2016年3月19日

百傑戦1日目

1ラウンド目。黒。T君。1.e4 d5 2.f3。小さいお子さんだったし、定跡に詳しいわけでもないようなので安心(油断)しました。

r3k2r/pppq1ppp/2n5/2b1p3/4PnBB/2NP3P/PPP5/R2QKR2 b Qkq - 1 14
この局面で20分くらい考えました。もし 14...Ng2+ 15.Kd2 ならば、15...Be3+ 16.Ke2 Nd4# で勝ちです。しかし、15.Ke2 だったら?
15...Nd4+ とかいろいろ考えましたが、私は頭の中で局面を動かすのが苦手なので無理攻めをしてクイーンが落ちることがないように無難な 14...Ne6 を指しました。


最後は上の局面で白キングが d6 と c6 を行ったり来たりして(私は当然後ろからチェック)スリーフォルド。このパスポーンが強くて負けを覚悟していたのでドローでも満足です。パスポーンの扱いが上手な強い子でした。
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2ラウンド目。白。大会初参加のTさん。
1.d4 c6。あまり見ない手ですが、2.e4 でカロカンに transpose することを期待しているのかもしれないと考えつついつもの 2.Nf32...f5 で面食らいました。

ここで5分ほど考えましたが、この2手後になぜか相手が突然リザイン。Mate threat があるわけでもなく、ポーンを1つギャンビットした程度で黒はまだまだ戦える状況でした。なんかもったいないです。


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