シシリアンを指していて物足りないと感じるのは ...Bf8-d6 ができないことだと気付きました。d6 の位置から h2 にビショップを利かせていないと戦っている気がしません。そうでなくとも、せめて ...Bc5 や ...Bb4 としたいです。
また、シシリアンは黒の方からcファイルを使って激しく攻めるというイメージしかなかったのですが、白の方からどうやって攻めてくるのかまったく分かっていませんでした。昨日、白が e4 と f4 と並べてきました。これはどうも普通のようですが、私は慣れていないので相当な威圧感を感じました。ドラゴンだけは白がどうやって攻めてくるのか想像できます。自分が白の時にピルツになることがあり(1.d4 Nf6 2.Nf3 g6 3.Nc3 Bg7 4.e4 の手順で)そうなると黒の人がシシリアン・ドラゴンをやっているみたいだとよく言いますので、同じように h2-h4-h5、Bh6、Qd2 を狙ってくるんでしょう。
朝、東公平氏の『チェス入門』をかばんに入れました。盤駒無しで普通のオープニングの本を電車の中で読むのは辛いので、1手ごとに図があるこの本なら読めるだろうと考えたのです。シシリアンがたくさん載っていたと思っていたのですが、それは私の勘違いで、2つだけでした(それ以外に頓死のラインが1つ)。1つ目はドラゴンですが、情報がちょっと少なすぎ。2つ目はバリエーションの名前が分かりませんが、黒から ...e5 と突いてます。昨日の ...d6 ...e6 は窮屈だったので、それよりはマシに見えます。
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