5ラウンド目。白。Gさん。Queen's Indian と見せかけた Dutch らしいです。

d7 のポーンを動かさずに ...Bd6 で塞ぐ手がいいわけがないと思っていましたが、こうなるとdポーンを突いていない分 b7 のビショップがダイレクトに利いていて実はこれは有効なんじゃないと思えてきました。で、気付くまでに時間がかかったのですが、もし黒番なら 11...Nxd2 で、12...Bxf3 もしくは 12...Qxg2# が決まります。しかも、黒にはビショップとクイーンで h2 を狙うという選択肢もあり。楽しそうなので真似してみようと思います。本譜は g2 を守るための
11.Ne1。
相手が h2 を狙わなかったのは、それは無理攻めだと思っていたからだそうです。代わりにルークを回してきましたが、手順がよろしくありませんでした。
14...Rf7? 15.Ne5。これで脅威の一つであった d6 のビショップを消せます。
15...Bxe5 16.dxe5 Raf8?。再びブランダーです。
18.Bh5

これで exchange up 確定で一安心。しかし、ここから先のプランが何も思いつかず時間を浪費するのみ。

黒の攻撃がまた始まりましたが、もう考える時間が残っていません。
22...Nf3+! 23.Nxf3 gxf3 24.Qd1 Rg7 25.g3 Qh3。

リザイン。
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6ラウンド目。黒。Fさん。Queen's Indian。
直前のゲームの黒の駒組みを真似しようとしましたが、
1.Nf3 Nf6 2.c4 e6 3.g3 でガッカリ。フィアンケットに対して、3...Bd6 はあまり良い手ではないと思ったので指しませんでした。
3...b6

パスポーンを止められるのか?こういうのを読むのは苦手です。
23...Nxe6 24.dxe6 Bxg2 25.Kxg2 Qc6+ 26.Kg1 Rae8

パスポーンを止められたと少し安心しました。

相手は格上なのでドローでも私はハッピーなのですが、相手がhポーンを突いてきたので、戦わざるをえません。fファイルから反撃を試みたのがよくなかったようで、まったく読んでなかった攻めが来ました。
30.Rd6-d7!(上の図)
Rfe8 31.Rxe7。ルークを交換されるとは思っていませんでしたが、次の手を見て納得。
32.Qf6。こういう攻撃はセンスがいいなぁと感じます。
32...Rb7 33.e7。リザイン。