2016年2月27日
小島君のレクチャーと「盤上のポラリス」
今日の小島君のレクチャーで私に役立ちそうなのは Slav で黒が白マスのビショップを ...Bf5 に出すバリーエーション。私は Colle プレーヤーなので 1.d4 の後、2.c4 とすることはありませんが、黒が ...Bf5 に出した場合は Slav に transpose することがありますし、自分が黒の時に ...Bf5 をやることもあります。
ポイントはこの白の Na5。これで黒の a6、b7、c6 の3つのポーンにプレッシャーをかけてます。私でさえ心配になるくらい展開をおろそかにしてますが、だからといって黒に何か反撃ができるわけではないところが恐ろしいですね。
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正月に実家に帰ったら、甥っ子達がチェスのルールを覚えていました。ならば、より一層チェスに興味を持ってもらうため、『盤上のポラリス』を贈ることを考えました。急ぐ必要はないので、まず第1巻を自分で買って読んでみてそこそこ良かったので第2巻も買いました。そして同じように第3巻まで買いましたが、これにはお色気シーンがありました。そのため、甥っ子達に送るのは彼らがもう少し大きくなってからになります。第2巻まではとても健全だったので、非常にもったいないです。
2016年2月7日
広島県選手権
同じ日に名古屋でも予選がありましたが、昨年と同様に少しでも全国大会出場の権利を取れるチャンスが高い方(関東から遠く、強豪が少なそうな方)を選びました。ちなみに、昨年は大会前日に原爆ドームと広島城を見たため、今年は厳島神社を観光しました。
タイムコントロールは25分+10秒/1手。短い部類に入ります。
1ラウンド目。黒。T君。Scandinavian (1. e4 d5 2.e5)。
これは白のミスだったそうです。黒は 31...Nxe5 が可能ですが、まったく気付きませんでした。
今度は私のミスです。40.Nb4 が来た時のルークの逃げ道を作ったのですが、aポーンを守るの忘れました。予想通り 40.Nb4 が来て、1ポーンダウン。負けを覚悟しましたが、お互いに残り時間が少なく(しかも残り時間が1分になる都度 対局時計が警告音を発するので鬱陶しいかったです)約20手後に相手からオファーされたドローをありがたくアクセプト。
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2ラウンド目。白。初対局のMさん。Colle もどき。形容するのが難しいですが、あまり経験したことのない変わった手を指してきます。しかし、隙がありません。逆に私のミスを見逃さず、ポーンを1つ持っていかれました。
黒は当然 32...Ne8 と受けます。ところが、そこから先 黒はブランダーを連発。あっけなく終わってしまいました。もしかしたら、私以上に時間切迫に弱かったのかもしれません。
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3ラウンド目。白。F君。昨年と同じ色、同じオープニングです。Pirc。
白は「攻めてるぞ」感があって楽しいのですが、決定打がありません。それどころか ...Qf4 でクイーン交換されそうです。なんとかそれを回避する手を模索しましたが何も良い手が思いつかず時間を浪費していたので手待ちの 21.Qe3。やはり次に 21...Qf4 が来てしまいました。クイーン交換後、残り時間が少なく、いろいろ見落とし、最後は時計が落ちました。まだ30秒くらい残っているつもりだったのでちょっとショックです。そして、昨年のリベンジは叶いませんでした。
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4ラウンド目。黒。初対局のH君。1ラウンド目と同じ Scandinavian のバリエーション(1. e4 d5 2.e5)。
この手(21.Qg5)を見た時、Qg5-f6-g7 を止める手段が即座に思いつかず絶望的になりましたが、なんとかひねり出しました。21...Qe8。もし次に 22.Qf6 と来たら 22...Nf5 で g7 を守りつつクイーン交換をするつもりでした。
白、この局面からナイトを切ってきました。しかし、結果的にそれは無理攻め。ピース交換が一通り済んだ後は、逆に白の方が絶望的になっていました。勝ち。
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結果は2勝1敗1分で3位タイ。当たった人全員が私よりもレーティングが上だったのでレーティングは上がります。しかし、全国大会の権利はタイブレークで負けて取れず。残念です。
大会の写真は明日掲載する予定です。
タイムコントロールは25分+10秒/1手。短い部類に入ります。
1ラウンド目。黒。T君。Scandinavian (1. e4 d5 2.e5)。
これは白のミスだったそうです。黒は 31...Nxe5 が可能ですが、まったく気付きませんでした。
今度は私のミスです。40.Nb4 が来た時のルークの逃げ道を作ったのですが、aポーンを守るの忘れました。予想通り 40.Nb4 が来て、1ポーンダウン。負けを覚悟しましたが、お互いに残り時間が少なく(しかも残り時間が1分になる都度 対局時計が警告音を発するので鬱陶しいかったです)約20手後に相手からオファーされたドローをありがたくアクセプト。
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2ラウンド目。白。初対局のMさん。Colle もどき。形容するのが難しいですが、あまり経験したことのない変わった手を指してきます。しかし、隙がありません。逆に私のミスを見逃さず、ポーンを1つ持っていかれました。
黒は当然 32...Ne8 と受けます。ところが、そこから先 黒はブランダーを連発。あっけなく終わってしまいました。もしかしたら、私以上に時間切迫に弱かったのかもしれません。
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3ラウンド目。白。F君。昨年と同じ色、同じオープニングです。Pirc。
白は「攻めてるぞ」感があって楽しいのですが、決定打がありません。それどころか ...Qf4 でクイーン交換されそうです。なんとかそれを回避する手を模索しましたが何も良い手が思いつかず時間を浪費していたので手待ちの 21.Qe3。やはり次に 21...Qf4 が来てしまいました。クイーン交換後、残り時間が少なく、いろいろ見落とし、最後は時計が落ちました。まだ30秒くらい残っているつもりだったのでちょっとショックです。そして、昨年のリベンジは叶いませんでした。
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4ラウンド目。黒。初対局のH君。1ラウンド目と同じ Scandinavian のバリエーション(1. e4 d5 2.e5)。
この手(21.Qg5)を見た時、Qg5-f6-g7 を止める手段が即座に思いつかず絶望的になりましたが、なんとかひねり出しました。21...Qe8。もし次に 22.Qf6 と来たら 22...Nf5 で g7 を守りつつクイーン交換をするつもりでした。
白、この局面からナイトを切ってきました。しかし、結果的にそれは無理攻め。ピース交換が一通り済んだ後は、逆に白の方が絶望的になっていました。勝ち。
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結果は2勝1敗1分で3位タイ。当たった人全員が私よりもレーティングが上だったのでレーティングは上がります。しかし、全国大会の権利はタイブレークで負けて取れず。残念です。
大会の写真は明日掲載する予定です。
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