2010年2月28日

近所のスーパーにて



別に珍しいものではありませんが、たまたま目に留まったので撮りました。

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今日は間違えてこのブログのレイアウト(部品の位置や配色)のテンプレート(雛形)を変えてしまい、焦りました。ホームページと色調等を合わせるためにいろいろ微調整していたからです。幸い、一世代前の状態(お魚と最新のコメントを追加する前)のバックアップがあったので復旧は比較的楽でした。

2010年2月27日

輸送手段

チェスの本を知人に送ることになりました。

最適な輸送手段はオークション慣れしている妻に相談するのが一番。厚さが2cm以下だったので彼女の推奨はメール便。私はこの手の新サービスを利用するのは初めてです。

今日の仕事が終わった後、コンビニに立ち寄りました。「メール便で。普通の。」と私が言うと、店員は荷物の厚さを測るための専用の機器を持ち出してきました。音叉のようなコの字型をした機器で、荷物がその間に入らなければ2cmを超えていることが即座に判明するわけです。たまげました。荷物の厚さを測るためだけにこのようなものを大量(?)生産し、全国のコンビニに配置し、コンビニの店員さん達をきちんと教育しているわけですから。

「信書(手紙)ではありませんね?」と聞かれました。差し出された様式には「信書ではありません」と印刷されており、その横にはチェックボックス。内心「こんなの聞いてなかったぞ」と思いつつ、チェックボックスにチェックを入れました。

料金は160円。葉書等ポストに投函する普通の郵便よりはちょっとだけ高く、スキー等で利用する宅急便よりは格段に安いです。ニュース等でこの業界の競争が激しいことは知っていましたが、実際に利用するまでは遠い国のことのようでした。このような新サービスがどの程度認知されているのかも気になります。

何はともあれ、チェスのプロブレムの本は私よりも相応しい持ち主に向かって去っていきました。

2010年2月25日

都道府県

いただいた要望通りにクラブ紹介のページの並び順を変えることにしました。しかし、いざ都道府県の順に並べようとすると、その順番をどうするのか迷いました。北海道が最初で沖縄が最後という程度なら簡単に決められますが、千葉と埼玉のどちらを先にするかとか、新潟と関東ではどちらを先にするかとか、自分で決めるのは結構面倒です。既に何らかの基準が存在するはずだと思って調べていたら、やはりありました。JISコードです(JIS X 0401)。

都道府県の順番はこれで決まりましたが、地理にさほど詳しくない私にはいろいろな驚きがありました。一番驚いたのは神奈川(関東)の隣にある静岡が関東ではなくて新潟と同じ中部地方に分類されていることでした。

2010年2月24日

進歩

JCAのホームページにレーティングが掲載されているというのは本当でした。ちょっとした驚きです。なお、私の勘違いでなければ、初めて2000を超えた人がいる気がします。おめでとうございます!?

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クラブ紹介のページに関してご要望をいただきました。クラブを地域ごとにまとめて欲しいというものです。理由があって五十音順にしているわけではないので、ご要望通りにするつもりです。ついでに、都道府県名も載せるようにしようと考えています。

2010年2月23日

スコッチ

職場に今スコットランド人が来ています。今晩一緒に食事をした際にスコットランドに関する話題がたくさん出ました。アルコールのスコッチの話も出ましたが(例えば、あるスコッチは海草の多い地域の水で作られているから独特の風味があり、好き嫌いがはっきり分かれる、とか)、私はチェスのことについて聞いてみました。

私「チェスをやるか?」
彼「やらない。」
私「スコットランドではチェスは盛んか?」
彼「やっている人はいるけど、それほどではない。」
私「チェスにはスコッチというオープニングがあるが、その名前の由来を知っているか?」
彼「知らない。」

彼とはチェスの話題は長続きしませんでしたが、最後の質問に関する答えは帰りの電車の中で自分で調べました。Wiki によると、1824年にエディンバラ(スコットランドの首都)とロンドンの間で行なわれた通信チェスの試合が名前の由来だそうです(The opening received its name from a correspondence match in 1824 between Edinburgh and London.)。MCOにもそう書いてあったかも。

2010年2月22日

Visualization のトレーニング

昨日、松戸の例会会場のロビーでKさんと話しました。通信チェスでは誰でもオープニングは定跡通りに指せるけれども中盤からは自分で考えるしかないという話から始まり、中盤の手を考える際に Visualization の話題になりました。頭の中だけで先まで読むという私の苦手なやつです。

昨年GM Baburin 氏が松戸で講義を行なった際、駒は動かさずに候補手をできるだけ先まで紙等に書き出してみる、という方法を薦めたそうです。それを聞き、「それはいいトレーニングになりそうだ。しかし、どこかで聞いたな。Kotov の Think Like a Grandmaster だったかな?」と思い出そうとしていました。後で松戸のホームページの講義録を見たら、やはり、Kotov でした。しかし、本のタイトルは Play Like a Grandmaster となっていました。誤記かと思いましたが、そうではありませんでした。後者は前者の続編のようです。

なんとか Visualization は鍛えたいですね。答えを覚えてしまった問題が多い ChessQuizz の問題を繰り返し解くよりは、上記の方法で自分のゲームの中のクリティカルな局面を解析する方が有意義そうです。iPhone のおかげで電車の中の時間が以前よりも有効に使えるようになりましたが、最近(ChessQuizzの全問制覇以降)はチェスよりも優先度の高いこと(生活、仕事)のために使っています。時間が欲しい ...

2010年2月21日

松戸の例会

Behind the Scene の 2010/1/11 の記事で馬場さんは「年間100試合」というアドバイスをされていました。私へのアドバイスではありませんが、目安にしようと思いました。1ヶ月あたり約8.3局。先月は良かったのですが、最近はチェスに避ける時間が少なく、2月は今日の松戸の例会くらいしか行けそうにありません。

電車の中でみとじんさんにいただいたスカンディナヴィアンの資料に目を通していました。Corus でスカンディナヴィアンが使われていたので、気になってきたのです。それにシシリアンのメインラインは難しく、最善のラインをゲーム中に自力で見つけ出せる自信がなくなってきました(レーティングが2000前後の人達と話したからそういう印象を受けたのかもしれませんが)。

1局目。K君(1470)。黒番。1.e4 来ました。封印していたはずのスカンディナヴィアンを使いました。しかし、いつもと違うのは初めて 3...Qd6 を使った点です。序盤の展開が遅れてしまうのはいつものことですが、中盤から段々良くなってきました。図は私が 20...Bg7-h6 と指したところ。


2k4r/2p2p2/p3p2b/1p6/6p1/1BN1Rb2/PPP2P1P/6K1 w - - 0 21

狙いは、...Bf4 から ...Rh1# です。勝ち。なお、私はまったく気が付かなかったのですが、隣のボードでCさんが同じスカンディナヴィアンの 3...Qd6 を指していたそうです。Cさんは私と同じようにDさんからスカンディナヴィアンのDVDを借りて、覚えるのが簡単だから使い始めたそうです。以下は1局目の様子です。




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2局目。Sさん(1718)。白番。Colle。マテリアル的には互角ですが、私の方がポーン・ストラクチャーが乱れています。図は、31. Kg1-f1 Ke8-d8 32. Ke1 Kc7 の直後です。


8/2kr1pp1/4p2p/1pb1P3/8/P2pP3/5PPP/2BRK3 w - - 0 33

お互いキングを争点となっているエリアに近づけてきたわけですが、私は直前の2手と同じようにキングを動かしました。33.Kd2? b4!


bポーンを取ったら、...Bb4# です。34.Bb2 bxa3 負け。以下は2局目の様子です。



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3局目。Eさん。日本ではURですが、FIDEのレーティングは約2100。局後にWFMだと教えてくれました。白番。スラブを避けてなんとか Colle に transpose させようとして不自然な手順で指していましたが、手損に終わっただけ。以下は私が 15.Qxb7 と指したところ。


r3r1k1/pQ1npp1p/5bpB/q1p5/3P4/2PB3P/PP3PP1/1K1R3R b - - 0 15

Eさんの手は 15...Reb8!?(15...Rab8 だったら、あとで Qc8+ が出来ません)。ナイトを取るとメイトになりそう(16.Qxd7 Rxb2+ 17.Kxb2 Rb8+)だったので、16.Qa6 Qxc3



17.Qc8+ Rxc8 18.bxc3 cxd4 でポーン・ダウン。



18.cxd4 だと 18...Rab8+ 19.Ka1 Bxd4# なので、仕方なく 18.c4 ですが、18...Ne5 でさらにポーンが落ちます。負け。

2010年2月18日

リンク集

自分のホームページにリンク集を加えようと思い、せっせと準備しています。しかし、更新が止まってしまっているブログやサイトが結構あります。

2010年2月17日

パズル系の本

The Book of Extraordinary Chess Problems: 120 Unusual Puzzles という本を欲しい方に差し上げます。ページは黄ばんでいます。



解説は Amazon.com を見てもらおうと思ったのですが、解説どころか写真すら無いようなので、背表紙の文言と目次の一部の写真も載せておきます。




私は1問も解いてない(というか1ページも読んでない)ので感想は聞かないで下さい。前回と同様に手渡しできる方だと都合が良いのですが、できればプロブレム好きの人にあげたいと思っています。コメントもしくはメールで連絡を下さい。

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チェスの玉手箱 が一時的に閉鎖された際、『理詰めのチェス』を読み終えてないことを後悔しました。いつかは読もうと思っていてまだ読んでないものが他にも幾つかありました。もう消えることはないと思いますが、念のため、アーカイブの幾つかを丸々自分のノートPCにダウンロードしました。html ファイルとして保存してますが、画像の数がすごいです。そのほとんどが局面図でしょうが、4000枚を超えています。

2010年2月14日

CTSも

朝の ChessQuizz の全問制覇に続き、日課のCTSも正解率が上昇(93.6% → 93.7%)。明日は通常よりも早く出社するので10問だけ解いたらすぐに寝るつもりでした。変な欲を出さなかったのが良かったのかもしれません。



ChessQuizz 全問制覇

昨晩のサーバ障害に対処するため、やむを得ず出社することに。気が重かったですが、電車の中で ChessQuizz の最後(360問目)の問題が出題されました。これで全問制覇を達成。これで少し気分が良くなりました。達成直後のパフォーマンスは以下のように2652で、世界チャンピオン級ということになりました。言うまでもなく私にそんな実力があるはずがなく、最後の問題を早く見たいがために答えを覚えてしまっている問題をせっせと機械的に片付けた結果です。目的を達成した後は、答えが分かっていてもじっくりと取り組むようにしており(本来あるべき姿です)、パフォーマンスは下降中です。また、もう今となってはどうでもいいことですが、ChessQuizz の各問題の出現確率は均等ではなかった気がします。特定の何問かは出題頻度が高いようで短時間(2~3分)の間に3回以上出題されることもあったからです。



会社帰りに池袋の本屋(ジュンク堂)に寄りました。ビジネスの雑誌を買いに行ったのですが、ついでにチェスのコーナーを覗いてみました。



2010年2月13日

バックアップ

何日か前、福岡チェスクラブのホームページ等がウィルスによる被害を受けたと知った時、自分のPCのバックアップをとりました。

今日、ChessQuizz で初めて見る問題が出題され、画面をキャプチャーしました。これで全問制覇まで残り1問となりました。画像はPCに保存しているので、今日もまたバックアップしました。

職場のサーバで障害があり、データが一部失われました。ディスクのバックアップは自動的に取得されているのですが、データが失われた状態でバックアップされてしまったので、正副共にデータが欠けている状態となってしまいました。これではバックアップを取っていた意味がありません。

2010年2月10日

乱数

今日も懲りずに ChessQuizz。昨日までは特定の30~40問ばかりが繰り返し出題されている気がしてゲンナリしましたが、今日はここ数日間見ることのなかった問題がチラホラ。「今日は種が良いかも」。そう思うと、期待が高まります。

種(シード)とは乱数の生成に使う数字で、ChessQuizz のように出題する問題をランダムに選ぶようなプログラムでは内部で乱数を使っています。ほとんどのコンピュータ言語で共通した仕様だと思いますが、同じ種(シード)を指定すると同じ乱数(正確には、乱数のように見える一連の数字)が生成されます。しかし、それだと乱数の意味がないことが多いので、コンピュータの時刻を種として使うことが多いです。

今日は ChessQuizz を起動した時刻が良かったのかもしれません。運良く初めて見る問題が出題されました。これで全問制覇まで残り2問となりました。

2010年2月9日

ChessQuizz、CTS

電車に乗る時はだいたいいつも ChessQuizz をやっています。全問制覇まで残り3問ですが収穫の無い日が続いているのでその3問は実は存在しないのではないかという気がしてしまいます。以下はその ChessQuizz の中でも難易度がかなり高いと思われる問題です。各手の意味はもう分かったつもりですが、直感的に分かりにくい手が多いです。前回と同様、正解は白い字で矢印の間に書いてありますので、範囲選択して字の色を反転させて下さい。白先白勝ち。


1r1q1b1k/R4P1p/5np1/1p1P4/1PpQ4/2P5/5Bp1/6K1 w - - 0 1

1. Rd7 Qb6 2. Qe5 Qa6 3. Qxb8 Qa1+ 4. Kxg2 Kg7 5. Qxf8+

Chess Tactics Server は日課を1日10問以上に変えたのですが、精神的によろしくない気がします。以前は仮に2問間違えてしまっても「ゆっくり挽回すればいいや」と思える心の余裕がありました。今は1問間違えると19問連続正解しなければ(そうすると正解率95%に近づく)というプレッシャーを感じてしまい、そういう時に限って連続正解を維持できずに次のミスをしてしまい、さらに暗い気分になります。

2010年2月7日

差し上げます

チェスの本とソフトをそれぞれ欲しい方に差し上げます。希望者が複数いた場合、おそらく手渡しできる方を優先すると思います。

本は Pandolfini の Weapons of Chess で初級~中級向けのチェス用語の解説書です。2冊持っているので(ボケていたわけではありません)1冊は手放すことにしました。本の紹介は Amazon.com 等をご参照下さい。



チェスソフトは ChessMaster 8000 です。動作環境が Windows 95/98 と古いので欲しい方はいないかもしれません。2月14日までに希望者が現れなかった場合、たぶん捨てます。



近々、他のチェスの本も放出すると思います。

ちなみに、音楽のCDとかチェスに関係ない物もいろいろと処分中です(ツタヤ等に売り飛ばすつもりです)。ほとんどロック系のCDですが、チェスを指す人でロックが好きという人を聞いたことがない気がします。ロックを好むチェス・プレーヤーも当然いるのでしょうが、チェスのブログや機関紙の自己紹介欄を読む限り、クラシックを聴く人ばかりの気がします。

2010年2月3日

日課のちょっとした変更

私の日課は Chess Tactics Server の問題を1日に10問解くこと。厳密に言うと今までは「きっちり10問」だったのですが、別にそんなところにこだわる必要がない気がしてきたので「10問以上」に変えることにしました。そして、今日はさっそく62問。たくさんやって今日中に正解率を上げようとしたのですが、3問も間違えてしまいました。幸い、正解率は下がりませんでした。

ChessQuizz は昨日までは初めて見る問題のスクリーンショットを撮ることに夢中でした。しかし、もうなかなか出てこないので(ちなみに、今日は運よく1問だけ出ました)、分からなかった問題の検証をきちんとすることにしました。分からなくても正解の手順だけを覚えてしまい、どうしてそれが正解なのか理解していない問題がかなりあります。大概の問題は時間をかければ疑問は解消するのですが、なかなか理解できない問題も中にはあります。以下の問題もその1つ。白先白勝ち。1手目も2手目も(白の手も黒の手も)なぜその手でなくてはならないのか私にはまだ解明できていません。正解は図の下のFENコードの下に白い字で書いておきますので、知りたい方は矢印の間を範囲選択して字の色を反転させて下さい。


r1bqnrk1/pp1pppbp/6p1/n3P3/3N4/1BN1B3/PPP2PPP/R2QK2R w KQ - 0 1

1. Bxf7+ Kxf7 2. Ne6 dxe6 3. Qxd8

2010年2月2日

布教活動

立ち寄ったラーメン屋に落書き帖が置いてあったので、比較的目立つところ(写真の右上)にチェスの宣伝をしておきました。ついでに自分のホームページに誘導するようなことも書いておけばよかったな、と後で考えましたが『今日はチェス曜日』にはルールを知らない人向けのコンテンツがあまりないことに気付きました。これは長期的課題ということにしておきましょう(と言っても、自分でルールを解説する気はしないので他のサイトにリンクを貼るだけで終わらせるつもり)。


電車の中ではひたらす ChessQuizz。しかし、見たことのある問題ばっかり。難易度が高い問題でも答えを覚えてしまっているのでサクサク進み、パフォーマンス(≒レーティング)が異常に高くなってきました。初めて見た問題は今日はたったの2問だけ。全問制覇まで残り4問ですが、明日以降は1日に1問でも新しい問題が出ればラッキーなのでしょう。



2010年2月1日

制覇したい

ChessQuizz の全問制覇まであと6問です。

制覇と言えば、日本国内のすべてのチェスクラブも制覇しようと思っています。別に道場破りとかではなく、一度は例会や大会に参加したいという意味です。全国大会の地区予選はその良い機会なのですが、まだ行ったことのない神戸と札幌は諸々の理由により今年は難しそうです。

カロカンノートというブログに久留米チェスサークルの例会予定が載っているのを発見。活動を休止するという話は過去に聞いたのですが、活動を再開していたのは知りませんでした。久留米にもいつかは足を運びたいと考えています。