2014年4月26日

小島君のレクチャー: ダブル・ルーク


以下の局面(白番)から 2.Rf1 で f ポーンを守るのが実は良くなく、白としては 2.a6 でルークを一組交換してドローを狙った方が良いというのは意外でした。

6k1/5p2/4ppp1/P7/8/7P/1rr2PP1/R3R1K1 w - - 2 2
エンドゲームでは直感が通用しないケースが多々ありますが、これもその一つですね。お互いに好き勝手した場合に(白はプロモーション狙い、黒はメイト狙い)それぞれ何手かかるのか読まないと(数えないと)なりませんが、言うは易し。それ以前に 2.Rf1 に対する 2...Ra2 も 3.a6?! に対する 3..Rxf2! が見つけられないとお話になりません。

ルーク1つの方が、当たり前かもしれませんが、ルーク2つより危険が少ないということは分かりました。

2014年4月12日

Bishop & Knight mate

ビショップとナイトを使って相手キングをメイトするのは簡単ではありません。

私自身は実戦での経験はありませんが、他の人のゲームでは見たことがあります。相手を見事に仕留めた人もいますが、レーティングが1900もあるのに間違えてステールメイトにしてしまった人も見たことがあります。

ルービックキューブの解法のように追い詰め方を覚えてしまうのが一番だろうと考えつつも今までは出来ないでいました。『Pandolfini's Endgame Course』には追い詰めるべき角に近い状態から問題が始まりますが、ランダムな配置から始めると自力ではその局面までたどり着けないのです。幸い、最近 Koba-Chess で間違った角(ビショップと異なる色の角)から正しい角(ビショップと同じ色の角)への誘導方法が紹介されていたので、それを真似てFritzを相手に反復練習をしました。

一応覚えたつもりですが、うっかり間違えて逃がしてしまうと50手はあっという間だし、時間が経つと忘れてしまいそうなので、ちょくちょく復習しようと思います。

チェスで確実に何かを覚えられたと実感するのは超久しぶりな気がします。

2014年4月7日

オープニングの本2冊


Amazonで注文した2冊の本が予定よりも早く届きました。最近白番における特定のラインの強化の必要性を感じており、その要望にフィットする内容の本をDavid Rudelがたまたま書いていました。彼の本はもう持っているので分かりますが、彼は長いラインをダラダラ並べるよりもジョーク混じりの文章で説明します。上級者は物足りないと感じるかもしれませんが、読み易いし私にはこれで十分です。