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2020年2月24日

メルボルンにて

1週間ちょっと仕事でメルボルンに行ってました。書いてることは Twitter のツイート+α程度です。

フライト
何年か前、機内設備でチェスが出来ましたが大して強くありませんでした。現状はどんなものなのか調べてみると、なんと、ナイトのアイコンを使っているくせに選択肢にチェスが無い ...


職場
現地の私の同僚はレーティング1900~2000。オフィスに盤駒を常備していますが、オフィス内に相手になる人がいません。時間があれば彼と対局するつもりでしたが今回はとてもそんな余裕はありませんでした。



Melbourne Chess Club
ここを訪れるのは実は2回目。前回が相当昔だったようで(2008年以前)現在のブログにその記事がありません。Melbourne Chess Clubはメルボルン市内から歩くと時間がかかることは覚えていたし、仕事が終わった後に寄るしかないので、行くならトラム(路面電車)と決めていました。そう決めてはいたものの下調べをしている暇もなかったので切符(ICカード)を買うことから乗るべきトラムを探すことまですべて行き当たりばったり。


着いた時は平日の20時過ぎで、ブリッツの大会中。主催者もプレーしていたため、ラウンドの合間に本の置いてある部屋の鍵を開けてもらうのがやっとでした。


「古い本しかないよ」と言われましたが、本当でした。前回来た時よりも古いんじゃないかと思うくらい。しかし、ここまで来て手ぶらでは帰りたくないので古くてもあまり関係ない本を買いました: First Theories of Hexagonal Chess。AUD 2.00。日本円で150円くらい。この本を読むことは多分ないと思いますが記念品なので問題ありません。


ブリッツが終わると参加者はささっと帰りました。平日の夜にカジュアルにブリッツの大会が出来る環境は羨ましいですね。

図書館
昨年末にメルボルンの大学を訪れたチェスプレーヤーが大学の図書館にチェスの本がたくさんあるとツイートしていたのを覚えていたので、メルボルン市立図書館に行ってみました。が、置いてあったのはたったの3冊で、Minecraft より少ない ...

2019年3月22日

新しいトレーニング(チェス、スペイン語)

<チェス編>
これは是非覚えておきたいというチェスのポジションはありませんか?そういうポジションに出くわした時、ちゃんと1年後でも覚えていられますか?

私は自分のゲームや Chess.com の Tactics や twitter で流れてきた問題で覚えておきたいと思ったポジションはスクリーンショットを撮っていました。でも、それだけ。

そんなある日(先月の福岡選手権ですが)自分のゲームで教科書的な Colle の 15.Bxh7+ がキマり、こんなポジションになりました。

15...Kh8 の代わりに 15...Kxh7 なら 16.Rh3+ と 17.Qg4# の2手メイトなので楽勝のつもりでした。15...Kh8 でも6手メイトなのですが、仕留め方が分からず結果的に黒キングを逃がしてしまったのはブログに書いた通りです。実はこれは個人的には非常にショッキングな出来事でした。で、次回同じポジションになったら「絶対、絶対、絶対メイトしてやる!」と自分に誓います。でも、忘れないようにするにはどうしたらいいのでしょう?

最近電車の中では既に一度は読み終えた『Chess Training Pocket Book』を読み返しています。私は駒を動かさずに頭の中で考えるのが非常に苦手なのでこういうアナログな手法の方が(とりあえず1手指してみて相手の反応を見れる Chess.com の Tactics よりも)練習に向いていると考えたからです。この本の序章に実はいろいろ良いことが書いてありました。例えば「GMでも忘れる。忘れたくないポジションは繰り返し見ろ。」とか「この本は私(著者)にとって有用だと思うポジションを集めたものだ。同じテーマ(例えば、backrank)であっても人によって分かり易いポジションは異なる。だから、本当は自分にとって分かり易いポジションを使った方がいい。」とか。それで、決めました。福岡でのゲームを含め、自分がかき集めてきたポジションの画像を有効活用しよう、と。

この目的のために、自分の集めたポジションをスマホ(iPhone)で見れるようにしました。やりたいことはフローチャート的にはこんな感じです。解答が分かるならいちいち表示しないでさっさと次の問題に移りたいので。

実際に iPhone で見るとこんな感じ。

実物を見たい方は ここ をクリックして下さい。まだ問題数が少ないですし、あくまでも私向けなので面白いとは限りません。また、ただの画像なので駒は動きませんが、解答には FEN を載せてあるので解析用アプリにコピペして使うことは出来ます。

電車に乗っている時の隙間時間とかにこの自分用のトレーニングサイトを活用すれば、私は覚えたいポジションをずっと忘れないはずです。継続できる自信はあまりありませんが、とにかく行動して改善を繰り返すことが大事だと思ってます。

<スペイン語編(おまけ)>
Duolingo は毎日やってます。しかし、それだけだと大きな進歩は期待できないんです。上達を望むなら動詞の活用をちゃんと覚える必要があります。スペイン語の1つの動詞には70以上の活用があり(しかも例外パターンがわんさか)それをすべて暗記するの大変です。それで億劫になってましたが、真正面から取り組まないとスペイン語を勉強している意味がありません。というわけで、上記のチェスと同じ原理のトレーニング用のサイトを作りました。

実物は ここ で見れます。私と同じようにスペイン語の動詞を覚えたい方には役に立つと思いますが、このブログを読む人のほとんどはチェス勢でしょうから、そんな人はほとんどいないでしょうね。

2017年1月28日

小島君のレクチャー:ポーン、ウォーキング


やっぱり分かり易い、本を読んで自習するのに比べると。特に最近読んだ『いちばん学べる名局集』があまり理解できなかったのでなおさらそう感じます。


今回はオープニングの解説が多めでしたが、説明無しで手の意味を理解するのは難しいです。例えば、Caro-Kann Advance Variation の 1.e4 c6 2.d4 d5 3.e5 Bf5 4.h4 は私の持っているオープニングのレファレンスの1つである Modern Chess Openings にも載っていますが、4.h4(上の図)を指す理由は書いてありません。実際には、黒が本来指したい 4...e6 を指すと 5.g4 でビショップの逃げ場がなくなるから、黒は 4...e6 以外の手を指さざるを得ないということなのですが、白にしろ黒にしろ、このことを知らずに 4.h4 まで覚えたとしてもあまり応用が利きません。黒だと知らずに 4...e6 を指しちゃうかもしれないし、指された白の方も 5.g4 でビショップを取れることに気付かないかもしれません。

そう考えると1手1手の狙いを理解しながら覚えることがすごく重要だと分かります。狙いも分からずにただラインを丸暗記してもあまり役に立たないでしょう。チェスの本には1手ごとに解説することをウリにした move by move 系の本がありますが、私はそういう本で勉強した方がいいのかもしれません。
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本日はレクチャーに参加するついでにJCAが利用することがある施設(池上会館、チェスセンター、大田区民センター、消費者生活センター、大田区産業プラザPiO)の前をウォーキングで通りました。6年ほど前にも 同様なこと をしているのですが、当時と違うのは今は自分が歩いた道を記録しているという点です。twitter もしくは Facebook でつながっている方はご存知でしょうが、以下のような感じで地図上で自分が通った道に色を付けています。


2017年1月21日

『いちばん学べる名局集』


1日1局並べることを日課にすることで『いちばん学べる名局集』を読み終えました。チェスの本をきちんと読み終えたのはすっごく久しぶりです。

これは Irving Chernev 氏の『The Most Instructive Games of Chess Ever Played』の和訳版です。この本の評価は非常に高いです。Amazonでも、twitter でも。


掲載されていた62ゲームの中で一番印象的だったのは 1895年のゲームで Pillsbury が上の局面で指した 32.e4! です。32...dxe4 33.d5+! で黒キングはd5のポーンを取れないし(取ったら e6-e7-e8 を止められない)守りに縛られて動けなくなるという状況は私でも「あ、なるほど」って思えます。また、このゲームが指された時代背景も気になります。インターネットでいろんな情報が簡単に手に入る21世紀の現在(例えば、この本に掲載されているゲームはすべて ここ で見れます)に比べると、このゲームが指された19世紀はラジオも電話も普及していなかったはずだし、ソ連もまだチェスの知識を体系化していなかったのに、このアメリカ出身のプレーヤーはどのようにして名局を残せるほどの実力をつけることが出来たのか知りたいです。

この本を読むことを自分に課した理由は以前も書いたように今まで自分がほとんど棋譜並べをしてこなかったからです。では、この本を通じて多くのことを学べたかというと残念ながらそんなことはありません。しかし、この本自体の品質の高さは疑う余地がなさそうなので、もしそうだとすれば、私がこの本が想定している読者のレベルに到達していないか、1日1局という課題クリアを優先していて「理解」ができていなくてもサクサク進めたのが原因でしょう。なので、次のステップとして、この本で取りあげられているゲームを1つか2つ時間をかけて「理解」することを試みます。そうすることが役立っていると感じられればこの本の残りのゲームも同じようにし、駄目そうならば他の本を読みます。

2016年12月31日

『俺はまだ本気出してないだけ』 ~ チェスへの取り組み

チェスを始めてもう10年経ちました。レーティングは長い間頭打ち(どちらかというと下降気味)で、学生さん達にどんどん抜かれていって悲しくなることが多々あります。始める年齢が若ければ若いほど最終的に到達できるレーティングが高くなるのはもう明らかで、30台後半で始めた私にはかなり厳しい世界です。

twitter で既につぶやいたことですが、私は何かをやるからには強く(上手く)なりたいです。そこでこの年齢(40台後半)から始めて自分が極められそうな新しい趣味を模索しましたが、そんな都合の良い競技はどの分野(スポーツ、マインドスポーツ、eスポーツ)にもなさそうです。ならば、チェスをもう少し頑張ってみよう。そう考えました。振り返ってみると、ここ数年 何をしてきたかというと1日10問 tactics の問題を解くだけでそれ以外のことはほとんどしていません。やってないことがある以上『俺はまだ本気出してないだけ』と思うわけです。今までの経験上、自分に足りないと感じるものは重要なものから順番に ...

(1) 棋譜並べ
(2) Vision
(3) 実戦
(4) エンドゲーム


(1) なぜ棋譜並べか?検討戦をするとよくあるのが最善手をそもそも候補手の中に含めておらず読んでもいないというケースです。なぜ候補手にすら挙がってこないかというと上級者にとって当たり前のことが私には当たり前ではないからです。例を挙げるのが難しいですが、強いて挙げるならば 1.d4 d5 2.c4 c6 3.Nf3 Nf6 4.Nc3 dxc4 (上の図)の後の 5.a4 みたいな手です。上級者だとこうやれば取られたポーンを取り返せるということをもう経験的・感覚的に分かっているようで、類似の局面で苦もなく応用している(この例の a2-a4 に相当する手を当たり前のように指す)のを見ますが、そういうパターン的なものがあるのを知らない人には a2-a4 のような手はなかなか思いつかないでしょう。よほど才能のある人ではないかぎりこの手の感覚は実戦を繰り返して自力で習得するのは相当効率が悪く、GMのゲーム(解説付きだとベター)を並べて様々な局面での対処法を見て覚えるのが一番効率の良い学習法だろうと考えています。


(2) Vision とは実際の駒を動かさずに頭の中で駒を動かしたり局面を把握する能力のことです。Vision の最も高度な形態が目隠しチェスであり、そこまで出来なくとも棋譜を読みながら局面を頭の中で追えるのならば十分です。この能力は、若いうちに習得しないと出来ない人には一生出来なさそうです。もともと将棋が強くチェスを後から始めた人が「目隠し将棋ならできるけど目隠しチェスは出来ない」というのを聞いた時からそう確信しています。そして、私にはこの能力が致命的なほど欠けています。そもそも盤を脳内で描けません。仕方ないので肉眼で見えている情報に頼るしかなく、そのせいでいろいろな勘違いや思い込みをしてしまいます。例えば、上の図のような局面で 1.hxg6 をした直後の g6 のポーンの色が黒だと勘違いすることがありますし、1...Bxe5 2.dxe5 のような交換が起きた後、黒の d5 のポーンが前進出来ることを見落としたりすることがあります。これは当然レーティング向上の足かせになっています。長いコンビネーションだと精度が低くなりますし、自分の読みに自信を持てないのでリスキーな手が指せません。

(3)~(4)の解説は不要でしょう。

自分に足りないものが何であるか分かっているのだから、自分の日課にそれらを強化できるようなメニューを組み込みことにしました。

棋譜並べに関しては『いちばん学べる名局集』に載っているゲームを1日1ゲーム並べています。日課に加えてから1ヶ月ちょっと続いていますが、実はあまり学べていません。とりあえず並べているというだけで理解していないからでしょう。なので、一度読み終えたら、同じ本を今度は勝因を理解し棋譜を丸暗記するか似たような別の本を読むかのどちらかをするつもりです。

Vision に関してはショッキングなことが判明しました。以前は 4x4 マスの単色の盤くらいならかろうじて頭の中で描けたと思うのですが今は 3x3 マスですら描けません。正直に書くと、このことでチェスに対するモチベーションがかなり下がりました。これは出来るのと出来ないのではかなり棋力に差の出るスキルです。それなのに、トレーニングする方法すら今は思いつきません。これが出来る人はわざわざトレーニングしたのではなくてごく自然に出来るようになっているようですし。

実戦経験を補うためには Chess.com で5分+5秒/1手のブリッツを1日1ゲームやっています。やった後はそのサイトにある解析機能を使って軽くおさらいをしています。

これで本気を出しているかと言えば、まだ出していません。ウォーキングやスペイン語の勉強により多くの時間を割いていますから。でも、少なくとも以前よりは力を入れていることはたしかです。とりあえず、しばらくはこれで様子見します。

ちなみに『俺はまだ本気出してないだけ』は邦画のタイトルです。私はコメディというジャンルが好きではないので観ていませんがタイトルだけはポジティブで好きです。

2016年5月5日

ゴールデンオープン3日目

7ラウンド目。白。S君。Pirc。


15.f3 と突いたところです。黒はb2のポーンを取っている余裕はないので、黒がナイトを下げたらクイーンサイドにキャスリングしてb2とd4を一度に補強するという筋書きでした。ところが、黒の手は 15...exd4。見落としです。16.fxg4 dxc3 17.Qxc3 Bxg4

ポーンを損した上にどちら側にもキャスリングも出来ません。

状況は悪くなる一方でしたが、ヘビーピースがまだ残っていたので奇跡的な一発逆転(あるいはパペ)の機会をずっとうかがっていました。特に Qxh5 が出来ないかと。しかし、そんな機会は訪れそうにないので以下の局面で諦めてリザイン。


レーティング詐欺は数多く見てきましたが、実力とレーティングの乖離幅が大きいという意味では今回の彼がダントツでしょう。彼は公式戦に2年以上参加していなかったので仕方ないのですが。
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8ラウンド目。黒。Y君。QGD Cambridge Springs Variation。


ここで白が考え始め、aポーンかbポーンを動かそうと2~3回したので Cambridge Springs に慣れていないことは明白でした(多いのは 7.Nd2、7.cxd5、7.Bxf6 あたり)。7.a3 Ne4 8.b4

ここで本譜は 8...Nxc3 9.bxa5 Nxd1 でしたが、検討戦の際に全日本に参加している強豪が局面を一目見て 8...Bxb4 が成立するかもしれないと言いました。驚いたことに 9.axb4 Qxb4 の後、黒は c3 のナイトを取れるので2ポーンアップ出来ます。Fritz先生もこのラインを最善として示しています。こんな手を瞬時に見つけられる人には一生勝てないだろうなと考えてしまう一方、こういう手をその場で教えてもらえるのがOTBの良いところだと実感します。


私には c6 のポーンを守るのが負担でしたが、白が 27.Nc5 を指したあたりから黒有利に傾きました。27...Bxc5 28.Rxc5 Rxe3 29.Rb1

e3のポーンが取られるきっかけとなった白の27手目が悪かったのだと思っていましたが、Fritz によるとそれ自体は問題ではなく(29.Rxa5としていれば)、自然に見える 29.Rb1 の方が悪かったようです。29...Re2+ 30.Kc1 Rxh2

...Re1# のメイトスレットになっています。31.Rc2 Re1+ 32.Kb2 Rxb1+ 33.Kxb1 Rxh3

このままピースアップの状態を維持し、最後の方ではルークの交換にも成功したので簡単なエンドゲームになりました。勝ち。
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結果は3勝4敗1分けの3.5/8ポイント。閉会式の抽選会でオープニングの本をいただきました。この本は 1.e4 e5 と 1.e4 e6 を扱っていますが、私は 1.e4 を指すことはありませんし、1.e4 に 1...e5 も 1...e6 も返しませんが、1.d4 e6 には 2.e4 という手順であえてフレンチにすることはあります。

2016年2月27日

小島君のレクチャーと「盤上のポラリス」


今日の小島君のレクチャーで私に役立ちそうなのは Slav で黒が白マスのビショップを ...Bf5 に出すバリーエーション。私は Colle プレーヤーなので 1.d4 の後、2.c4 とすることはありませんが、黒が ...Bf5 に出した場合は Slav に transpose することがありますし、自分が黒の時に ...Bf5 をやることもあります。

ポイントはこの白の Na5。これで黒の a6、b7、c6 の3つのポーンにプレッシャーをかけてます。私でさえ心配になるくらい展開をおろそかにしてますが、だからといって黒に何か反撃ができるわけではないところが恐ろしいですね。
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正月に実家に帰ったら、甥っ子達がチェスのルールを覚えていました。ならば、より一層チェスに興味を持ってもらうため、『盤上のポラリス』を贈ることを考えました。急ぐ必要はないので、まず第1巻を自分で買って読んでみてそこそこ良かったので第2巻も買いました。そして同じように第3巻まで買いましたが、これにはお色気シーンがありました。そのため、甥っ子達に送るのは彼らがもう少し大きくなってからになります。第2巻まではとても健全だったので、非常にもったいないです。

2015年3月2日

福岡選手権

タイムコントロールは30分+30秒/1手。

1ラウンド目。白。同じ大会に参加した場合はほとんど当たっているOさん。Pirc。

4r1k1/4q1r1/4pQp1/1p1pN3/p2P1PP1/2P5/1P6/1K5R w - - 16 41
無理攻めをしてしまったので私は exchange down していますが、Fritz 先生の評価だとこれでもまだ白優勢です。そして、上の局面。黒が 40...Qe7 でクイーン交換を迫ってきました。状況を打開できないかと期待していたのは 41.Rh8+ Kxh8 42.Nxg6+ のナイトフォークです。しかし、42...Rxg6 で特にメリットがないだろうと思って指しませんでした。ところが、私は g7 のルークがピンで動けなくなるのを見落としていました。私がそのナイトフォークを実行してドローオファーをしていたら黒は受けていたと言っていただけましたが、かえって悔しいです。本譜は 41.Qxe7 でクイーン交換をし、ナイト対ルークになり、ジリ貧負け。
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2ラウンド目。黒。初対局のAさん。Scandinavian。レーティングが約400も離れているのに実力的に大差ないので困ってしまいました。例えば、以下の 26.Rd7 なんかは指されて嫌な手でしたね。

ところが、エンドゲームに入ってから白はやるべきことを間違えました。

8/5kp1/p1p5/1p2K3/8/4P3/PP3rp1/6R1 w - - 0 41
白は上の局面でaポーンもbポーンも守らず、g2のパスポーンを取りに来ました。41.Ke4 Rxb2 42.Kf3 Rxa2 43.Rxg2 Rxg2 44.Kxg2。ポーンの数が4対1になり、ルークも残っていないならば、さすがにこれは黒の楽勝です。
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3ラウンド目。白。K君。Sneaky Grunfeld。3回目の対局なので彼の実力はレーティングほど低くないのは知っています。また、彼は若いので、以前よりも強くなっているにちがいないと小心者の私はビビッていました。

2r3k1/p3ppb1/2p3p1/1b5p/1r1P1P2/1PN1PB2/P5PP/2R1R1K1 b - - 5 26
私のプランは孤立した黒の c ポーンに圧力をかけるという単純なもの。ここで黒は痛恨のブランダー。26...c5?。私は黒のb4のルークが動けないことを見落としませんでした。27.Nd5 で、b4 のルークを取れます。黒がもう一度ヌルい手を指していたら 28.Nxe8+ の可能性もありました。勝ち。

今回はIMとなった小島君も参加しており、ちょくちょくアドバイスをいただきました。オープニングはああすれば良かった、とか。それは彼が知識として知っていたからすぐに分かるのか、知識がなくても一目瞭然なのか、いずれにしろその道のプロは違うなと実感します。また、以下のようなワンポイント・アドバイスもいただきました。

6k1/5p2/p4b2/2P4p/1p3p2/1P2P3/P1R3PP/6K1 w - - 0 37
黒が 36...gxf4 とポーンを取ってきたので(上の局面)私は 37.exf4 と取り返しました。しかし、それよりも 37.c5-c6 と突いた方が良い、と。そうすることによって黒ビショップに ...Bf6-d8-c7 とパスポーンをブロックする余裕を与えないということです。応用できる局面はいくらでもありそうですが、そんな簡単に気付ける自信はありません。
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4ラウンド目。白。Yさん。Dutch。

途中はこんな感じでした。黒のピースをアクティブにさせないように心がけていましたが、こっちのビショップもかなりバッドです。

そして、ここで黒からドローオファー。ありがたく受けました。かなりドローっぽく見えますしFritz的にもかなりドローに近いですが、レーティングは私の方が約400劣っていますので、最後まで戦ったら私が負けていた可能性があります。そういう意味では温情のこもったドローオファーでした。
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終わってみれば 2.5/4 ポイントはAクラストップで、ナイトの形のキーホルダー(本の上に乗っています)とチェスの本もいただきました。また、目的であった全国大会への出場権も得られました。非常に来た甲斐がありました。

2014年12月30日

Practical Chess Exercises


『Practical Chess Exercises』を読み(解き)終えました。昨年6月の武蔵野の大会でいただいて以来、Chess.com の Tactics Trainer に次ぐ第二の日課として1日1以上問解くようにしていました。600問を526日かけて解いたので、ほぼ計画通りでしょう。どうせ途中で投げ出すだろうと想像していたので、完遂できたことは非常に驚きです。

問題の難易度はランダムで、チェックメイトや駒得できる問題ばかりとは限りません。例えば、以下の問題。解答はコメント欄に書いておきます。

以前も書いたように、Tactics Trainer のようなオンライン系の問題であれば、分からなければとりあえず直感で一手だけ指してみてたまたま合っていたら次の手を考えるというようなことが出来ますが、本の場合はOTBと同様に頭の中で考えるしかなく、そこが良いトレーニングになっていたはずだと感じます。

この本を読み終えたので代わりとなる次の日課を模索しています。私は棋譜並べを絶対やった方が良いと分かってはいても、やる気があまり起きません。特に好きなGMはいないし、他人のゲームには基本的にあまり興味がないし、毎日そんなに時間を確保できないので1日1ゲーム並べるのも厳しそうだし ...

2014年7月22日

Tactics Trainer 10,000問到達

twitterで私をフォローしている人ならよくご存じでしょうが、私は日課として Chess.com Tactics Trainer の問題を1日に10問ずつ解いており、本日ちょうど10,000問に到達しました。始めてから990日目です。レーティングの推移は以下の通り。

最初の半年は上昇傾向でしたが、それ以降は緩やかに下降しているように見えます。自分の能力が下がりつつあるとは考えたくないので、他のプレーヤー達のレベルが上がっている(あるいはレベルの高い人が増えている)ので相対的に私の数値が下がってしまっていると考えることにします。実際、個々の問題にレーティングが付いていて変動しているため、問題自身の難易度は変わらなくても正解する人が多ければ問題のレーティングが低くなるわけですから、ありえなくはないでしょう。

私にはもう一つ日課があり、それは Ray Cheng の『Practical Chess Exercises』の問題を1日1問解くことです。今のペースで続けられれば年内には終わるでしょう。

なかなか続かないのが棋譜並べ系のトレーニングです。ゲームの最初から最後まで、手の意味を考えたり説明を読んだりを繰り返していれば、今の自分では思い付かないような戦略やプランを見つけることが出来るようになるだとうと期待しています。『The Mammoth Book of the World's Greatest Chess Games』や『Capablanca Best Chess Endings』は読み始めましたがいつの間にか止まってしまっています。tacticsの問題に比べるとより多くの時間を要するため、毎日安定してそのための時間を確保するのが困難だからでしょう。

2014年4月7日

オープニングの本2冊


Amazonで注文した2冊の本が予定よりも早く届きました。最近白番における特定のラインの強化の必要性を感じており、その要望にフィットする内容の本をDavid Rudelがたまたま書いていました。彼の本はもう持っているので分かりますが、彼は長いラインをダラダラ並べるよりもジョーク混じりの文章で説明します。上級者は物足りないと感じるかもしれませんが、読み易いし私にはこれで十分です。

2014年2月16日

Lightning!

Chess.com ではごくたまに 5分+2秒/手のブリッツを2~3回をやることがありますが、今日はそれよりも時間の短い 1分(Lightning)をやってみました。最初の数回はとにかく時間切れで負けます。マテリアル的に優位になった後どうやって相手を攻撃しようか考えている間に終わってしまいます。負けると悔しいし、長くてもたかだか2分だと思うとつい気軽に次のゲームを始めてしまうせいかなかなか切り上げられず、初日の今日は40ゲームを指しました。結構中毒性がありますね。

■twitterで私をフォローしている方はご存じだと思いますが、私は日課として Chess.com の Tactics Trainer で1日10問を解いています。それ以外にもこのブログで紹介したように『Practical Chess Exersices』の問題を1日1問解いています。


この本は全部で600問あるのですが、昨日ちょうど半分の300問に到達しました。よく続くなと自分で感心します。