2011年7月6日

歩きながらチェスのトレーニング

痩せるためウォーキングを続けていますが毎回2時間以上かけるので他のことをしながらでないと時間がもったいないです。とは言え、歩きながら出来ることは限られます。目を使うもの(本を読む等)は危ないのでダメです。

目隠しチェスの問題を考えながら歩くというのは理屈上は良さそうなのですが、実際やってみると意識が他のことにすぐに移ってしまってなかなか集中できません。例えば、本屋を見つけるとちょっと入ってみて、iPhoneアプリ開発の本が目にとまったりすると、本屋を出てからは自分で開発するとしたらどんなiPhoneアプリがいいだろうとひたすら空想にふけってしまいます。結果的に目隠しチェスの問題を考えるために費やした時間はきっと正味10分にも満たないでしょう。

iPhoneで音楽を聴けるのですが以前も書いたように非常事態に備えて電池を温存しておきたいため躊躇していました。そこでiPhoneを使うようになってからまったく使わなくなっていたPSP(Play Station Portable)をMP3プレー ヤーとして復活させました。操作方法をすっかり忘れてしまっていてシャッフル再生させるだけでも試行錯誤が必要でした。直観的に分かりやすい操作方法ではないです。

聞いたのは音楽ではなくてチェス盤のマスの名前(a1 とか h8 とか)を録音したものです。1つのマスの名前が1つのMP3ファイル(≒1曲)になっていてそれをランダム再生します。マスの名前を聞いたら、まず色を当て、次に盤のどこかにあるかをイメージします。私には色無しの4×4マスの盤でさえ思い浮かべるのが困難で、色も場所も比較的すぐにイメージできるのは以下の図の白と黒のマスです。いわゆる long diagonal とキングとクイーンの初期位置ですね。


このトレーニングの欠点は少し気持ちが悪くなる(吐き気を催す)ことと周囲に対する注意力が散漫になることです。後者の例としていつの間にか知らない道を歩いていたりします。その程度なら実害はないですが、車にはねられたらシャレにならないので出来るだけ歩道のある広い安全な道を選んでいます。

このトレーニングを繰り返すことによって盤をイメージできるようになると嬉しいのですが、3年くらい前にも同じことをやった際には成果がほとんどありませんでした。成果が望めないのにやる理由は歩きながらできるチェスのトレーニング方法が他に思い付かないからです。

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