2019年5月2日

全日本選手権4日目

7ラウンド目。黒。Iさん。Engish。

Twitterで名古屋大学チェスサークルのアカウントをフォローしているのですが、その部員に会ったのはこれが初めてです。


オープニングでは手損しないように気を付けているのですが、私が指した 6...Bb4 は結果的に 7.Qb3 で ...Be7 に追い返されたので、それだったら最初から 6...Be7 の方が良かったと後悔しました。なお、彼いわく別のゲームで同じような展開になった際にその時の相手(私より格上)は ...Be7 だったそうです。


h7 を守るために 14...g6 としました。h5 のナイトの行き先の選択肢が増えたし、これなら白の白マスのビショップが怖くないと思ったですが 15.Nxc5 を喰らいました。これで1ポーンダウン。


終盤は1ポーンダウンのポーンのエンドゲーム。55.Kc6(上の図) Ke8 56.Kd6 Kf7 57.Kd7(下の図)

たまに私よりもレーティングが高くてもこのようなエンドゲームの勝ち方を知らない人もいるのですが、彼の手は明らかに勝ち方を知っている手順でした(この後は 57...Kf8 58.Ke6 Kg7 59.Ke7 で次にf6のポーンが落ちます)。なので、ここでリザイン。
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8ラウンド目。白。Tさん。Colle。

ゲーム後に聞いたらチェスを始めてまだ1年未満で将棋もやってなかったそうです。愕然としました。私がそれくらいの時は駒の利きが見えておらず駒をポロポロ落としていたと思うのに、彼はきちんと把握していました。しかも、話を聞いている限り読むのは私より速いです。例えば、

私はこれで ...Ne4 を完全に封じたつもりでいました。ところが、しばらくして以下の局面で 17...Ne4 が跳んで来ました。

18.Nxe4 dxe4 19.Bxe4 Bxe4 20.Qxe4 でポーンアップかと思いきや、それだと 20...Qxc2 があり黒の方が良さげです。仕方なく 18.Rac1


上が最後の局面。黒はここでリザイン。
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勝ったのにまだ最下位です。単独最下位ではなくなっただけ。

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