2013年10月13日

東京オープン2日目

3ラウンド目。黒。K君。Scandinavain。レーティング2000超えの相手にポーン1つ落とすことなくここまでたどり着きました。しかも残り時間はこちらの方が若干多かったのでドローオファーを2回くらいしましたが蹴られました。



しかし、この十数手後についa6ポーンの守りを外してしまい、白のクイーンサイドのポーンを止められなくなってしまいました。やはりボロは出てしまうものですね。負けましたが、検討の際に上級者の考え方をいろいろと聞けたのでOK。

-----

4ラウンド目。白。初対局のK君。Barry Attack。以下の局面で黒番。相手の指さし確認のようなモーションが始まりました。予想していたのは 29...Qc7 か 29...Qb8 でしたが ...

4rb2/6k1/1qp1rp2/p2p1Rp1/1p1P2Pp/3NPQ1P/PPP5/1K2R3 b - - 9 29

29...Qxd4? 。この手は読んでませんでした。30.exd4 Rxe1+ 31.Nxe1 Rxe1+ ならメイトが避けれません。そこで Rxg5+ が狙えるように 30.Rf1? (下図)を指してから気付きました、30.exd4 Rxe1+ の後 31.Nc1 としていれば相手のクイーンは取れたことを。

後悔しながら相手が指すのを待っていましたが、30...Qxe3 だと 31.Rxg5+ が出来ないことを発見(31...Qxg5があるので)。幸いにも黒が指した手は 30...Rxe3? でした。おかげで 31.Rxg5+ fxg5 32.Qf7+ Kh8 33.Qh5+ Kg8 34.Qf7+ のパペチュアルチェックが入りました。お互いにかなり重要な手を見落としてましたが、指してる間は楽しかったです。

2 コメント:

Unknown さんのコメント...

本日は対戦ありがとうございました。
29...Qxd4? は顔から火が出るほど恥ずかしい手でした・・
やはり重要な手をしっかり判断することがチェスの上達に繋がると今日の試合を通じて思いました。

Katsuta

kawanaka さんのコメント...

それを言ったら、私もまったく同じ見落としをしていたわけで。しかも、持ち時間はたっぷり残ってたので言い訳のしようもありません。「相手の駒を取るのが最善とは限らない」というレッスンでしたね。

コメントを投稿