2009年1月20日

オープニングのレパートリーの変更

自分のオープニングのレパートリーを変えることに関して、長い間、以下の議論が頭の中で堂々巡りしていました。

否定:
●エンドゲームの勉強の方が大切なので、エンドゲームの勉強を十分やってからにした方がいい。
●多くの本はオープニングの勉強よりも他の分野(タクティクスやエンドゲーム)に比重を置くことを勧めている。
●今の自分の実力ではどのオープニングを使っても大差無い。

肯定:
●自分が今使っているオープニング(特に白番で使っている Colle と 1.e4 対策として使っているスカンディナヴィアン)はGM支持者が少なく、勝つための最善を尽くしてる(最適なオープニングを選択している)とは言いがたい。
●オープニングのレパートリーの構築には膨大な時間がかかるからこそ、少しでも早く着手した方がいい。
●しょせん趣味なんだから自分がつい没頭してしまうこと(オープニングの研究)を素直にやればいい。

最近は段々肯定寄りの考え方になってきました。ちなみに、オープニングのレパートリーを変えるなら、白番の 1.d4 2.Nf3 を 1.d4 2.c4 にし、黒番の 1.e4 対策はシシリアンのどれかにするつもりです。そして、とうとうカバンの中に長い間ホコリをかぶっていたシシリアンの本を入れました。

2 コメント:

匿名 さんのコメント...

 私はシシリアン党なのですが、正々堂々(?)ときてくれない人が多くて困っています。つまり 1.e4 c5 2.Nf3 から 3.d4 ときてくれればやる気がするのですが、現実は 2.Nc3(クローズド又はグランプリ)や 2.c3 というようにシシリアン外し(Anti-Sicilians)でくる人が多いです。

kawanaka さんのコメント...

情報ありがとうございます。シシリアンはバリエーションが多く戸惑っているので、それならば最初に Anti-Sicilian から覚えようと思います。ちなみに Yamagishi さんがその一節を訳された Best Lessons of a Chess Coach が面白そうだったので買って読みました(随分前の話ですが)。その本に Every player at the intermediate level should learn how to play the Open Sicilian と書いてあったのを覚えており、それもシシリアンを選んだ理由の1つです。

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