2011年1月4日

今年はどうしましょうか?

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

年初はやはり今年はどうしようか考えたくなりますよね。目標を立てるというよりも私は長く続けられるような新しい習慣を身につけたいので、「今年はどうする」というよりも「これからどうする」というニュアンスの方が強いです。

twitter 以外にも通信チェスを昨年から始めており、こちらはもう私の日常生活の一部と化しています。オープニング以外のチェスの本をほとんど読まなくなったのも時間さえあればついつい通信チェスの手を考えてしまうことが原因です。楽しいですが、こればっかりやっていてもなかなか上達は望めないでしょう。

タクティクスの訓練は Chess Tactics Server の問題を一日10問以上解くことで賄っているつもりですが、感覚を維持する程度にしか役に立っていない気がします。そもそもは Michael de la Maza氏の『Rapid Chess Improvement』に触発されて日々タクティクスの問題を解いているのですが、難しくて以前投げ出した CT-Art というソフトウェアの方がいいのかもしれません。欠点は自宅のPCでしかできないことでしょう。

エンドゲームの勉強も必要ですね。私の場合、日課として組み込まれたことであればほぼ確実に実行しますが、「時間があればやろう」程度のことはなかなかやりません。松戸チェスクラブのホームページのバブーリン・セミナーに「彼(Sam Collins のこと)は毎朝、朝食を食べながら、エンディングを5個、解いています。それが彼の強さの秘密です。」と書かれています。そうやって何らかの形で生活の中に取り入れられることを考えてみたいと思います。

twitter で最近以下のようなつぶやきがありました:
①『今年の目標』1日最低2ゲームは並べる。
②(上記①に対して)ちなみに自分はもっと並べています。
③(上記①②に対して)どういう棋譜を並べてるか知らないですけど、今ならEmiliaで1日4試合ですよね。
①~③はいずれも日本のトップ・プレーヤーです。ちなみに、Emilia とは、さっき Google で調べるまでは私の知らないソフトウェアかデータベースの名前かと思っていましたが、現在イタリアで開催されている大会のことでした。
私はどうも棋譜並べをする気が起きません。OTBの大会で他の人のゲームを観客として見ている分にはプレーヤーの表情や持ち時間も分り緊張感も伝わってきて見ごたえがあるのですが、紙面上やブラウザ上のゲームは味気なく感じます。しかし、こういう twitter 上のやりとりを読むと自分も少しはやらねばダメかなって気がしてしまいます。

オープニングについては 1.d4 対策をしっかりしたいと思いつつ1年経ってもほとんど進歩がありませんでした。強いて言えば、通信チェスのカタランのテーマ戦に参加しているおかげでカタランの黒番だけは不安を感じない程度になりました。

タクティクスもエンドゲームも棋譜並べもオープニングもと欲張ってもやはり無理なので、何か一つを新しい日課として取り込みたいですね。iPhoneで出来ることだとハードルが低めで理想的です。

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