2017年6月24日

Blitz 5|5 目標達成!


正月に目標として掲げた年内に Blitz 5|5 でレーティング 1500 を超すことを本日達成でました。

今月上旬は1400を割っていて泣きたい気分でしたので「焦るな。今年はまだ6ヶ月以上残っている。ゆっくり行こう。」と自分を慰めていました。ところが、その後 11 ゲーム連続して勝ち もしくは 格上相手にドローという好成績でした。別に悟りを開いたわけでも、相手がブランダーをかますような呪いを覚えたわけでもありません。特に今日のゲームは相手のレーティングが 1600以上だったので弱気な私はそれを見ただけで負けた気になっていましたが、15手目で相手のクイーンがタダ落ちして相手がその場でリザイン。運が良かったとしか言いようがありません。

これまでやってきた感想をまとめると ...
(1) ブランダーの種類を記録し、当時は比較的多かった hanging piece の見落としを減らすこと。これが一番レーティング向上に効いたと思います。
(2) 候補手をもっと探すといいと感じていますが、これはいまだに満足に出来ていません。
(3) 自信を持って言えることではないですが、毎日指していたことも効果はある気がします。健康のためには、運動や栄養摂取を1年に1回だけ猛烈に頑張っても無駄で、日常的に取り組まないのと意味がないのと同じで。
(4) 目標を公言することは良いプレッシャーになります。まあ、達成できたから良いようなものの、そうでかなったら辛いだけですが。

これからどうするかというとレーティング 1600 を目指すのではなくいろいろなオープニングを試そうと考えています。例えば、シシリアンとか。レーティングを気にしている間はそういう実験的なことはやりにくかったので。

2017年6月2日

Blitz 5|5 の5月の結果

今のところまだ1日も欠かさず1日1局指させてます。

状況は上のグラフの通り、先月に比べると若干後退気味に見えますが、5月中旬には過去最高の 1474 を記録したのであと少し(26)で目標を達成できるところでした。また、レーティングは下がっていますが、hanging(今すぐ自分が取れる駒、相手が取れる私の駒)の見落としは先月よりも減っています。なので、悪いことばかりではありません。

しかし、3月末に書いたような「When you see a good move, look for a better one(良い手を見つけたら、もっと良い手を探せ)」というか「When you see a move, look for another one (手を1つ見つけたら、他の手も探せ)」についてはまだまだ出来ていません。特に何らかの threat があるとそれに対処した時点で思考が止まりがちです。例えば、以下の局面は昨日 twitter で呟きましたが、相手のビショップがe1のルークを取りに来たので 33.Rxe8 を指しましたが、本来は 33.Rxc7# でメイトでした。

2手先、3手先はブリッツでなくても正確には読めないのでそういうところを改善するのは難しいと思いますが、上の局面なら誰かが「33.Rxe8 よりもっと良い手があるよ」と囁いてくれさえすればきっとメイト出来ることに気付いたでしょう。つまり、必要なのは読む精度ではなくて読む候補手の数を今より1つ増やすことなんです。言うは易しですが、出来なくもないので、常に他の手も探すように気を付けるようにします。