今日は例会が5ヵ所でやっていたのですが、久しく公式戦で指してなかったので迷わず北千住へ。調べたら最後の公式戦はちょうど3ヶ月前の神戸だったようです。
1局目。黒。カナダから来たH君。スカンディナヴィアン。1.e4 d5 2.exd5 Qxd5 3.Nc3 Qd6 4.d4 Nf6 5.Nf3 って非常にオーソドックスなオープニングだったし、違和感のある手はなかったし、自分と同じくらいの強さだと感じたのですが、なんとチェスを始めてたった2ヶ月?次回当たった時にはもう勝てないがします。
2局目。白。Sさん。Colle System。勝因は下の図の 24.d4-d5 突き。
2r3k1/p2r1ppp/1pb1p3/3PP3/2P2R2/B7/P5PP/5RK1 b - - 0 24
狙い(妄想?)は f8 の地点でメイトスレットになる 24...exd5 25.e6(以下の図)
驚いたことに即座に読み切られ、ほんの数秒で
24...Bxd5 とビショップを捨ててきました。しかし、ピースアップしたここからが長い道のりでした。私の要領の悪さに見ていた方はさぞかしじれったかったことでしょう。以下が最終局面ですが、61手目までかかりました。
疲れました、非常に。座って手を動かしていただけなのに。本当に疲れているのはきっと脳ミソだけだと思いますが、脳はあたかも体中が疲れているかのように “錯覚” させるような物質を分泌している気がします。
2012年5月12日
2012年5月5日
嵐の前の静けさ
昨日 Chess.com にて進行中のゲームがなくなりました。完全になくなったわけではなく、次のラウンドが開始するまでの束の間の休息です。しかし、2010年の8月に最初の大会に参加して以来こんな状態は初めてなのでそわそわして落ち着きません。次ラウンド開始待ちの大会は以下の3つですが Gutter Brawl と 1v1 Najdorf は進行中のゲームがそれぞれ1つしか残ってないのでいつ次ラウンドに突入してもおかしくない状況です。Gutter Brawl の22ゲームが開始するとそれだけでかなりの負担になりますが、その上に Scandinavian の14ゲームが乗っかってくるといくらチェスが “趣味” とはいえかなりのストレスになりそうです。
■"No Mercy" Gutter Brawl / 第2ラウンド開始待ち / 同時に22ゲーム / 5日/手
■Scandinavian Defense: Schiller-Pytel Variation / 第2ラウンド開始待ち / 同時に11ゲーム / 7日/手
■1v1 Najdorf / 第6ラウンド開始待ち / 1ゲームのみ / 1日/手
■"No Mercy" Gutter Brawl / 第2ラウンド開始待ち / 同時に22ゲーム / 5日/手
■Scandinavian Defense: Schiller-Pytel Variation / 第2ラウンド開始待ち / 同時に11ゲーム / 7日/手
■1v1 Najdorf / 第6ラウンド開始待ち / 1ゲームのみ / 1日/手
2012年4月26日
Ultimate CATALAN! 優勝
Ultimate CATALAN! は私が初めて参加した Chess.com の大会で、名前の示す通りカタラン(1.d4 Nf6 2.c4 e6 3.g3)のテーマ戦です。
2010年の8月に始まった大会は10人によるダブルラウンドロビンでタイムコントロールは7日/1手。
この大会に参加したことでカタランに詳しくなったかというとそんなことはありません。しかし、少なくとも大会に参加する前にはあったカタランに対する漠然した不安感はなくなりました。
今日最後のゲームが終了し、私の優勝が確定しました。優勝というとなんかすごそうですが、負けそうだったゲーム2つは相手の時間切れに救われましたし、実は2ラウンド目は全ゲーム時間切れ勝ちだったので内容が素晴らしいわけではありません。しかし、一応日の丸を一番上に持ってこれたことは嬉しく思ってます。
2012年4月21日
Check Mate Lounge
Check Mate Lounge はGM Nigel Short に FM の羽生さんとFM 小島君が同時対局で挑戦するというイベントでした。私はイベント会場に赴くことはできませんでしたが、幸いこのイベントは ニコニコ生放送 で中継されました。その中継を見るため、ニコニコ動画のアカウントも作り、夫婦で見ていました。
最初のうちは5秒に一度くらい止まったり、有料会員を優先するために追い出されたりもしましたが、いつの間にか安定して見られるようになりました。
YouTube に比べて違和感があったのが、画面に視聴者からのコメントがありのまま流れること。ネガティブなコメントでもフィルターなしでバンバン流れます。視聴者の中にはチェスに詳しくない人が明らかに多かったので、途中から私はチェスプレーヤーの立場から解説を補足したり、Nigel Short の発言内容を和訳したりしていました。
また、ニコ動は YouTube よりも相互参加の機能が優れていて、放送中に視聴者アンケートが何回かありました。
動画は当日のイベントをほぼリアルタイムで流しているためところどころ退屈な場面もありました。しかし、イベントそのものも動画配信も成功と見なせると思います。視聴者は約1万人くらいから始まり、最終的には十万人を超えたようです。今時点では将棋の方が好きって方の方が圧倒的ですが、もともとチェス人口は少ないのでこのイベントを機に動画をご覧になった人の1%でも実際にチェスを始めてくれたら嬉しいなと思います。そういうことが実際に期待できる点でこのイベントの意義は大きかったでしょう。
知っているチェスプレーヤーも結構たくさん映りましたが(特にブリッツ対局)、いつもと違って正装しているのでいつもと雰囲気が違っていました。この動画を見てチェスって堅苦しいゲームだってイメージは持って欲しくないですね。カジュアルに楽しんで欲しいと思います。
最初のうちは5秒に一度くらい止まったり、有料会員を優先するために追い出されたりもしましたが、いつの間にか安定して見られるようになりました。
YouTube に比べて違和感があったのが、画面に視聴者からのコメントがありのまま流れること。ネガティブなコメントでもフィルターなしでバンバン流れます。視聴者の中にはチェスに詳しくない人が明らかに多かったので、途中から私はチェスプレーヤーの立場から解説を補足したり、Nigel Short の発言内容を和訳したりしていました。
また、ニコ動は YouTube よりも相互参加の機能が優れていて、放送中に視聴者アンケートが何回かありました。
動画は当日のイベントをほぼリアルタイムで流しているためところどころ退屈な場面もありました。しかし、イベントそのものも動画配信も成功と見なせると思います。視聴者は約1万人くらいから始まり、最終的には十万人を超えたようです。今時点では将棋の方が好きって方の方が圧倒的ですが、もともとチェス人口は少ないのでこのイベントを機に動画をご覧になった人の1%でも実際にチェスを始めてくれたら嬉しいなと思います。そういうことが実際に期待できる点でこのイベントの意義は大きかったでしょう。
知っているチェスプレーヤーも結構たくさん映りましたが(特にブリッツ対局)、いつもと違って正装しているのでいつもと雰囲気が違っていました。この動画を見てチェスって堅苦しいゲームだってイメージは持って欲しくないですね。カジュアルに楽しんで欲しいと思います。
2012年4月7日
8×8の例会、クローズドトーナメント
場所は汐留の KAFKA という店の二階でした。テーブルやソファーとシンクがあり、生活感のないマンションのようなその空間はレンタルルームだそうです。
同じ クローズドトーナメント に参加している人達がいたので極力その人達と指すようにしました。
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1局目。白。Hさん。ダッチ。
序盤も中盤も押されっぱなしでいいところ無し。
2r1r1k1/pp4p1/3b3p/8/4pp1P/1bPp3N/1P1B1PP1/2K1R2R w - - 0 26
しかし、お互いに持ち時間が切れかけてくるうちになぜか状況が改善され勝てました。失敗したと思ったのはクローズドトーナメントは棋譜を提出することになっているのに棋譜の最後の方は汚くて読めないこと。再現するのに苦労しました。
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2局目。黒。Kさん。スカンディナヴィアン。
r3k2r/1bpqb1p1/p3pp2/1p2Q2n/3PN3/PBN2PP1/1PP5/3R1RK1 w kq - 0 20
19...f7-f6? は白クイーンを追いつめたつもりで喜んで指しましたが b3 のビショップの利きを見落としていました。それでポーンを損しましたが、相手のブランダーに助けられて逆転勝ち。
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3局目。白。チェスは長い間指していなかったというWさん。1.d4 に対する 1...Nc6 に内心ちょっと動揺しました。それ以降も不思議な差し回しに翻弄されましたが、なんとか勝てました。
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4局目。黒。Oさん。QGDのケンブリッジスプリング。クイーンサイドでしくじって1ポーンダウンでした。自分のルークをaファイルから離さないようにし、尚且つ、白のルークが横に動いてチェック→キングがチェックをよける→ a8=Q とならないように細心の注意をはらっていました。ドロー。
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夜はさらに Chess.com で クローズドトーナメント を1局。内容のひどいスカンディナヴィアンでしたが、ポーン損を逆色ビショップにして耐えました。ドロー。自動的に threefold を判定してくれないのがちょっと驚きでした。
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Chess.com では Sicilian Najdorf の大会がまだ半年も経っていないのに第5ラウンドに突入しました。さすがに1日/1手の大会は進むのが早いです。私が初めて参加した大会は7日/1手で1年半以上経ってもまだ第2ラウンドです。
2012年4月4日
勤続20年の記念品、クローズドトレーニング、等
会社から勤続20年の記念品をいただけることになりました。選択肢は以下の通り。
どれを選ぶかだいたい見当がつきますよね?ちなみに、腕時計は Mondaine のデザインが気に入っていて20年くらい Mondaine 一筋。今のはその3代目か4代目。財布は使い勝手を重視して20年くらいオーダーメードで作っています。アルコールは飲まないし ...と消去法で選択肢を絞るとチェスセットかカメラくらいしか残りません。
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チェスのクローズドトレーニングが近々始まります。25分+15秒/手のスタンダードと3日/手のオンラインがあります。興味のある方は Online Chess League をご覧下さい。私は時間を確保できるのかちょっと不安ですが、スタンダードに申し込みました。主催者の twitter でのつぶやき によると「25-15の方は今週の金曜日にしめて、試合開始します。http://chess.comの方は来週金曜日にしめます」とのことなので申し込みはお早めに。
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日課の Chess.com の Tactics Trainer の状況です。
正解率は Chess Tactics Server の頃に比べると著しく低いです。レーティングは1700を下回ったり1800を超えたりと波が激しいですが、最近はそのブレ幅が狭まってきた気がします。ちなみに、今日は自己ベストを更新しました(1868)。
どれを選ぶかだいたい見当がつきますよね?ちなみに、腕時計は Mondaine のデザインが気に入っていて20年くらい Mondaine 一筋。今のはその3代目か4代目。財布は使い勝手を重視して20年くらいオーダーメードで作っています。アルコールは飲まないし ...と消去法で選択肢を絞るとチェスセットかカメラくらいしか残りません。
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チェスのクローズドトレーニングが近々始まります。25分+15秒/手のスタンダードと3日/手のオンラインがあります。興味のある方は Online Chess League をご覧下さい。私は時間を確保できるのかちょっと不安ですが、スタンダードに申し込みました。主催者の twitter でのつぶやき によると「25-15の方は今週の金曜日にしめて、試合開始します。http://chess.comの方は来週金曜日にしめます」とのことなので申し込みはお早めに。
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日課の Chess.com の Tactics Trainer の状況です。
正解率は Chess Tactics Server の頃に比べると著しく低いです。レーティングは1700を下回ったり1800を超えたりと波が激しいですが、最近はそのブレ幅が狭まってきた気がします。ちなみに、今日は自己ベストを更新しました(1868)。
2012年3月25日
GM Chernin によるレクチャーと同時対局
朝霞、久しぶり。以前ファミリーマートだったところがすき家に変わってたりしました。
会場に着いたら、GM Chernin にサインをいただきました。GM John Nunn 著の Understanding Chess Move by Move の第1ゲームが GM Chernin の勝ちゲームだったため、その本にサインをいただきました。
レクチャーはキャスリング済みのキングを攻撃するために知識をどう活用するかというテーマ。
同時対局はパス無しでした。私の見える範囲では 1.d4 か 1.c4 ばかりで、私は 1.d4 で開始。両隣は比較的早い段階で駒損。私はポジションを悪化させない程度にピース交換を進め、白のナイトと黒のビショップのエンドゲームに入りました。私がリザインした時には他の人はすべて終わっていました。つまり、負けた中では一番持ち堪えたことになります。ドローに持ち込めた人も3人はいたようです。
朝霞の皆様、素晴らしい企画をありがとうございました。
会場に着いたら、GM Chernin にサインをいただきました。GM John Nunn 著の Understanding Chess Move by Move の第1ゲームが GM Chernin の勝ちゲームだったため、その本にサインをいただきました。
レクチャーはキャスリング済みのキングを攻撃するために知識をどう活用するかというテーマ。
同時対局はパス無しでした。私の見える範囲では 1.d4 か 1.c4 ばかりで、私は 1.d4 で開始。両隣は比較的早い段階で駒損。私はポジションを悪化させない程度にピース交換を進め、白のナイトと黒のビショップのエンドゲームに入りました。私がリザインした時には他の人はすべて終わっていました。つまり、負けた中では一番持ち堪えたことになります。ドローに持ち込めた人も3人はいたようです。
朝霞の皆様、素晴らしい企画をありがとうございました。
2012年3月21日
第九回小島チェススクール
最終回です。テーマは戦略的視点Ⅱ。
1. e4 e5 2. Nf3 Nc6 3. Bb5 a6 4. Bxc6 dxc6 5. d4 exd4 6. Qxd4 Qxd4 7. Nxd4 の局面での白のプランは、eポーンを進めてあわよくばプロモーションすること。そのプランだけなら私レベルでも思いつくことは出来ますが、実際に難しいのはその実現手段です。ゲームを解説付きで並べていただくとさも当たり前のように見えてしまいますが、自分でやろうとしたら至難のわざです。ちなみに「弱い人はピースの交換を進めればドローっぽくなると考えがちですが」という前ふりにドキッとしました。
話がちょっと飛びますが、私は強くなるために必要な要素を分類し、それぞれをどう鍛えるか考えることがあります。要素の例としては ...
①先まで頭の中で読む力。タクティクスがありそうだと気付いてもそれを検証できなければあまり意味がありません。私の苦手領域ですが、通信チェスのように駒を動かしながら検討できる状況では必須のスキルではありません。
②知識。今回のような戦略的視点も、オープニングの知識も、エンドゲームの知識も、とりあえず知識としてひとくくりにします。
③パターン認識力(応用力)。知識があっても実戦で活かせなければ意味がありません。どういう場合にピースの働きが良くてどういう場合に悪いかを判断出来たとしても自分のゲームで働きの悪いピースを抱えてしまうようではしょうがないです。また、仮に数手先まで読む力があったとしても、コンピュータのようにありえる手を片っ端から読んでいくわけにはいきませんから、ある程度候補手を絞る必要があります。候補手を絞ったり、逆に候補手として思い付くにはそれなりの知識を保有していることが前提となります。例えば、Lucena Position を知らなければ実戦の中でひらめくことはまずないでしょうし、知っていても(うまく単純化する等して)その局面に誘導できることに気付けなければ不十分です。自分の現在置かれている局面を自分の知っている知識を活用して、どう有利にするかはパターン認識力(応用力)が問われます。
レクチャーを受けることによって、戦略的なメリットが得られるケースを知識として蓄え(上記②に役立つ)、紹介していただいたゲームでそのアイディアを応用できる局面を理解する(上記③)のに役立ったと感じます。
小島大先生、ありがとうございました!すべての回に参加した者として、この一連のレクチャーで学んだことがこんな風に成果としてあがりましたとこのブログ上で報告出来るように頑張ります。
1. e4 e5 2. Nf3 Nc6 3. Bb5 a6 4. Bxc6 dxc6 5. d4 exd4 6. Qxd4 Qxd4 7. Nxd4 の局面での白のプランは、eポーンを進めてあわよくばプロモーションすること。そのプランだけなら私レベルでも思いつくことは出来ますが、実際に難しいのはその実現手段です。ゲームを解説付きで並べていただくとさも当たり前のように見えてしまいますが、自分でやろうとしたら至難のわざです。ちなみに「弱い人はピースの交換を進めればドローっぽくなると考えがちですが」という前ふりにドキッとしました。
話がちょっと飛びますが、私は強くなるために必要な要素を分類し、それぞれをどう鍛えるか考えることがあります。要素の例としては ...
①先まで頭の中で読む力。タクティクスがありそうだと気付いてもそれを検証できなければあまり意味がありません。私の苦手領域ですが、通信チェスのように駒を動かしながら検討できる状況では必須のスキルではありません。
②知識。今回のような戦略的視点も、オープニングの知識も、エンドゲームの知識も、とりあえず知識としてひとくくりにします。
③パターン認識力(応用力)。知識があっても実戦で活かせなければ意味がありません。どういう場合にピースの働きが良くてどういう場合に悪いかを判断出来たとしても自分のゲームで働きの悪いピースを抱えてしまうようではしょうがないです。また、仮に数手先まで読む力があったとしても、コンピュータのようにありえる手を片っ端から読んでいくわけにはいきませんから、ある程度候補手を絞る必要があります。候補手を絞ったり、逆に候補手として思い付くにはそれなりの知識を保有していることが前提となります。例えば、Lucena Position を知らなければ実戦の中でひらめくことはまずないでしょうし、知っていても(うまく単純化する等して)その局面に誘導できることに気付けなければ不十分です。自分の現在置かれている局面を自分の知っている知識を活用して、どう有利にするかはパターン認識力(応用力)が問われます。
レクチャーを受けることによって、戦略的なメリットが得られるケースを知識として蓄え(上記②に役立つ)、紹介していただいたゲームでそのアイディアを応用できる局面を理解する(上記③)のに役立ったと感じます。
小島大先生、ありがとうございました!すべての回に参加した者として、この一連のレクチャーで学んだことがこんな風に成果としてあがりましたとこのブログ上で報告出来るように頑張ります。
2012年3月14日
第八回小島チェススクール
テーマは Strategical point of view の前編でピース交換の是非に焦点が絞られていました。
例えば、Ruy Lopez の Breyer Variation で始まった以下のような局面で、白は黒マス ビショップをどうすべきか?
1. e4 e5 2. Nf3 Nc6 3. Bb5 a6 4. Ba4 Nf6 5. O-O Be7 6. Re1 b5 7. Bb3 d6 8.c3 O-O 9. h3 Nb8 10. d4 Nbd7 11. Nbd2 Bb7 12. Bc2 Re8 13. Nf1 g6 14. Ng3 Bf8 15. a4 Bg7 16. Bd3 c6 17. Bg5 Nf8 18. Qd2 Ne6
選択肢は 19.Bxf6, 19.Be3, 19.Bh6, 等。私ならピルツの時と同じ発想で 19.Bh6 ですが、黒マス ビショップ同士を交換した後、黒に ...Nf4 とされるとやっかいなので 19.Be3 と引くのが良いそう。
また、以下のような局面であれば、黒は d4 のマスをナイトで占拠すべくピースを連携して行動します。自分には出来ない発想だからこそ聞いた甲斐があります。言われなきゃ d4 にナイト置かれたら追い返しにくいなんてこと思いつきもしないし、そういう長期的な戦略に基づいてピースを配置するということも単にゲーム数を多くこなせば身に付くものではなく、先人に学ぶのが一番です。
r2qk2r/p2pppbp/1pn3pn/2p5/2P2P2/2N3P1/PP1P1PBP/R1BQ1RK1 w kq - 4 9
ちなみに、私はレクチャーの中で取り挙げられた局面を紙に書き写しています(保険として iPhone で画像も撮っていますが)。それを繰り返すうちに自分流のチェス記号が洗練されてきました。最初の頃はポーンは⊥、ビショップをΛで表現していましたが、試行錯誤の末、ポーンをΛにしてビショップを△で表現するのが速くて且つ直感的に識別しやすいという結論に達しました。
-----
twitterでの日々の報告をしなくなったので気付いた方もいましたが High-Speed Replay Training(手の意味は考えずにとにかく高速で並べる)はやめてしまいました。一番の原因は時間が足りないことです。睡眠時間を削ってまでやると翌日は眠くなりますが、社会人はそういうことをすべきでないと考えています。
また、同様な理由で通信チェスのゲーム数を減らしたいと考えています。しかし、1つの大会("No Mercy" Gutter Brawl)が次ラウンドに進むと一気に22ゲームが増えます。これと現在進行中の8ゲームが重なると地獄なので、スカンディナヴィアンの大会は次ラウンドに自分が進まないようにポイントをコントロールすることを思いつきましたが、時すでに遅し。生活に支障が出るようだと幾つかのゲームは泣く泣くリザインしなければならないかもしれません。
例えば、Ruy Lopez の Breyer Variation で始まった以下のような局面で、白は黒マス ビショップをどうすべきか?
1. e4 e5 2. Nf3 Nc6 3. Bb5 a6 4. Ba4 Nf6 5. O-O Be7 6. Re1 b5 7. Bb3 d6 8.c3 O-O 9. h3 Nb8 10. d4 Nbd7 11. Nbd2 Bb7 12. Bc2 Re8 13. Nf1 g6 14. Ng3 Bf8 15. a4 Bg7 16. Bd3 c6 17. Bg5 Nf8 18. Qd2 Ne6
選択肢は 19.Bxf6, 19.Be3, 19.Bh6, 等。私ならピルツの時と同じ発想で 19.Bh6 ですが、黒マス ビショップ同士を交換した後、黒に ...Nf4 とされるとやっかいなので 19.Be3 と引くのが良いそう。
また、以下のような局面であれば、黒は d4 のマスをナイトで占拠すべくピースを連携して行動します。自分には出来ない発想だからこそ聞いた甲斐があります。言われなきゃ d4 にナイト置かれたら追い返しにくいなんてこと思いつきもしないし、そういう長期的な戦略に基づいてピースを配置するということも単にゲーム数を多くこなせば身に付くものではなく、先人に学ぶのが一番です。
r2qk2r/p2pppbp/1pn3pn/2p5/2P2P2/2N3P1/PP1P1PBP/R1BQ1RK1 w kq - 4 9
ちなみに、私はレクチャーの中で取り挙げられた局面を紙に書き写しています(保険として iPhone で画像も撮っていますが)。それを繰り返すうちに自分流のチェス記号が洗練されてきました。最初の頃はポーンは⊥、ビショップをΛで表現していましたが、試行錯誤の末、ポーンをΛにしてビショップを△で表現するのが速くて且つ直感的に識別しやすいという結論に達しました。
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twitterでの日々の報告をしなくなったので気付いた方もいましたが High-Speed Replay Training(手の意味は考えずにとにかく高速で並べる)はやめてしまいました。一番の原因は時間が足りないことです。睡眠時間を削ってまでやると翌日は眠くなりますが、社会人はそういうことをすべきでないと考えています。
また、同様な理由で通信チェスのゲーム数を減らしたいと考えています。しかし、1つの大会("No Mercy" Gutter Brawl)が次ラウンドに進むと一気に22ゲームが増えます。これと現在進行中の8ゲームが重なると地獄なので、スカンディナヴィアンの大会は次ラウンドに自分が進まないようにポイントをコントロールすることを思いつきましたが、時すでに遅し。生活に支障が出るようだと幾つかのゲームは泣く泣くリザインしなければならないかもしれません。
2012年2月29日
『8(エイト)下』 キャサリン・ネヴィル著
最近は仕事でトラブルが多くてやや気分が沈みがちでしたが、この本を読んでいる時だけは気が紛れました。『指輪物語(The Lord of the Rings)』を最後まで読める人ならたぶんこの本も好きだと思います。エルフや魔法使いは登場しませんが、アイテムの争奪戦である点やストーリーの進むペースが似ていると感じます。最後の章、つまり結末はかなり好き嫌いが分かれるかもしれません。
知名度はそれほど高くないと思いますが40ヶ国語に翻訳されたくらいなので大ハズシということはないと思います。
2012年2月23日
池袋チェスクラブの例会
久々。常連さんの一人に「5~6年ぶりですか?」って言われてしまいましたが、去年一度行ってます。今日は私以外に4人いました。
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1局目。20分+10秒/手。白。Kさん。スラブ。序盤ポーンを損しました。そして、以下は20...Bxe4 とさらにポーンを差し出した上で 21.Nf4-h5 と跳ねたところ。怪しい手でしたが結果オーライ。勝ち。
r4rk1/3n1ppp/1pp2q1n/p6N/3Pb2P/1QP5/P2BB3/2K3RR b - - 1 21
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2局目。白。Tさん。チゴリンもどき。最後は1ポーンアップでしたが時間がなかった(部屋を出なければならなかった)ので引き分けに。
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1局目。20分+10秒/手。白。Kさん。スラブ。序盤ポーンを損しました。そして、以下は20...Bxe4 とさらにポーンを差し出した上で 21.Nf4-h5 と跳ねたところ。怪しい手でしたが結果オーライ。勝ち。
r4rk1/3n1ppp/1pp2q1n/p6N/3Pb2P/1QP5/P2BB3/2K3RR b - - 1 21
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2局目。白。Tさん。チゴリンもどき。最後は1ポーンアップでしたが時間がなかった(部屋を出なければならなかった)ので引き分けに。
2012年2月22日
第七回小島チェススクール
4月22日(日)で北千住でチェスのイベントがあります。会場がいつもと異なるので今日は下見をしてきました。
駅前のマルイのビルの妙な生き物が目印になっています。以前、妻とあれはウサギか虫か議論しましたが、結局どちらでもありませんでした。
帰宅後、そのイベントはチェスの大会ではなく、GMによる同時対局だと分かりました。仕事が入らなければぜひ参加したいですね。
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今日のレクチャーのテーマは Exchange sacrifice。自分はあまり Exchange sacrifice を狙ってやったことはありません。相手のマイナーピースがあまりにもうざくて我慢できない時だけやむを得ずって感じ。ピース・サクリよりは失敗した時のリスクが低いという点には納得。
駅前のマルイのビルの妙な生き物が目印になっています。以前、妻とあれはウサギか虫か議論しましたが、結局どちらでもありませんでした。
帰宅後、そのイベントはチェスの大会ではなく、GMによる同時対局だと分かりました。仕事が入らなければぜひ参加したいですね。
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今日のレクチャーのテーマは Exchange sacrifice。自分はあまり Exchange sacrifice を狙ってやったことはありません。相手のマイナーピースがあまりにもうざくて我慢できない時だけやむを得ずって感じ。ピース・サクリよりは失敗した時のリスクが低いという点には納得。
2012年2月16日
『8(エイト)上』 キャサリン・ネヴィル著
図書館で借りました。目次です(↓)。チェスっぽいのが分かりますよね?
私は読むのが遅いので返却期限までに読み終えられるかどうか心配で、着実に読み進められるように意識的に時間を確保・捻出するつもりでした。電車の中、会社の昼休み、病院の待ち時間、とか。杞憂でした。この本は先が読みたくてしょうがなくなるので、私にしては結構速く読めました。いつもなら気になる和訳の仕方もほとんど気になりませんでした。ツッコミたくなったのは(オープニング的に)ポーンを取ったはずなのにビショップを取ったかのように書かれていた箇所くらいです。原文ではきっとビショップの前にあるポーンを取ったからそうなってしまったのでしょう。
ストーリーは現代と過去(18世紀)がほぼ並行して進みます。現代と言っても1970年代ですからインターネットや携帯電話は登場しません。それだけなら21世紀の今との差は感じないかもしれませんが、やはりところどころにその時代を感じさせる機器(電報、テレックス)が出てきます。
まだ上巻しか読み終えてませんが、今のところ私が過去に読んだどのチェス関連の小説(『モーフィー時計の午前零時』、『猫を抱いて像と泳ぐ』、『チェスの話』)よりも面白いです。下巻もこのペースを維持して最後まで期待を裏切らないで欲しいです。
2012年2月12日
神戸へ
私は国内のすべてのチェスクラブに一度は足を運ぼうとしており、関東以外では仙台、静岡、浜松、名古屋、大阪、広島、福岡、久留米には顔を出しました。全日本選手権の地方予選はその良い機会なのですが仕事の都合もあってなかなか思うように参加できません。去年はどこにも行けませんでした。今週末は都合が良かったので神戸に遠征しました。チェスのためだけでなく前日は妻と神戸観光。
参加者が9人いることは事前に分かったのですが名前が出ていたわけではないので権利を勝ち取るために鼻息荒く全国から猛者が集結してくるものだと勝手に想像していました。実際には地元の人達の方が多く、そのうち3人は子供でした。今回当たった4人はすべて公式戦初対局。いつもと違う人と指したい私としては神戸まで来た甲斐があったと言えます。
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1ラウンド目。白。K君。今大会最強というよりは国内最強のアクティブプレーヤー。私対策をしてきたと聞いた瞬間は耳を疑いましたが単に主催者以外に参加することが判明しているのは私だけだったからでしょう。それで、やや変則的なオープニングに。
3rr1k1/ppp2pbp/2q3p1/4pb2/2P2n2/1PB1P1NP/P2NQPP1/R2R2K1 w - - 0 19
まったく予期せぬ手 18...Nd3-f4!?。これに対して 19.Qf1? Bd3 で負け。私がこのブランダーを指した際、まだ20分以上残っていたのだから時間を使って読むべきだとのご指摘。コップに入っている水が「まだ半分もある」と考えるか「もう半分しか残っていない」と考えるかの違いと同じで、この場合私には「もう20分しか残っていない」状況でした。特にフィッシャーモードの加算がないのでなおさら。タイムトラブルに陥ったらて負けたも同然なので、やはり持ち時間は温存したくなります。
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2ラウンド目。黒。N君。スカンディナヴィアン。勝ち。以下、途中の局面です。
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3ラウンド目。白。Oさん。クイーンズインディアンもどき。
2r1r1k1/pb3ppp/1p1ppbn1/3q4/6Q1/PP1B1N2/1BP2PPP/2R1R1K1 w - - 0 21
このゲームで一番悔やまれるのは上記局面で、21.Be4? と指したこと。21...Qb5 でどちら色のビショップでも交換可能な状況になりましたが、先に 21.Bxf6 gxf6 を挟んでから 22.Be4 だったらピースアップ出来ていたでしょう。
とどめの一撃は強烈でした。...Ne2+ と ...Nxg2 には気を付けていましたが、まさかの 30...Nh3+!。
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4ラウンド目。黒。S君。スカンディナヴィアン。勝ち。以下、途中の局面です。
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自分のゲームが終わった後、別のテーブルのスカンディナヴィアンで始まったゲームを見ていました。1ラウンド目の私とは対照的に黒のプレーヤーは時間を必要なだけ使って最善手を探そうという姿勢が見て取れました。黒の持ち時間は僅かだったと想像しますが、白からのドローオファーを蹴って勝ちを目指して指し続けました。結果的には負けてしまいましたが、見事なファイティングスピリットでした。
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大会の写真は後日掲載します。
参加者が9人いることは事前に分かったのですが名前が出ていたわけではないので権利を勝ち取るために鼻息荒く全国から猛者が集結してくるものだと勝手に想像していました。実際には地元の人達の方が多く、そのうち3人は子供でした。今回当たった4人はすべて公式戦初対局。いつもと違う人と指したい私としては神戸まで来た甲斐があったと言えます。
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1ラウンド目。白。K君。今大会最強というよりは国内最強のアクティブプレーヤー。私対策をしてきたと聞いた瞬間は耳を疑いましたが単に主催者以外に参加することが判明しているのは私だけだったからでしょう。それで、やや変則的なオープニングに。
3rr1k1/ppp2pbp/2q3p1/4pb2/2P2n2/1PB1P1NP/P2NQPP1/R2R2K1 w - - 0 19
まったく予期せぬ手 18...Nd3-f4!?。これに対して 19.Qf1? Bd3 で負け。私がこのブランダーを指した際、まだ20分以上残っていたのだから時間を使って読むべきだとのご指摘。コップに入っている水が「まだ半分もある」と考えるか「もう半分しか残っていない」と考えるかの違いと同じで、この場合私には「もう20分しか残っていない」状況でした。特にフィッシャーモードの加算がないのでなおさら。タイムトラブルに陥ったらて負けたも同然なので、やはり持ち時間は温存したくなります。
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2ラウンド目。黒。N君。スカンディナヴィアン。勝ち。以下、途中の局面です。
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3ラウンド目。白。Oさん。クイーンズインディアンもどき。
2r1r1k1/pb3ppp/1p1ppbn1/3q4/6Q1/PP1B1N2/1BP2PPP/2R1R1K1 w - - 0 21
このゲームで一番悔やまれるのは上記局面で、21.Be4? と指したこと。21...Qb5 でどちら色のビショップでも交換可能な状況になりましたが、先に 21.Bxf6 gxf6 を挟んでから 22.Be4 だったらピースアップ出来ていたでしょう。
とどめの一撃は強烈でした。...Ne2+ と ...Nxg2 には気を付けていましたが、まさかの 30...Nh3+!。
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4ラウンド目。黒。S君。スカンディナヴィアン。勝ち。以下、途中の局面です。
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自分のゲームが終わった後、別のテーブルのスカンディナヴィアンで始まったゲームを見ていました。1ラウンド目の私とは対照的に黒のプレーヤーは時間を必要なだけ使って最善手を探そうという姿勢が見て取れました。黒の持ち時間は僅かだったと想像しますが、白からのドローオファーを蹴って勝ちを目指して指し続けました。結果的には負けてしまいましたが、見事なファイティングスピリットでした。
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大会の写真は後日掲載します。
2012年2月8日
小島チェススクール第六回目
今回のテーマは「盤全体でのプレー」。前回の「クイーンサイドへの攻撃」もそうですが、こういうテーマのレクチャーを受講したからにはキングサイドの攻撃ばかり考えるのはやめようという気になります。しかし、現在進行中の通信チェスの自分のゲームをそういう視点で見てみると何も全ゲームキングサイドを狙っているわけではありません。偶然ではないでしょうが、自分が攻撃をしているゲームというのは白番が多いです。黒番だとイコール以上にしたいともがいていることが多いですね。
以下の2局面はいずれも今回のレクチャーで取り上げられたものです。カルポフの指した 24.Ba7 も、カスパロフ(の相手)が指した 18.Qh6+ も見覚えがありました。どちらも最近 High-Speed Replay Training(手の意味は考えずにとにかく高速で並べる)で参照した『The Mammoth Book of the World's Greatest Chess Games』に載っていたに違いないと思って帰宅後に確認したら、なんと、どちらも載ってませんでした。きっと HSRT で利用したどれかの本のどれかのゲームに似たようなポジションがあったのでしょうが、気になってしょうがありません。自分がどこでそれらを見たのか突き止めたい ...
2012年2月5日
『The Mammoth Book of the World's Greatest Chess Games』
私はあまり棋譜を並べる方ではないので(時間があれば通信チェスの手を考えるか、tacticsの問題を解くか、自分の過去のゲームを振り返るのがほとんど)『The Mammoth Book of the World's Greatest Chess Games』は避難用リュックの中で眠っていました。読むとしたらきっと災害でどこか体育館のような場所に集団避難して暇でしょうがない状況しか考えられなかったからです。しかし、日課として続けている High-Speed Replay Training(手の意味は考えずにとにかく高速で並べる)ではとにかく良質なゲームの棋譜が必要なので、この本がリュックの中から引っ張り出されてきて日の目を見ることになりました。
過去から現代までの歴史的に重要なゲームや素晴らしいプレーのゲームを112ゲーム選りすぐり、解説した本です。HSRTの性質上、もったいないと思いつつも解説は読み飛ばしてとにかく出来るだけ速く並べました。
速く並べているので個々のゲームの内容はあまり覚えていませんが、オープニングのパターンを多少認識出来ました。例えば、Ruy Lopez はいろんなバリエーション(Arkhangelsk, Moller, 等)が登場しましたが、縁のない私には区別がつきません。しかし、区別がつかなくても白は c2-c3 とし、白マスのビショップが Bb5-a4-c2と移動するためスペースを確保するのが常套手段であることは分かりました。また、自分のオープニングの好き嫌いを(再)認識しました。前からポーンストラクチャーが好きでない King's Indian Defense はやっぱり白でも黒でもやる気がしません。Ruy Lopez も同様に白でも黒でもこれなら指してみたいというポジションになりません。想像していたよりも悪くないなと思えるようになったのは Semi-Slav の Anti-Meran Gambit。このオープニングはそんなにポピュラーだとは思ってなかったのですが、この本では何回か登場しました。以前は白の e4-e5 突きで黒の f6 のナイトがピンされる形が嫌だったのですが、その先まで進むと黒にもチャンスがあるように見えます。この本を読む前はポーンをギャンビットしているのは白(5...dxc4)の方だと思っていたのですが一連の流れ(8...g5 9.Nxg5 hxg5 10.Bxg5)が終わった後にポーンの数が少なくなるのは黒の方なので、ギャンビットしたことになるのはもしかして黒の方?
HSRT だとチェスの全フェーズ(オープニング、ミドルゲーム、エンドゲーム)をカバー出来てそうですが、棋譜集がベストゲーム集だったりすると派手なサクリファイスで勝負が決まる場合が多いせいか、いわゆるエンドゲームは少ないですし、ドローも少ないです。
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Chess.com で私が参加している大会の1つである "No Mercy" Gutter Brawl の1ラウンド目における私の最後のゲームがようやく終了しました。グループ内の全員と白黒同時進行させるこの大会では私にはゲーム数が多過ぎで(22ゲーム)参加したことをちょっと後悔しています。グループ内の成績はトップでしたので(赤いアイコンでハンドル名 scandinavian_blitz が私です)、幸か不幸か次のラウンドに進出することは確定的。大会全体でまだ18ゲーム残っているので、それらが終了すると同時に第2ラウンドが開始します。突然22ゲームが増える日が怖いです。
2012年2月3日
1v1 Najdorf - Round 3 開始
1 day/move は私にとって短いですが、この大会は相手が常に1人(1ゲーム)なのが救いです。他の大会だと10ゲームとか20ゲームとか同時に行なう(いくらスカンディナヴィアンのように自分が好きなオープニングでも同じようなゲームがたくさん続くと段々飽きてきます)ので、それに比べたらなんて良心的な設定なんだろうとつくづく思うようになりました。
100人50組で始まったこの大会はタイブレークがないため、第2ラウンドに50人よりも多い55人が進み、第3ラウンドには同様に33人が進出しました。
私は今回白番から始まりました。OTBで黒番で痛い思いをした際に相手が Bc4 を指していたのを真似て最初の2ラウンドは 6.Bc4 を指しましたが、他のラインも試してみたくて今回は 6.Bg5。勉強という意味では本当は相手に自分と同じような手を指して欲しいのですが、残念ながら初手から自分だったらまったく指す気のない 6...Nc6 を指されてしまいました。
2012年2月1日
スターバックス
■妻が今日寄ったスターバックスの市ヶ谷駅前店のテーブルです。ちゃんと(?)8×8マスになってます。日本のスタバにはないでしょうがアメリカのスタバにはチェスセットが置いてあるという話を最近聞きましたが、そういうものなのでしょうか?
■妻の親友が『猫を抱いて像と泳ぐ』を絶賛したそうです。私はそうではありませんでしたが、やっぱり同じ本を読んでも評価は人それぞれですね。
■妻の親友が『猫を抱いて像と泳ぐ』を絶賛したそうです。私はそうではありませんでしたが、やっぱり同じ本を読んでも評価は人それぞれですね。
2012年1月25日
小島チェススクール第五回目
今回のテーマは「クイーンサイドへの攻撃」でした。マイノリティー・アタックの概念は知っていても手順は知らなかったのですごく役に立ちました。また、キープ・テンション(≒ポーン・ブレークのタイミング)の考え方(例えば以下の形から黒は自らポーンを交換しにいくべきか)を聞けて、今までは本を読んでもピンとこなかった部分が理解できるようになったかもしれません。
今日教わったことを応用するため、Chess.com の通信チェス戦でさっそくマイノリティー・アタックを狙ってみました。
今日教わったことを応用するため、Chess.com の通信チェス戦でさっそくマイノリティー・アタックを狙ってみました。
2012年1月21日
8x8チェスクラブのオープニングトーナメント
1ラウンド目。白。Hさん。初対局ですが、小島チェススクールの後に一度一緒に食事にいったことがあります。結果的に Colle っぽくなりました。だいたいこんな感じ(↓)。相手の見落としにより早く決着がつきました。勝ち。
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2ラウンド目。白。Kさん。Colle。以下はg4にいる黒ナイトを取り返すところ。
r2qr1k1/1bp1bpp1/p1n1p2p/1p6/3PN1n1/2PB3P/PP2QPP1/R1B2RK1 w - - 0 14
14.hxg4 の方が安全ですが、14...f5 のフォークを喰らうことを覚悟で 14.Qxg4 いきました。14...f5 15.Qg6 fxe4 16.Bxe4
その後しばらくイニシャチブは握ってましたが、間違えました。
r2q2r1/1bp2kpQ/p1n2b1B/1p2pP2/3PB3/2P4P/PP4P1/R4RK1 w - - 1 21
21.dxe5? Nxe5 22.Bxb7 Rh8 でクイーン死亡。22手目が悪いのかと思っていましたが、今並べてみたら21手目でナイトをe5に招いてg6のマスをクイーンから奪ってしまったのが分かったことが分かりました。負け。
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次のラウンドが始まるまで Colle に苦手意識のあったH君と2局くらい指しました。そのうちの最初の対局でタクティクスが決まりました。
r1b2rk1/4bp2/pq4pQ/1p1pPp1p/3P4/1P3N1R/PBP3PP/R5K1 w - - 0 19
19.Rxh5。もし 19...gxh5 なら黒のクイーンが落ちます。しかし、H君はいろいろ試行錯誤し、当初の目的でった Colle 対策が見出せたようです。
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3ラウンド目。黒。初対局のI君。スカンディナヴィアン。以下の局面で 27...Qg3 と逃げた時から 28.Qxe6+ で攻守の立場が逆転して負けました。
2kr4/2p5/1pn1p3/5p2/3P4/1QP1q3/P5Br/R3RK2 b - - 3 27
しかし、ゲーム後に小島君が「メイトですよ、メイト」と言いながら、27...Qf4+ 28.Kg1 Rxg2+! 29.Kxg2 Rg8+ の手順を示してくれました。しょっちゅうピースを切ることを考えているのにその手は見えませんでした ...
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大会の写真は明日アップする予定。
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2ラウンド目。白。Kさん。Colle。以下はg4にいる黒ナイトを取り返すところ。
r2qr1k1/1bp1bpp1/p1n1p2p/1p6/3PN1n1/2PB3P/PP2QPP1/R1B2RK1 w - - 0 14
14.hxg4 の方が安全ですが、14...f5 のフォークを喰らうことを覚悟で 14.Qxg4 いきました。14...f5 15.Qg6 fxe4 16.Bxe4
その後しばらくイニシャチブは握ってましたが、間違えました。
r2q2r1/1bp2kpQ/p1n2b1B/1p2pP2/3PB3/2P4P/PP4P1/R4RK1 w - - 1 21
21.dxe5? Nxe5 22.Bxb7 Rh8 でクイーン死亡。22手目が悪いのかと思っていましたが、今並べてみたら21手目でナイトをe5に招いてg6のマスをクイーンから奪ってしまったのが分かったことが分かりました。負け。
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次のラウンドが始まるまで Colle に苦手意識のあったH君と2局くらい指しました。そのうちの最初の対局でタクティクスが決まりました。
r1b2rk1/4bp2/pq4pQ/1p1pPp1p/3P4/1P3N1R/PBP3PP/R5K1 w - - 0 19
19.Rxh5。もし 19...gxh5 なら黒のクイーンが落ちます。しかし、H君はいろいろ試行錯誤し、当初の目的でった Colle 対策が見出せたようです。
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3ラウンド目。黒。初対局のI君。スカンディナヴィアン。以下の局面で 27...Qg3 と逃げた時から 28.Qxe6+ で攻守の立場が逆転して負けました。
2kr4/2p5/1pn1p3/5p2/3P4/1QP1q3/P5Br/R3RK2 b - - 3 27
しかし、ゲーム後に小島君が「メイトですよ、メイト」と言いながら、27...Qf4+ 28.Kg1 Rxg2+! 29.Kxg2 Rg8+ の手順を示してくれました。しょっちゅうピースを切ることを考えているのにその手は見えませんでした ...
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大会の写真は明日アップする予定。
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