2018年10月6日

東京オープン1日目

タイムコントロールは90分+30秒/1手。 1ラウンド目。白。Sさん。Colle。


11.dxc5。期待していたのは 11...Bxc5 12.Nxc6 Qxc6 13.Bxf6 みたいな流れでした。しかし、いかんせん相手はレーティング 2100+。気付かれてしまいました。11...g6。ガッカリしましたが、12.Nxc6 Qxc6 13.b4 で得したポーンを補強します。

上の局面で黒番。「次に Bxg6+ が出来たらいいなぁ」と期待していたら、d3のビショップが相手にとって相当な脅威だったらしく 31...Rxd3 とルークと交換しにきました。しかし、32.Rxd3 Re8 の後(下の図)私は時間切れ寸前。

次に 33...Bxc5+ が来るのは分かってましたが、何でもいいから動かさないと負けてしまう状態。33.Qg3?? Bxc5+。時間切れ負け。
-----

2ラウンド目。黒。N君。QGD Exchange variation。

ここでキャスリングすべきでした。クイーンサイドにキャスリングしてキングサイドのポーンを突きたいとか甘いことを考えていたら、結局どっちにもキャスリングできない状況になってしまいました。


黒番ですが、何をしていいか分かりません。15...Bxf5 でナイトを得できそうに見えるのですが、16.Nd6+ Kf8 17.Nxf5 が可能です。本譜は h6 のポーンを補強するつもりの 15...Bf8 。しかし、16.Ned6+ Bxd6 17.Nxd6+ の後、b7 のポーンが落ちます。


ここで白からドローオファー。マテリアルも局面も白の方が上。こっちが優っているのは残り時間くらい(13分 vs 20分)。相手のレーティングは私より300以上も下なのでレーティング的には痛いですが、粘る気力がまったく湧いてこなかったのでドローを受けました。

0 コメント:

コメントを投稿