxc3とポーンで取り返すしかなく特に黒のナイトがa4に行ける時は...Rxc3が強力であると書かれています。

kawanaka さんのコメント...

Yamagishi 様、
ありがとうございます。2004年の Svidler-Topalov のゲーム解説(365Chess.com)で、15.bxc3 なら 15...Na4 16.Rd3 Qc7 と書いてあるのを見つけました。しかし、私の読み and/or 局面評価(感覚)が甘いのか、自分なら白を持ちたい(エクスチェンジ・アップを活かせるようにピース交換を進めたい)と思ってしまいます。

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