2013年1月3日

『The Bishop Murder Case(僧正殺人事件)』

推理小説です。タイトルのBishopはチェスのピースの意味もあり、登場人物にチェスプレーヤーも登場しますが、それほどチェスに重きが置かれているわけではありません。小説の中で取り上げられた局面は以下の通り。白先で黒が“ビショップ”を使ってメイト出来ます。

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ストーリーは最後に意外な結末を迎えます。私にはまったく想像出来なかったエンディングで、途中退屈だった部分もそれならば許してあげようという気になりました。

ちなみに、私が図書館で借りた宇野利泰氏(嶋中文庫)による和訳は不自然であまり好きではなかったので、本屋で日暮雅通氏(創元推理文庫)の方のページをパラパラとめくったら後者の方が今どきの日本語として自然でした。これら以外の訳もあります。何度も訳されるのはそれだけメジャーな作品ってことなんでしょう。

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ブログには最近のコメントを表示する欄があったのですが、正常に動作しなくなったので削除しました。ついでに、魚のガジェットの背景がチェス盤になるように試行錯誤し、自分が当初から思い描いている理想の姿に近づけました。グレーの縁をなくしてチェス盤だけにしたいのですがこれ以上は難しそう。

1 コメント:

kawanaka さんのコメント...

魚の背景のチェス盤が消えてる。ショック ...

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