2026年7月20日

第2回 赤羽チェスクラブ FIDE Rapid 大会

赤羽チェスクラブの第1回目の FIDE Rapid 大会がカジュアルで良かったので今回も参加。第1回目が先月だったのに第2回目がこんなにも早く開催されるとは思っていませんでした。私は1回目で使われた赤羽駅の方の会場に行ってしまいましたが802会議室が存在せず、会場を間違えたことに気付きます。それでも、早めに家を出ていたおかげで2駅離れた王子駅まで移動しても間に合いました。下が今回の会場の北とぴあ。

全日本の女子とシニアのチェス選手権と重なったためか、知っている参加者は前回より少な目。参加者の半分近くが子供~学生で、聞こえてくる言語は日本語と英語が半々に感じました。

タイムコントロールは15分プラス10秒/1手。
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1ラウンド目。黒。G君。Scandinavian Defense。

10.Nb5

これが12才の手ですか!? 10...cxb5 なら 11.Qxb7 ということでしょう。エンジンはいとも簡単にブランダー扱いしていますが、私はビビって 10...Qd7。この後もずっとビビリっぱなしです。


ここから先は棋譜が不正確。図には評価値を載せていて黒良しになっていますが、当の本人は「自分よりもタクティクスが強そうな相手に必死に抵抗している」感覚であり、この少し先で時間が切れて負けました。
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2ラウンド目。白。20年ぶりにチェスを再開したというYさん。Pirc。

23.Be5

ここまではほぼ互角でしたが、黒がミスります。23...Nd5??

24.Qxf7+。これは受かりません。勝ち。

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3ラウンド目。黒。Nさん。Anti-Colle。

25.Rd7!

これはマズイです。25...Rf7 26. Re1 Re8 でビショップを守るしかありません。

私のキングがビショップに寄っている間にbポーンとaポーンを取られてしまい、負けを意識しました。

29...Bg5

こっちの希望はdポーンしかないので、d2 のマスを抑えます。仮に両方のルークが交換されたら、...d3-d2 が出来ます。
30.Rxe8+ Kxe8 31.Ra8+ Ke7 32.Be5(この手が敗因でしょう) d2

プロモーションは止められないでしょう。勝ち。助かりました ...
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4ラウンド目。白。Oさん、大学生。Pirc。


18.Bc4 は指したかった手。18...e6 19.f3 から 20.g4 で相手のビショップをトラップしたかったのですが、18...Be6 を見てがっかり。今度は 19.g3 で相手のナイトを追い払おうとします。

ここで 19..b6 を指されて面白くありません。すぐにクイーンを逃がさず、いったん 20.Bxe6 を挟みますが、追い払いたかったナイトに行き場所を与えたにすぎぎません。20...Nxe6。

クイーンを逃がさずを得なくなりeポーンが落ちます。

このゲームはとても長く、棋譜をとっていられくなりました。ざっくり以下のようなポジションで黒がリザイン。

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5ラウンド目。黒。Y君。Scandinavian Defense。

若いのに、指すのが特に早いわけでもなく、タクティクスを狙ってくるわけでもなく、ポジショナルな感じ。

この局面から10手後くらいに私の時間が切れて負け。

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6ラウンド目。白。R君。Colle System。

相手は指すのが早く、残り時間に差がありました。
39.Rd8
相手のキングを e7 に下げさせようとしました。

39...Re2??

このブランダーは見逃しません。40.Re8+ Kd5 41.Rxe2 で勝ち。
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休憩時間中は1時間以上ウォーキング。それとチェスの疲れが重なったのか相当な疲労感があります。でも、いろいろな刺激をいただきました。運営の皆様、相手をしてくださった皆様、ありがとうございました。


2026年6月6日

第1回 赤羽チェスクラブ FIDE Rapid 大会

今年初の OTB のチェス。赤羽駅で下車するのは初めて。駅前は綺麗で栄えていて大手の外食チェーンはかなり揃っていました。


タイムコントロールは15分プラス10秒/1手。開会式と閉会式がないので大会なのにかなりあっさり。堅苦しいのが苦手な人には良いかも。

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1ラウンド目。黒。K君。JCA時代は Chess-Results.com が使われておらず、その場にいなければ私の対戦相手の特定は困難だったのでイニシャルにすることに意味があったのですが、今はもう簡単に調べられます。ですが、今までもイニシャルにしてきたので今回もそうします。

オープニングは King's Indian Attack。以下の局面まではプレパの範囲内だったそうです。私はルークの前が開いたのでハッピーで win-win?


g4 のナイトは h8 のルークが動くと落ちるので避難。これが悪手だったようです。

28.Qd6+ Ke8 29.Qb8+

ルークが落ちて負けだと思ったのですが、29...Ke7 30.Qd6+ で白からドローオファー。ありがたく受けました。

感想戦をすると明らかに私よりも読みが優れていました。
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2ラウンド目。白。S君。Queen's Pawn Opening。

本日一番エキサイティングなゲーム。時間が切れそうだったしルークをサクったりしたので心臓バックンバックン。残念なことに棋譜が汚すぎて正確な手順や局面は再現できないのですが、だいたいこんな感じで終わりました(a3 のビショップに支えられて Qxf8#)。

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3ラウンド目。黒。タイトルホルダーのBさん。Scandinavian。

このような局面(下の図)でなぜ白が f7 のポーンを取らないのか不思議でした。私の記録が正しければ、白はここで 24.Qe2。

そして、ここから2手後に時間切れ負け。
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4ラウンド目。白。フィリピンから来られているエンジニアのMさん。

自分が望む Colle System で始まったものの以下の局面でどうやってもナイトが助かりそうにないのでリザイン。

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5ラウンド目。白。Iさん。

1.e4 c6 で始まってはおらず、1.d4 Nf6 2.Nf3 c5 3.e3 cxd4 5.exd4 d5(下の図)という手順でしたが Caro-Kann Defense の Exchange Variation に分類されるようです。


私の 10.Qb3(下の図)はあまり良くない手だったようですが、黒はここで 10...O-O??。ナイトの守りが足りなくなりました。11.Nxe5 で黒 リザイン。

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6ラウンド目。黒。Oさん。Catalan。

タイムトラブルで 26.Qxg7# が見えておらず、25...Na4 を指して負け。しかし、仮に気付いていたとしても、fポーンを突くしかなく、ビショップかナイトが落ちてどのみち負けていたでしょう。
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コロナになってから会ってなかったチェス・プレーヤー6人に挨拶することが出来ました。チェスを続けている人達とは長い付き合いになりそうです。今後もよろしくお願いいたします。

2025年11月30日

レベルアップ チェス大会(2025年11月)

このレベルアップ チェス大会に参加するのは2回目です。タイムコントロールは15分プラス10秒/1手。

会場には、なんと、以下のようなバナーが掲げられていました。今後もこのレベルアップチェス大会を開催するという意気込みを感じます。



5月の大会は4ラウンドまででしたが、今回は5ラウンドまでありました。開始時刻を早めたようですが、1ラウンド増えてお得になりました。

また、今回はアービターの平均レーティングが高い(1916)という話がありました。それよりも私はアービター6人のうち5人がコロナ前から知っているプレーヤーの方々で驚きました。
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1ラウンド目。黒。S君。Scandinavian。

白が 22.Qd1 と指したところ。このチャンスは見逃しませんでした。

22...Nxa3。これでポーンアップ。この後は 23.bxa3 Rxc3 24.Re3 Qc7 25.Kg2 Rxc2(下の図)。

26.Bxd5(下の図)。意表を突かれました。このビショップを取ったら 27.Re8# なので取れません。


最終的には threefold のドローになりましたが、私はピースアップしていたのでもったいなかった気もします。下の図がほぼ最終局面です。

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2ラウンド目。白。Wさん。Dutch Defense, Staunton Gambit Accepted。

4...d5。この手は間違いだと知っていたのでちょっと安心。5.Bxf6 exf6 6.Qh5+ g6 7.Qxd5 Qxd5 8.Nxd5(下の図)

Gambit のはずなのにここでポーンアップできます。

18.Bd3(下の図)

18...Nxd4。驚きました。これで黒がポーンを取り返します(下の図)。



a2 のポーンが取られそうなのは分かってはいましたが、時間が足りなくて、24.a4 を指したらビショップをサクッて来そうという漠然とした恐怖感があって指せませんでした。で、24.Nxh7(上の図)。24...Raxa2 25.h4(下の図)

ここから ...Rb2+ と ...Ra2+ の繰り返しでドロー。
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3ラウンド目。黒。O君。Scandinavian。


11.d5(上の図)。センスの良さを感じます。ルークが回ってくると分かっていても他に良い手が見つからず 11...Nxd5 と取ってしまいました(下の図)。このナイトは 12.Rad1 の後に 13.c4 とされて死亡します。


もう負けるのは分かっていますが 14...a6(上の図)。それに対して、15.Nxc7!!(下の図)。危うくクイーンで取りそうになりましたが、取ったら Rc1 でアウトです。あまりにすごくて感心しました。

当然、負けです。
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4ラウンド目。白。Kさん。Queen's Pawn Opening。


32...Rg5(上の図)。...Qxh3 を避けるために 33.Kh2(下の図)。


33...Bf1(上の図)。これは痛いです。g2 を守るには fポーンを突くしかありませんが、34.f4 Rxg2+(下の図)。

クイーンを捨てざるをえません。35.Qxg2+ Bxg2 36.Kxg2。この先も粘りましたが時間切れ負け。
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5ラウンド目。黒。Oさん。本日3回目の Scandinavian。


だいたいこんな局面で白の時間が切れました。
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3ラウンド目と4ラウンド目の自分が攻撃を受けている時は心臓がバクバクしていました。そして、ゲームが終わった後もそれが続いていました。さらに、最後のゲームが終わった後は手が震えていました。OTBのチェスはオンラインのチェスよりも興奮度が違うということを実感しました。