2010年12月31日

勝手に変換される

私は自分のオープニング・レパートリーを Excel で管理しているのですが、黒の手を表すために半角のピリオッドを3つ連続で入力すると勝手に … (このブログ上ではなぜか分かりにくいかもしれませんが、点の位置がピリオッドよりも上にあります)に変換されるのに困っていました。ピリオッドをとりあえず2つだけ入力して、次の文字を入力してから前に戻って3つ目のピリオッドを入力すれば自動変換されずに済みますが、面倒です。昔の Excel ではこのような自動変換を止めてたのですが、Excel 2010 になってからはそのための設定を探すのに苦労しました。同じような悩みを抱えている人はあまりいないと思いますが、とりあえず以下にその手順を記しておきます。












2010年12月30日

今年を振り返って

昨日は仕事を終えてからずっと通信チェス。今日はお掃除等の家事を終えてからずっと通信チェス。

メインラインに近いようなゲームは情報が多いので調査に時間がかかります。あるゲームでは自分が整理した情報に基づいて指していたのですが、自分が手を途中までしか書いていなかったので(ここまでたどりつくことが稀なため)本でその続きを調べたら、なんとこっちがポーンを損する展開になっていました。その対価としてイニシャチブはとれるのですが、あまり魅力的なラインではありません。別の本を見たら、もっと良いラインが紹介されていたのですが、もう手遅れです。

...でも、こうやってチェスに時間をかけられるのがすごく嬉しいです。少し前までは仮に時間があったとしてもチェスを楽しむだけの心の余裕がありませんでしたが、今はそういう精神的な縛りがありません。残業が比較的多目なので時間はなかなか作れないですが。

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今年は twitter を始めたチェスプレーヤーが非常に多かったと思います。ブログよりも手軽だからでしょう。

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以前から自分のホームページに少し手を加えようと考えているのですが、なかなか進みませんでした。やろうとしていることは主にリンク集の追加と自己紹介の拡充です。きっと来年やります。

2010年12月22日

Starting Out: The Scandinavian

前回の投稿で「3...Qe5+ がまったく触れられていない」と書きましたが、それは誤りでした。

この本に限ったことではないですが、オープニングの本やDVDでは一番のメインラインの解説を先にして、サイドラインは後回しという構成を採用していることがあります。この本で言えば、2手目でスカンディナヴィアンから外れてしまうような Blackmar-Diemer Gambit(1.e4 d5 2.d4) なんかの解説は最後の方だったりします。

私は early deviation(早い段階からメインラインからはずれるもの)から先に読みたいので、こういう本だと後ろから読むことになります。最初に300ページ目以降の2手目のバリエーション(BDG等)を読み、今は280ページ目前後にある3手目のサイドラインを読んでいます。そこに、3...Qe5+ がちょびっとだけ触れられていました。3...Qe5+ に対する完璧な refutation (反撃)は存在しないけれどだからと言ってお勧めはしないというのが著者の意見でした。3...Qd8 の方が 3...Qe5+ よりはマシなようで、解説があります。これはこれで悔しいですね。

2010年12月18日

本が届く

アマゾンで注文していた本が届きました。オープニングの本ばかりです。第一印象というかパラパラめくる程度で分かることを書いておきます。

●The Moment of Zuke: Critical Positions and Pivotal Decisions for Colle System Players / David I Rudel
白番用。この著者の別の Colle の本が良かったので。
同じ著者の前の本 Zuke 'Em で紹介されている幾つかのオープニングの練習問題のような本です。

A Killer Chess Opening Repertoire - new enlarged edition / Aaron Summerscale
白番用。前の版が非常に良かったので。
前の版とどこかが変わったのかはパッと見ただけでは分かりませんが、明らかに厚くなっています。実際約50ページも増えています。

●Scandinavian Defense: The Dynamic 3: Qd6 / Michael Melts
黒番用。これは第2版です。
6章に分かれていますが、中級者には最初の1章だけでも十分だとどこかで読んだ記憶があります。その第1章は概要の説明だけかと思いきやゲーム例がわんさか。

●Starting Out: The Scandinavian / Jovanka Houska
黒番用。
想像していたよりもかなり分厚いです。ページ数の多さは 3...Qa5 > 2...Nf6 > 3...Qd6 の順です。私が一番使い慣れている 3...Qe5+ がまったく触れられていないのがちょっと寂しい。

2010年12月12日

新宿チェスクラブ

これまた久しぶり。前回の例会参加はクラブの発足当初だったので2007年だったかも。

会場の赤城生涯学習館の最寄駅は神楽坂でしたが、往復の地下鉄代の320円を節約するために飯田橋から歩きました。

私が会場についた頃、余っている人はいなかったので他の人のゲームを見ていました。覚えたいオープニングの1つなのでクイーンズ・インディアンのゲームを。自分が黒のつもりで見ていましたが、黒は窮屈そうでした。そして、このクラブの“名人”が登場。私は彼と指すことに。

1局目。白。K君。Colle System。以下の局面で「ここでしょ?」とh7を指し、「バレバレですよ」と言われてしまいました。そうは言われてもいくしかないんですよ。

結果はドローで個人的には満足。


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2局目。黒。Mさん。序盤までは以下のような感じで黒としては満足。



以下の図は 42...Qxe3+ 43.Kh1 の直後。

7k/p5pp/2p5/2Pp4/P7/1r2q2P/6P1/R4Q1K b - - 1 43

バックランクが危ないので f8 を守りつつ、43...Qxc5。しかし、44.Rc1 Qd6 45.Rxc6!


言うまでもなくルークは取れません。相手の手に感心しましたが、残り時間が約1分。昨日と同様にタイムトラブルで恥ずかしすぎるブランダーを連発して負け。時間のプレッシャーがまったくない今でさえ、仮に 45...Qb8 46.Qc1 Rb1 47.Rc8+ と進んだとしたら、結果がどうなるか頭の中だけで読むのは困難です。駒を動かさずに速く正確に読む力。これを鍛えるにはどうしたらいいのでしょう?Chess Tactics Server ばかりやっていてもあまり効果がないような気がします。

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このクラブでは棋譜を提出するそうです。私は紙を提出する代わりに帰宅後にPGNファイルを主催者にメールしました。帰りの電車の中で iPhone で棋譜入力ができるので便利です。

2010年12月11日

サタデートーナメント

東京チェスセンターに足を運ぶのはJCAに入会した5年前以来。駅から遠かった気がしていたのですが、実際にはかなり近かったです。

デアゴスティーニのハリー・ポッターのチェスセットが置いてありました。自力で揃えた人はほとんどいないのではないでしょうか。



1局目。45分+15秒/手。公式戦は約3ヶ月ぶり。初対局のHさん。黒。スカンディナヴィアン。感覚が鈍っているのか、ひどい手が幾つかありました。かろうじて勝てましたが、リハビリが必要だと痛感。

2局目。白。Sさん。Sneaky Grunfeld。序盤でおかしなことをしましたが、中盤でポーンアップ。時計が落ちそうなのでドローオファーをしましたが断られ、パニック状態でブランダーの連発。


r1r2bk1/3q1p2/6pp/1p2P3/1PpN1P2/P1N1n1K1/1Q4PP/R1R5 w - - 4 32

32.h3? Qxd4 33.Rd1? Nxd1

この2手後にリザイン。タイムトラブルに陥った時の脳の働きが著しく鈍った気がします。

3局目。最終ラウンドは両者が合意すれば60分+30秒/手も可とのこと。喜んでそうしました。白。Kさん。Barry Attack。


r5rk/1bp1ppb1/p3q2p/7P/1ppP1B2/2N1PPR1/PPPK3Q/6R1 w - - 0 21

白番で本譜は 21.Qg2!? bxc3+ 22.bxc3



頭の中で上の局面を思い浮かべて受からないだろうと読んだからナイトを捨てて 21.Qg2 を指したわけですが、本当に受からないのかどうかは疑問です。でも、勝てたし、なにより指していて楽しかったので結果オーライでした。

2010年12月9日

My System を最初から

ニムゾビッチの My System は読むのを中断してから何か月も経ってしまったので、最初から読み直すことにしました。

展開が重要な序盤においてテンポを損する例として 1.e4 d5 2.exd5 Qxd5 3.Nc3 が挙げられています。



スカンディナヴィアンですね。ということはニムゾビッチはスカンディナヴィアンを一度も指したことがないのでしょうか?つまらない疑問が浮かびました。

365Chess.com で調べてみました。黒がニムゾビッチで、ECOのコードがB01。

1件ありました。1927年。白が Brinckmann。「なんだぁ、スカンディナヴィアンを指したこともあるんじゃない」とちょっと親しみを感じました。

が、棋譜をみてみると ...

1.e4 Nc6 2.d4 d5 3.exd5 Qxd5



これはスカンディナヴィアンというよりも Nimzowitsch Defence(1.e4 Nc6)ですよね。でも、本家本元のニムゾビッチが指した Nimzowitsch Defence を見つけたのはちょっとしたサプライズでした。

2010年12月7日

久しぶりに

残業をせずにすんだのでツキジチェスクラブの例会に顔を出しました。前回がいつだったか思い出せません。

初対局のHさんとのゲームです。私は黒で、どうやって攻撃するか考えていたら、29.c5-c6 という手がきて目が点になりました。


2k3rr/ppp1R1n1/2P3q1/3PR2p/P1Q3pp/1P6/5PP1/6K1 b - - 0 29

29...Qd6 だったらしのげたかもしれませんが、本譜は 29...bxc6? 30.dxc6 で、ジ・エンド(下の図)。30...Re8 というハッタリをかましてみましたが通用せず、しっかりメイトされました。

2010年12月5日

活動再開

仕事のことでもう悩まなくて済むようになったので週末にチェスをすることにも罪悪感を感じる必要がなくなりました。なので、活動再開です。最近残業が多いので平日はそれほど活動できませんが、少なくともチェスの大会や例会には心置きなく参加できます。

昨日は Chess Tactics Server の問題をいつもより多目に解くことができたし、2011年のチェスカレンダーもようやく編集することができたし、昨年の米国出張以来買い控えていたチェスの洋書もAmazon.comで4冊注文しました。円高のメリットはまだあります。買ったのは以下の4冊:

●The Moment of Zuke: Critical Positions and Pivotal Decisions for Colle System Players / David I Rudel
白番用。この著者の別の Colle の本が良かったので。

●A Killer Chess Opening Repertoire - new enlarged edition / Aaron Summerscale
白番用。前の版が非常に良かったので。

●Scandinavian Defense: The Dynamic 3: Qd6 / Michael Melts
黒番用。これは第2版です。

●Starting Out: The Scandinavian / Jovanka Houska
黒番用。

オープニングの本ばかりです。以前はオープニングの研究には時間は割くべきではないと考えていましたが、実際に手に取る頻度が高いのはオープニングの本なので、考えが変わりました。

そして今日はチェスサロンサークルの例会に参加。40分指し切りを5ゲーム。なかなか楽しかったです。以下は一番指していて楽しかった局面です(白番)。


r2q1rk1/pppb1ppp/2n1pn2/b7/3PN3/2PB1N2/PP3PPP/R1BQ1RK1 w - - 1 10

10.Nxf6+



クイーンで取り返すと 11.Bg5 でクイーンが落ちます。しかし、残念ながら引っ掛かってくれませんでした。

10...gxf6 11.Bh6 Re8 12.Ne5?!



最適な手ではないでしょうが、少なくとも 12...fxe5 なら詰みます。何はともあれ、人と指すのはとても楽しいことだと再認識。