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2017年8月15日

Blitz 5|5 のその後(オープニング)

Blitz 5|5 ではレーティングの目標(1500)を達成してから、OTBの公式戦では指さないオープニングを試していました。白番なら 1.e4。黒番では 1.e4 に対して Sicilian、1.d4 なら Nimzo-Indian を指すつもりでした。

以下は50ゲームにおける相手の初手の内訳です。
自分相手回数

1.e4
1...e59
1...c58
1...d52
1...d62
1...c61
1...e61
1...g61
1.e420
1.d43
1.b31
1.c41
1.f41


JCAの大会やtwitterにおけるツイートを見ていると、1.e4 と 1.d4 の数はだいたい同じ、1.e4 に対しては French と Caro-Kann の比率がもう少し(少なくとも Scandinavian よりは)高いという印象があるのですが、Chess.com のブリッツにおいてはどうもそうではないようです。そして、Nimzo-Indianは相手が 2.c4 を指して来ない等の理由で一度も指せていません。今後も 1.d4 が少ないならば 1.d4 対策を模索するにはあまり良い環境ではないかも。

1.e4 は覚えることが多いのでチェスを始めてすぐにやめてしまったのですが、やっぱり覚えることが多くて大変だということを再認識しました。1...e5 と 1...c5 のゲームが楽しければ続けてもいいのですが、特に Sicilian は白でも黒でも何をすればいいのかよく分からないし、何よりも指していてちっとも楽しくありません。チェスは趣味(遊び)でやっているので楽しくないことをあまり頑張りたくないです。というわけで、1.e4 はやめます。1.e4 に対して Sicilian 指すのもやめます。

2017年6月24日

Blitz 5|5 目標達成!


正月に目標として掲げた年内に Blitz 5|5 でレーティング 1500 を超すことを本日達成でました。

今月上旬は1400を割っていて泣きたい気分でしたので「焦るな。今年はまだ6ヶ月以上残っている。ゆっくり行こう。」と自分を慰めていました。ところが、その後 11 ゲーム連続して勝ち もしくは 格上相手にドローという好成績でした。別に悟りを開いたわけでも、相手がブランダーをかますような呪いを覚えたわけでもありません。特に今日のゲームは相手のレーティングが 1600以上だったので弱気な私はそれを見ただけで負けた気になっていましたが、15手目で相手のクイーンがタダ落ちして相手がその場でリザイン。運が良かったとしか言いようがありません。

これまでやってきた感想をまとめると ...
(1) ブランダーの種類を記録し、当時は比較的多かった hanging piece の見落としを減らすこと。これが一番レーティング向上に効いたと思います。
(2) 候補手をもっと探すといいと感じていますが、これはいまだに満足に出来ていません。
(3) 自信を持って言えることではないですが、毎日指していたことも効果はある気がします。健康のためには、運動や栄養摂取を1年に1回だけ猛烈に頑張っても無駄で、日常的に取り組まないのと意味がないのと同じで。
(4) 目標を公言することは良いプレッシャーになります。まあ、達成できたから良いようなものの、そうでかなったら辛いだけですが。

これからどうするかというとレーティング 1600 を目指すのではなくいろいろなオープニングを試そうと考えています。例えば、シシリアンとか。レーティングを気にしている間はそういう実験的なことはやりにくかったので。

2017年1月31日

Blitz 5|5 1月の結果


Blitz 5|5 を1日1ゲームやってきた結果です。悲しいことにレーティングは下がっています。

意外だったのは色ごとの勝率です。白番の時の勝率が黒番の時よりも圧倒的に良いじゃないですか!自分には白が本来持っている僅かな優位性を勝利につなげられるほどの力量はないので、色は勝率に影響しないと考えていました。しかし、この結果を見ると色は関係ないとはとても言えません。だとするとオープニングですね。たしかに白で Colle になると指し易いし、攻撃の基本戦略が明確です。ところが、黒番で使う Scandinavian や Semi-Slav は何をしていいか良く分かっていません。こういうオープニング固有の戦略の理解度が差に出てきているのかもしれません。

2014年9月13日

Old Benoni の2手目で

Chess.com のオンラインのゲームで、私の 1.d4 に対して 1...c5 が返ってきました。分類上は Old Benoni です。まだ序盤なので ChessBase365Chess.com それぞれのオンラインのデータベースを参照したところ、目を疑うような違いありました。2.e4 の件数に注目。

ChessBase:

365Chess.com:


この差は何?

考えられるのは手順前後なので、1.e4 c5 (Sicilian)に対して 2.d4 が指された件数を比較してみました。

ChessBase:

365Chess.com:


これで見当がつきますね。ChessBase の方は件数が合致しているので、ポジションにだけ着目し、手順は考慮していないようです。1.e4 c5 に対して 1.d4 を指す人はそこそこいても、1.d4 c5 に対しては 365Chess.com が示すように 2.e4 を指す人はほとんでいないのでしょう。世間一般の統計情報と同じようにこれらのサイトの数値もどのように集計されているのか把握しておかないと 1.d4 c5 に対して 2.e4 を指すのが定跡だと勘違いする人がいるかもしれません。

ついでに ChessBase の方では同じポジションに到達するまでに要した手の数が異なっても同じ勝率を示すのか試してみました。Scandinavian では、1.e4 d5 2.exd5 Qxd5 3.Nc3 という手順で以下のポジションに到達するのが普通ですが、1.e4 d5 2.Nc3 dxe4 3.Nxe4 Qd5 4.Nc3 という手順でも同一ポジションになります。

1.e4 d5 2.exd5 Qxd5 3.Nc3 :

1.e4 d5 2.Nc3 dxe4 3.Nxe4 Qd5 4.Nc3 :

完全に同一ですね。この徹底ぶりには驚きました。

2014年4月7日

オープニングの本2冊


Amazonで注文した2冊の本が予定よりも早く届きました。最近白番における特定のラインの強化の必要性を感じており、その要望にフィットする内容の本をDavid Rudelがたまたま書いていました。彼の本はもう持っているので分かりますが、彼は長いラインをダラダラ並べるよりもジョーク混じりの文章で説明します。上級者は物足りないと感じるかもしれませんが、読み易いし私にはこれで十分です。

2013年9月2日

朝霞チェスクラブ、オープニングの本


先日の朝霞の大会では賞品が豪華でしたが(写っているのがすべてではありません!)、

記念品として配られた棋譜ノートも好評でした。

しかし、この大会でのニュースは朝霞チェスクラブの代表交代でしょう。朝霞の代表は私がチェスを始めるはるか前から(十数年?)朝霞チェスクラブの顔をつとめており、とても温厚な方でしたが、前々から転勤がありそうという話は聞いていました。私も妻もお世話になったのでとても残念ですが、彼は新潟の大会等には顔を出すとのことです。代表を引き継ぐ方も大変だと思います。朝霞の施設を借りるには朝霞の住民でないとならないので朝霞に引っ越す話があるとかないとか ...

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今日届いたオープニングの本2冊です。著者は両方共IM Cyrus Lakdawalaで『The Colle/move by move』と『The Scandinavian/move by move』。ColleもScandinavianも比較的少ない時間で覚えられるのでビジネスマン向けのオープニングと言われており、そのせいなのかどうか知りませんがこの2つのオープニングをセットで使う人は私以外に最低2人はいます。仮に覚えることが多かったとしても、私はこれらのオープニングが好きなのでどのみち使い続けると思います。

2013年5月2日

全国大会2日目

3ラウンド目。黒。初対局のSさん。Queen's Gambit Declined。クイーンサイドのナイトが Nc3 でなく Nbd2 に出て「おや?」と思いつつもいつもの Cambridge Springs と同じ感覚で 6...Qa5 と出しましたがこれがいけなかったようです。



というか、私のオープニングの傾向をご存知で研究されてしまっていました。本によると 7.a3 で黒のクイーンは “misplaced” と書かれていたそうですが、実際その通りでした。


3qb1k1/Rpr1bppp/2p1pn2/2PpN1B1/1P1P4/3BP2P/1Q3PP1/6K1 b - - 10 22
黒、窮屈。ここで、22...b5 23.cxb6 Rxa7 24.bxa7 Qa8 の後、黒マスビショップを ...Be7-d8-b6 と運べばパスポーンを落とせるだろうと読んだのが大きな勘違い。


36.c6 がとどめの一撃でした。

負けましたが、とても instructive なゲームでした。白のルークがaファイルを占拠するのを阻止したかったのですが、ルークをaファイルに出したくてもマヌーバリングするスペースがありませんでした。その反面、白はQa1-b2として簡単にルークをaファイルに出せました。「スペースが多い方が有利」と言われてもスペースを持つことのメリットがピンときませんが、こうやって自分のゲームを題材にすると理解しやすいです。

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4ラウンド目。白。Hさん。持って行ったノートPCが初めて直前の対策に役立ちました。chessgames.com で相手の使うオープニングを調べて、自分のオープニングのラインを復習することができました。King's Indian が来ると思ったら見事にハズレましたけど、Colle は指しやすいのでOK。


r1b2rk1/pp3ppp/1qnbpn2/3pN3/3P1P2/1P1B4/PBP3PP/RN1Q1R1K b - - 2 11
罠のつもりで d4 のポーンが取れるようにしたつもりでしたが(11...Nxd4 12.Bxd4 Qxd4 なら 13.Bxh7+ で黒のクイーンが落ちます)バレバレでした。


2r3k1/5ppp/8/1p1pP3/1PrPb3/2B3R1/5KPP/2R5 w - - 1 30
29...Rc4 は自分には思いつかない手です。しかし、指されてみるとポーンが落ちるのが分かります。やばいと思いましたが 30.Ke1 Rxd4 31.Bxd4 Rxc1+ 32.Kf2 Rc4?! 33.Rc3 とポーンは落ちましたがバックランクメイトをthreatとしてルークの交換を避けれないようにできました。これで狙いどおり異色ビショップのエンドゲームになり、ドロー。


全敗はまぬがれました。

明日はおそらく過去に当たった回数が最多のHさん。

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Blackmar-Diemer gambit の本が届いていました。いつか私はこのオープニングを公式戦で使うのでしょうか?

2013年4月29日

Chess.com の大会で次ラウンド開始

昨日 Chess.com の大会の1つ Scandinavian Defense の第2ラウンドが始まりました。そして今日は別の大会の Gutter Brawl の第3ラウンドが始まりました。ゲーム数が13増えてちょっと忙しくなります。

ちょっと驚いたのはこれ。


少し前に書いたように Scandinavian Defense の白側を指したくないので、Blackmar-Diemer Gambit でも指そうかどうか悩んでいるところでしたが、まさか相手でそれを指してくる人がいると思いませんでした。

2013年4月19日

Scandinavian Defense の大会

Chess.com の Scandinavian Defense の大会の1ラウンド目の自分のゲームがすべて終わりました。50人が参加していて、5人が1グループでトータル10グループ。グループ内でダブルラウンドロビンです。1手につき3日。

自分のグループでは1位通過でしたが、グループ内でレーティングが一番高かったので自慢にはなりません。勝負はこれから。まだ一組だけ終わってないので次のラウンドが始まるのはそのゲームが終わり次第でしょう。


Scandinavian Defense が好きなのでつい勢いで参加してしまいましたが、このオープニングは白であまり指したくないので失敗したと思っています。黒が自分と同じように指してくれないと、特に。白番はいっそのこと 2.d4 で Blackmar-Diemer Gambit にでもしてしまおうかと考え中。

2013年1月9日

通信チェス、次の大会

Chess.com での進行中のゲーム数が減ってきたので何か良さげな大会がないかと探していたら、Scandinavian Defense の大会が50人募集しているうちの48人まで集まっているのを見てつい申し込んでしまいました。1グループ5人なので、増えるのは4ゲームでそれほど負担にならなそうなのが魅力の一つです。

まだ継続中の別のScandinavianの大会は、1.e4 d5 2.exd5 Qxd5 3.Nc3 Qd6 4.d4 c6 が指定局面ですが、私は必ずしも 4...c6 を指すと決めているわけではないので、今回の 1.e4 d5 だけの大会はもう少し自由度があって良かろうという期待もありました。ところが、自分の白番で 2.exd5 と指したら、予期していなかった 2...Nf6 が返ってきました。そう、自由に指せるのは自分だけではないのです!2...Nf6 のライン調べなきゃ ...

2012年4月26日

Ultimate CATALAN! 優勝


Ultimate CATALAN! は私が初めて参加した Chess.com の大会で、名前の示す通りカタラン(1.d4 Nf6 2.c4 e6 3.g3)のテーマ戦です。

2010年の8月に始まった大会は10人によるダブルラウンドロビンでタイムコントロールは7日/1手。

この大会に参加したことでカタランに詳しくなったかというとそんなことはありません。しかし、少なくとも大会に参加する前にはあったカタランに対する漠然した不安感はなくなりました。

今日最後のゲームが終了し、私の優勝が確定しました。優勝というとなんかすごそうですが、負けそうだったゲーム2つは相手の時間切れに救われましたし、実は2ラウンド目は全ゲーム時間切れ勝ちだったので内容が素晴らしいわけではありません。しかし、一応日の丸を一番上に持ってこれたことは嬉しく思ってます。

2012年1月7日

『Colle Plays the Colle System』 by Adam Harvey


High-Speed Replay Training方式(手の意味は考えずにとにかく高速で並べる)で並べたので読んだとは言えないかもしれませんが、少なくとも全116ゲームを並べました。これは Edgard Colle が自身の名前の冠するオープニング(Colle System)を指そうとしたゲームを網羅しています。Colle System にはならず Slav や Queen's Indian Defence に転移したゲームもかなりあります。ゲームは時系列に並んでいるのではなくてバリエーションごとに括られており、パターン認識のためには良い構成でした。

Colle というオープニングは 1.d4 d5 2.Nf3 Nf6 3.e3 e6 4.Bd3 c5 の後、白が 5.c3 と指すライン(Koltanowski)と 5.b3 と指すライン(Zukertort)がありますが、Edgard Colle が指したのは基本的に前者です。

Colle System というと Bxh7+ から始まるアタックが有名でしょう。しかし、数えたわけではないですが Nxf7 や Nxh7 のようにナイトをサクリファイスしたゲームの方が多かった気がします。この本はベストゲーム集ではなくて網羅性を特徴としているので退屈なドローやサクリ失敗で負けてしまうゲームも含まれていますが、それでもやはりサクる頻度はかなり高かったと思います。ナイトを2つ捨てて勝つゲームの棋譜を載せておきます。

Colle-Aguilera Barcelona 1929

1.d4 d5 2.Nf3 Nf6 3.e3 e6 4.Bd3 a6 5.Nbd2 Bd6 6.O-O Nbd7 7.e4 dxe4 8.Nxe4 O-O 9.Bg5 Be7 10.Qe2 Nd5 11.c4 Nb4 12.Bb1 Bxg5 13.Nfxg5 h6

14.f4!! hxg5 15.fxg5 f5

16.Qh5!! fxe4 17.Bxe4 Nf6 18.gxf6 Qxd4+ 19.Kh1 Qxe4 20.f7+ Rxf7 21.Qxf7+ Kh8 22.Rf4 1-0

こんな勝ち方してみたいですね。

2011年10月14日

1v1 Najdorf

Sicilian の Najdorf のテーマ戦 “1v1 Najdorf” が始まりました。大会参加者は100人。大会名の 1v1 は1対1という意味で、Chess.com の大会にしては珍しく一度に複数のプレーヤーを相手にしません。相手は一人で、勝つと次のラウンドに進めますが、この方式だと3ラウンド目は25人(奇数)になるのでどうなるのでしょうか?

持ち時間は1手につき1日です。1手につき3日でさえ短く感じるので、これはかなり忙しくなりそうです。最初は毎日指さねばならない気がしていましたが、それは相手が瞬時に返してくる場合のみで、相手が時間を目一杯使うタイプなら自分は2日に1手指すことになります。

1.e4 プレーヤーではない私は白番のモチベーションが低くなりそう。幸い最初のゲームは黒番でした。

2011年10月13日

今度こそ

Scandinavian の別の大会を見つけたので、さっそく登録しました。大会の正式名は The Unit Series XLVI: Scandinavian Defense: Schiller-Pytel Variation です。長い名前ですね。

1.e4 d5 2.exd5 Qxd5 3.Nc3 Qd6 4.d4 c6 で始まります。最後の 4...c6 が余計な気がしますが、あまり贅沢を言ってるといつまでたっても Scandinavian の大会に参加できないので目をつぶります。

2011年8月6日

開始から一週間

Chess.com の大会 "No Mercy" Gutter Brawl が始まってから一週間が経過しました。22ゲーム同時進行は正直きついです。

1手につき5日与えらるので、まだ1~2手しか進んでなくてもおかしくないのですが、自分のグループの中でも白黒両方を終えたペアが5組もいました。それらの人達と私とのゲームもやはり進行が速く10手を超えてるゲームもあります。相手がのんびりさんだと2手目で止まっています。

Scandinavian Qd6 の大会に出るのをやめてこちらの大会に参加したのは、Scandinavian の白側を指さなくて済むし、11人中半分が 1.e4 を指してくれれば十分だろうと考えたからでした。実際、9人は 1.e4 を指してきたくれたのですが、6人は 2.exd5 としなかったか 3.Nc3 としなかったため、3...Qd6 にはなりませんでした。1ゲームはまだ 2...Qxd5、別のは 3...Qd6 になったばかり、残りの1つは 3...Qd6 まで来ましたが白の4手目が定跡はずれの手でした。Sicilian の形が好きになれないように、同じ Scandinavian の中でも好きになれない駒組みがあることがよく分かりました。本で紹介されているラインや勝率が高い手にはそれなりの良さがあるのでしょうが、手順前後させれば自分好みの形になりそうなら今後はそのように誘導してみます。

2011年5月3日

オープニングに迷う一日

黒番の時に何を指すか、また考え始めました。過去に何度も通った道をまた歩いてる感じです。仕事が多忙の時はオープニングの研究をしている暇は皆無なので「慣れたオープニングでいいや」で片付いてしまいますが、少しでも時間に余裕があると心の中の天使が「シシリアンやりなさい」ってささやきます。1.d4 対策も本当は変えたいと思いつつなかなか Queen's Gambit Declined から脱却できないでいます。出だしだけ 1.d4 Nf6 2.c4 e6 なのですが、勇気がなくて結局 3...d5 になってしまっています。

Chess.com の Live Chess で黒番の勉強をしようと自分を黒番指定にして5分+30秒/手のゲームを始めたら、なんと自分が白番!おかしいなと思いつつ次のゲームで同じ設定にしようとしたら原因が分かりました。Rated のまま色の指定はできないようです。白番指定で rated にしたい人が多かったからそんな制約が付いてしまったのかもしれません。黒番か unrated かなら迷うことなく黒番。

シシリアンは 1.e4 c5. Nf3 の後どう指すのかさえ忘れていました。それに、ゲーム内容は悪かったし、誰もオープンにしてくれないし、やる気が失せました。1.d4 はありませんでした。というわけで、明日から始まるゴールデンオープンで新しいオープニングを使うことは多分ないでしょう。

2010年12月22日

Starting Out: The Scandinavian

前回の投稿で「3...Qe5+ がまったく触れられていない」と書きましたが、それは誤りでした。

この本に限ったことではないですが、オープニングの本やDVDでは一番のメインラインの解説を先にして、サイドラインは後回しという構成を採用していることがあります。この本で言えば、2手目でスカンディナヴィアンから外れてしまうような Blackmar-Diemer Gambit(1.e4 d5 2.d4) なんかの解説は最後の方だったりします。

私は early deviation(早い段階からメインラインからはずれるもの)から先に読みたいので、こういう本だと後ろから読むことになります。最初に300ページ目以降の2手目のバリエーション(BDG等)を読み、今は280ページ目前後にある3手目のサイドラインを読んでいます。そこに、3...Qe5+ がちょびっとだけ触れられていました。3...Qe5+ に対する完璧な refutation (反撃)は存在しないけれどだからと言ってお勧めはしないというのが著者の意見でした。3...Qd8 の方が 3...Qe5+ よりはマシなようで、解説があります。これはこれで悔しいですね。

2010年12月18日

本が届く

アマゾンで注文していた本が届きました。オープニングの本ばかりです。第一印象というかパラパラめくる程度で分かることを書いておきます。

●The Moment of Zuke: Critical Positions and Pivotal Decisions for Colle System Players / David I Rudel
白番用。この著者の別の Colle の本が良かったので。
同じ著者の前の本 Zuke 'Em で紹介されている幾つかのオープニングの練習問題のような本です。

A Killer Chess Opening Repertoire - new enlarged edition / Aaron Summerscale
白番用。前の版が非常に良かったので。
前の版とどこかが変わったのかはパッと見ただけでは分かりませんが、明らかに厚くなっています。実際約50ページも増えています。

●Scandinavian Defense: The Dynamic 3: Qd6 / Michael Melts
黒番用。これは第2版です。
6章に分かれていますが、中級者には最初の1章だけでも十分だとどこかで読んだ記憶があります。その第1章は概要の説明だけかと思いきやゲーム例がわんさか。

●Starting Out: The Scandinavian / Jovanka Houska
黒番用。
想像していたよりもかなり分厚いです。ページ数の多さは 3...Qa5 > 2...Nf6 > 3...Qd6 の順です。私が一番使い慣れている 3...Qe5+ がまったく触れられていないのがちょっと寂しい。

2010年12月9日

My System を最初から

ニムゾビッチの My System は読むのを中断してから何か月も経ってしまったので、最初から読み直すことにしました。

展開が重要な序盤においてテンポを損する例として 1.e4 d5 2.exd5 Qxd5 3.Nc3 が挙げられています。



スカンディナヴィアンですね。ということはニムゾビッチはスカンディナヴィアンを一度も指したことがないのでしょうか?つまらない疑問が浮かびました。

365Chess.com で調べてみました。黒がニムゾビッチで、ECOのコードがB01。

1件ありました。1927年。白が Brinckmann。「なんだぁ、スカンディナヴィアンを指したこともあるんじゃない」とちょっと親しみを感じました。

が、棋譜をみてみると ...

1.e4 Nc6 2.d4 d5 3.exd5 Qxd5



これはスカンディナヴィアンというよりも Nimzowitsch Defence(1.e4 Nc6)ですよね。でも、本家本元のニムゾビッチが指した Nimzowitsch Defence を見つけたのはちょっとしたサプライズでした。

2010年12月5日

活動再開

仕事のことでもう悩まなくて済むようになったので週末にチェスをすることにも罪悪感を感じる必要がなくなりました。なので、活動再開です。最近残業が多いので平日はそれほど活動できませんが、少なくともチェスの大会や例会には心置きなく参加できます。

昨日は Chess Tactics Server の問題をいつもより多目に解くことができたし、2011年のチェスカレンダーもようやく編集することができたし、昨年の米国出張以来買い控えていたチェスの洋書もAmazon.comで4冊注文しました。円高のメリットはまだあります。買ったのは以下の4冊:

●The Moment of Zuke: Critical Positions and Pivotal Decisions for Colle System Players / David I Rudel
白番用。この著者の別の Colle の本が良かったので。

●A Killer Chess Opening Repertoire - new enlarged edition / Aaron Summerscale
白番用。前の版が非常に良かったので。

●Scandinavian Defense: The Dynamic 3: Qd6 / Michael Melts
黒番用。これは第2版です。

●Starting Out: The Scandinavian / Jovanka Houska
黒番用。

オープニングの本ばかりです。以前はオープニングの研究には時間は割くべきではないと考えていましたが、実際に手に取る頻度が高いのはオープニングの本なので、考えが変わりました。

そして今日はチェスサロンサークルの例会に参加。40分指し切りを5ゲーム。なかなか楽しかったです。以下は一番指していて楽しかった局面です(白番)。


r2q1rk1/pppb1ppp/2n1pn2/b7/3PN3/2PB1N2/PP3PPP/R1BQ1RK1 w - - 1 10

10.Nxf6+



クイーンで取り返すと 11.Bg5 でクイーンが落ちます。しかし、残念ながら引っ掛かってくれませんでした。

10...gxf6 11.Bh6 Re8 12.Ne5?!



最適な手ではないでしょうが、少なくとも 12...fxe5 なら詰みます。何はともあれ、人と指すのはとても楽しいことだと再認識。