2021年11月21日

Japan Open 2日目: もしかして minority attack ってやつですか?!

3ラウンド目。黒。Hさん。Catalan。


序盤からポーンを損します。7...Qc8 でb7は守れますがd5のポーンは落ちます。ブリッツですらなかなかセンターポーンを落とすことにないのに、こうも簡単に取られるとは。


白にe4のポーンを突かれないようにしています。こういうことをしなければならないのは Catalan のようにオープニングの種類が限定されますが、ブリッツだとこういう機会はなかなかないです。毎日ブリッツやってるのに Catalan は今年はまだ一度しかありません。そういう意味でもOTBはいつもと違ったことが出来ていいですね。

白がクイーンサイドのポーンを突いてきてるのはもしかして minority attack ってやつですか?!ブリッツだとこういうのに遭遇することはほとんどないので模範的な対処法とかは知りませんが、こうやって実戦で考えるのが一番勉強になると思ってます。白から突いてくるとしたらbポーンだと思うので、それを躊躇させるための 20...Rc8。

ちょっとだけタクティクスっぽいことを。私のナイトは逃げ場所がないので 32.h3 と突いてきた場合 32...Bxd3 33.Qxd3 Nxe5 が出来るようにました。相手はそれに気付いたのか 32.Nf4。面白くなかったです。

最後は劣勢の局面のまま時間切れ負け。

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4ラウンド目。白。O君。Colleもどき。


この 17.b4 を突いた時は自分の方が優勢だろうと感じてましたが、実際は違ったようです。しかし、たとえ勘違いであっても「自分の方が優勢」と感じながら指せる方が精神的には良いはず。

ここで黒からドローオファー。黒は自身が有利だと思っていないのは明らかです。しかし、私も、このままhポーンを突き進められるのは嫌なんです。Be2-f1-g2 として斜めの利きは遮断するつもりですが耐え切る自信がありません。で、ドローに合意。

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