2021年11月23日
Japan Open 4日目: スタッフの皆さま、ありがとうございました。
7ラウンド目。黒。Kさん。English。
また、minority attack が来ました。
私はキャスリングをしましたが、コンピュータは ...a5 が最善だったと言ってます。そして、この後も何度も何度も ...a5 が最善だったと言われたのでその回数を数えてみたらなんと11回もありました。それだけ、このポーンストラクチャーに対する対処法が分かってないってことですね。
白の直前の手は 24.Rac1。h6のナイトがウザいのでちょうど ...Bg5 で追い払いたいと考えていた時にその白の手は私にとってラッキーでした。で、24...f5!。
コンピュータにもお褒めいただきました。白がほぼ何をしても、次は 25...Bg5 で、Exchange up は確実。でも、そのわりには評価値(-0.3)が低いですね。
ここは 29...Qxd4 か 29...Qxf5 か悩みどころ。勝ちにいくならポーンを取れる 29...Qxd4 でしょう。しかし、相手にクイーンが残るということは逆転の機会を白に与えることになります。相手は unrated ですが、今大会の成績を見るからに(私が勝てない相手2人に勝っている)棋力は相手の方が高いと判断していました。なので、クイーン交換をしてドロー以上を確定させました。チキンです、はい。
最後は白の時間が切れて私の勝ち。
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2勝2敗3ドローで、最終的には3.5ポイント。私のスタート順位は70人中45番目で下半分に入っているのでポイントを半分取れて満足です。
しかし、繰り返しになりますが、1手に数分使えるのは幸せです。また、どのゲームも3時間とか4時間とかぶっ続けでしたが意外と集中力は切れませんでした。ブリッツでありがちな駒がタダでポロっと落ちるみたいなのは皆無でした。
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この大会は素晴らしかったです。閉会式で主催者が自らを褒めていましたが、全然OKだと思います。
この大会にはスタッフが大勢いました。10人以上。国内の大会では過去最高の人数だったかもしれません。部屋が複数ある場合、下位ボードの部屋はおざなりになりがちですが、この大会では下位ボードの部屋でも常にスタッフがいました。また、通訳のスタッフがいましたが、それも初めてかもしれません。運営の質はスタッフの人数にある程度比例するでしょう。毎回これだけの人数を確保するのは難しいかもしれませんが、今後もこうだとありがたいです。
スタッフの皆さま、ありがとうございました。
ちなみに、初めて見る外国系のプレーヤーが何人かいましたが(私の対局の相手の2人を含む)皆さん日本語が流暢で驚きました。通訳いなくても大丈夫だったかもしれません。
2021年11月22日
Japan Open 3日目
5ラウンド目。黒。Kさん。Scandinavian。
前回当たったのは2018年。どうせ同じにはならないだろうと思いつつも当時のゲームを並べておきました。ところが、意外にもここまでは前回とまったく同じ。前回はここで間違えましたが、昨晩 復習しておいたおかげで同じミスは避けられました。プレパして役に立つのは珍しい気がします。
キャスリングが難しいことに気付きます。例えば、7...Nf6 8.O-O Bd6 なら、9.Re1+ が痛いです。なので、7...Bd6 を先にして、8.O-O なら 8...Ne7 で我慢するつもりでした。ところが、白が指したのは 8.Nc3。これで普通にキャスリングできそう。8...Nf6。
おっと危ない。ここもうっかりキャスリングしようものなら 11.Nxc6 を喰らいます。こういうことに気付けるのも時間がたっぷりあるから。とうわけで、10...Be5 を挟んでおきました。
派手な手が来ますねぇ。これもOTBならでは。飛んできたビショップはすぐには取れませんが、15...Bg4 16.f3 Bxf3 17.gxf3 Rxf7 と、バックランクを守りながらマテリアルを取り返せます。
ここは 21.Rd8+ Rxd8 22.Nxd8 で 23.Re8# が threat になる流れを読んでいたのですが、白が実際に指したのは 21.Nd8。たしかに mate threat はありますが、21...h6 で白はマテリアルを損することが避けられません。勝ち。
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6ラウンド目。白。Fさん。Queen's Indian Defense。
このあたりは白なのに苦しいと感じてました。ピースを動かす余地があまりない、的な。でも、コンピュータの評価値は意外にも 0.0 なんですね。ほんと、自分の局面評価はあてにならない ...
ナイトを良いマスに置けて安心したところで、黒のキングサイドアタックの始まります。
33...Qxe3 をされないように e3 を守ったのですが、ここで 33...d4 を突かれたら死ぬと思ってました。白からは 34.exd4 出来ないですから。でも、別に黒から 34...dxe3 が出来るわけではなさそうなので、実際はどうってことなさそう。
前の局面から20手を経てようやく黒がクイーンサイドのポーンを突いてきました。しかし、54.Qc4+ を見落としたと想像します。30手くらい延々と防戦一方でしたが、このチェックのおかげでようやく息を吹き返しました。
ポーンを得してますが、2段目を守っていなけれならない(特に ...Re2 を警戒)のでドローオファーしたら受諾していただけました。しかし、gポーンはパスポーンなので自分の方が若干有利(少なくとも黒からルークを交換できない)と思っていたのですが、評価値は -4.7。どうしてそうなるのか分かりませんがラッキーだったようです。
2021年11月21日
Japan Open 2日目: もしかして minority attack ってやつですか?!
3ラウンド目。黒。Hさん。Catalan。
序盤からポーンを損します。7...Qc8 でb7は守れますがd5のポーンは落ちます。ブリッツですらなかなかセンターポーンを落とすことにないのに、こうも簡単に取られるとは。
白にe4のポーンを突かれないようにしています。こういうことをしなければならないのは Catalan のようにオープニングの種類が限定されますが、ブリッツだとこういう機会はなかなかないです。毎日ブリッツやってるのに Catalan は今年はまだ一度しかありません。そういう意味でもOTBはいつもと違ったことが出来ていいですね。
白がクイーンサイドのポーンを突いてきてるのはもしかして minority attack ってやつですか?!ブリッツだとこういうのに遭遇することはほとんどないので模範的な対処法とかは知りませんが、こうやって実戦で考えるのが一番勉強になると思ってます。白から突いてくるとしたらbポーンだと思うので、それを躊躇させるための 20...Rc8。
ちょっとだけタクティクスっぽいことを。私のナイトは逃げ場所がないので 32.h3 と突いてきた場合 32...Bxd3 33.Qxd3 Nxe5 が出来るようにました。相手はそれに気付いたのか 32.Nf4。面白くなかったです。
最後は劣勢の局面のまま時間切れ負け。
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4ラウンド目。白。O君。Colleもどき。
この 17.b4 を突いた時は自分の方が優勢だろうと感じてましたが、実際は違ったようです。しかし、たとえ勘違いであっても「自分の方が優勢」と感じながら指せる方が精神的には良いはず。
ここで黒からドローオファー。黒は自身が有利だと思っていないのは明らかです。しかし、私も、このままhポーンを突き進められるのは嫌なんです。Be2-f1-g2 として斜めの利きは遮断するつもりですが耐え切る自信がありません。で、ドローに合意。
序盤からポーンを損します。7...Qc8 でb7は守れますがd5のポーンは落ちます。ブリッツですらなかなかセンターポーンを落とすことにないのに、こうも簡単に取られるとは。
白にe4のポーンを突かれないようにしています。こういうことをしなければならないのは Catalan のようにオープニングの種類が限定されますが、ブリッツだとこういう機会はなかなかないです。毎日ブリッツやってるのに Catalan は今年はまだ一度しかありません。そういう意味でもOTBはいつもと違ったことが出来ていいですね。
白がクイーンサイドのポーンを突いてきてるのはもしかして minority attack ってやつですか?!ブリッツだとこういうのに遭遇することはほとんどないので模範的な対処法とかは知りませんが、こうやって実戦で考えるのが一番勉強になると思ってます。白から突いてくるとしたらbポーンだと思うので、それを躊躇させるための 20...Rc8。
ちょっとだけタクティクスっぽいことを。私のナイトは逃げ場所がないので 32.h3 と突いてきた場合 32...Bxd3 33.Qxd3 Nxe5 が出来るようにました。相手はそれに気付いたのか 32.Nf4。面白くなかったです。
最後は劣勢の局面のまま時間切れ負け。
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4ラウンド目。白。O君。Colleもどき。
この 17.b4 を突いた時は自分の方が優勢だろうと感じてましたが、実際は違ったようです。しかし、たとえ勘違いであっても「自分の方が優勢」と感じながら指せる方が精神的には良いはず。
ここで黒からドローオファー。黒は自身が有利だと思っていないのは明らかです。しかし、私も、このままhポーンを突き進められるのは嫌なんです。Be2-f1-g2 として斜めの利きは遮断するつもりですが耐え切る自信がありません。で、ドローに合意。
2021年11月20日
Japan Open 1日目
日本でもトップボードの盤面をリアルタイムで配信することはありますが、今回は盤面だけでなくカメラまであるので映像付きです。しかも、カメラ3台。主催者の気合を感じます。
私が最後にOTBの試合をしたのは2019年12月15日なので約2年ぶりです。しかし、参加者の大半は昔と変わっておらず「あの人誰だっけ?」というのもなく、ブランクが2年もあったとはとても思えません。
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1ラウンド目。黒。Sさん。QGD。
レーティング差が400以上あるのでドローでさえアップセット扱いになります。要は、勝てる見込みはまったくありません。しかし、タイムコントロールは90分+30秒/1手。この長いタイムコントロールはOTBならでは。1手に5分使って考えられるのは幸せ!
試合中、指して後悔したのはこの1手(25...Qf6)のみ。あまり考えてなかったからです。クイーンを交換したかったのですが、交換してくれなさそうなのは自分でも分かったはずです。ならば、ハッタリでもいいから 25...Qg5 でc5のポーンにプレッシャーをかけた方がマシだったな、と。この後 白に 26.Qb7 とされ、すごく嫌な感じになりました。
やはり 7th rank に入られたのが痛いです。33...f5 なら 34.Be5 でしょう。ここで負けたと感じました。この5手後にリザイン。
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2ラウンド目。白。Dさん。Barry Attack。
長く指してないオープニングだったので細かいことはまった覚えていません。しかし、相手のキングサイドをこじ開けてメジャーピースで攻撃する楽しさは味わえました。
この20.Qh2 が決断の1手。この後、20...Qxc3+ 21.Ke2 Rxc2+ 22.Bxc2 Qxc2+ と続くのは予期していましたが、黒からチェックが止まったら Qxh7# で終わるというのが私の筋書でした。しかし、23.Kf3 Qxf5+。あれ?止まると思ってたチェックが止まらない ...で、合意のドローとなりました。
20.Qh2 の代わりに 20.Qg2+ Kh8 21.Kd2 が白にとって理想的だったようですが、残念ながらそれは思い付きませんでした。
2019年12月15日
Christmas Chess Party!
45分+10秒/1手。自分の持ち時間が5分を切ったら棋譜をとる義務はなくなりますが、そうなったらほぼ blitz なので自分としては避けたい状況です。しかし、棋譜をとるのが嫌だからあえて5分を切らせるという考え方もあるようです。
1ラウンド目。黒。S君。Accelerated Queen's Indian。

ここでは自分でも全然見つけられるレベルの 12...Bxf3 13.Qxf3 Qc7 を見落としていました。

ついさっきまで自分のビショップ2つが相手キングを向いていて良い気分だったのにどうしてこうなってしまったのか。単純に 16...Ne8 と逃げたりすると、17.Bxh7+ Kxh7 18.Ng5+ の Greek gift で殺されると思ったので先に 16...Bxf3 を入れました。しかし、自分の悲観とは異なりコンピュータのこの局面の評価はなんと -1.76。黒の方が良いと。しかし、それはベストムーブである 16...Nxe5 を指した場合の話。16...Nxe5 がベストって言われてもどうしてそれが良い手なのかさっぱり分かりません。

白の手はこれ(20.Bg5)しか読んでいませんでした。ここでクイーンが逃げたら、21.Bf6 にしろ 21.Nf6 にしろ負けると思っていたので 20...f6。しかし、20...Qb6 がベストだったようです。

もう絶対ダメだと感じた手。Re7 で the end です。負け。
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2ラウンド目。白。チェスを始めたばかり大学1年生。1.d4 対策はまだなかったと言ってましたが、予想と異なる手を指されるのでかえってやりにくかったです。しかも、負けるわけにはいかないという妙なプレッシャー付き。

12.e4 を突く準備の 11.Nd2 でしたが、コンピュータには不評な手で局面評価がマイナスに転じました。今すぐ 11.e4 がベストだったようですが、それだと 11...dxe4 12.Bxe4 Nxe4 でビショップがいなくなるので嫌ですね。

展開を無かったことにするこの手で局面評価は -1.60。黒に isolated pawn があるにもかかわらず、ポーン1個以上損しているのは白の方という悲しい評価。

ここから反撃。Discovered attack です。この2手後にピンのことを忘れてしまった黒がうっかり 21...dxe4 を指してしまいましたが、ナイト+ルークとクイーンの交換(22.Rxd8 Rxd8)はそんなに悪いトレードではなかったようです。しかし、それはあくまでもコンピュータ視点の話であり、人間達は「しまった!」もしくは「ラッキー!」って考えてます。

こうなったら僕でもメイトできます。勝ち。
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3ラウンド目。黒。M君。Scandinavian。
相手は僕よりレーティングは200以上高いし、白番だし、本来ならアグレッシブにがしがし攻めてきそうなものです。しかし、5手目までに10分も使っているし、指す手が消極的でした。以下の 13.Bf4-h2 なんかはその典型。


...Ne7-g6-e7 を繰り返して(白は Qf5-e5-f5)threefold のドロー。
体調が良くなかったそうです。そうでなかったら格下相手にこんな簡単にドローになんかしませんよね。
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4ラウンド目。白。池上のチェスセンターがあった頃、小島君のレクチャーで何度も会ったFさん。対局は初めてです。Slav。

29...Rxc1 は予期していた手で、取られたルークを取り返せるようにわざわざ a3 にビショップを置いていたくらいなのでほぼノータイムで 30.Bxc1 を指しましたが 30.b7 を見落としていました。

ここでドローオファー。逆色ビショップだし、ドローだと思っていましたが、あっさり蹴られました。

このあたりは棋譜の正確性に自信がありませんが(特に白キングの位置)だいたいこんな感じでした。2手後にリザイン。
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私は1勝2敗1分で1.5ポイント。まあまあの成績です。
優勝した小笠さんは優勝は30年ぶりだそうです。長くやってれば優勝のチャンスはあると仰ってましたが、それは「若い頃(≒学生の頃)からチェスを指している人ならば」という条件が付くと思います。30年前に既に優勝できるだけの実力があったわけだからその底力が残っているのでしょう。羨しい。
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駒が自動で動くチェスセットのデモがありました。駒は小さめですが、それは駒が他の駒の間をすり抜けて動けるように(キャスリングの時とか)そうなっているのでしょう。また、駒は1つずつ動くようです。リセットの時は駒が一斉に動くのかと思っていましたが、そんなことはありませんでした。記事は こちら。
1ラウンド目。黒。S君。Accelerated Queen's Indian。

ここでは自分でも全然見つけられるレベルの 12...Bxf3 13.Qxf3 Qc7 を見落としていました。

ついさっきまで自分のビショップ2つが相手キングを向いていて良い気分だったのにどうしてこうなってしまったのか。単純に 16...Ne8 と逃げたりすると、17.Bxh7+ Kxh7 18.Ng5+ の Greek gift で殺されると思ったので先に 16...Bxf3 を入れました。しかし、自分の悲観とは異なりコンピュータのこの局面の評価はなんと -1.76。黒の方が良いと。しかし、それはベストムーブである 16...Nxe5 を指した場合の話。16...Nxe5 がベストって言われてもどうしてそれが良い手なのかさっぱり分かりません。

白の手はこれ(20.Bg5)しか読んでいませんでした。ここでクイーンが逃げたら、21.Bf6 にしろ 21.Nf6 にしろ負けると思っていたので 20...f6。しかし、20...Qb6 がベストだったようです。

もう絶対ダメだと感じた手。Re7 で the end です。負け。
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2ラウンド目。白。チェスを始めたばかり大学1年生。1.d4 対策はまだなかったと言ってましたが、予想と異なる手を指されるのでかえってやりにくかったです。しかも、負けるわけにはいかないという妙なプレッシャー付き。

12.e4 を突く準備の 11.Nd2 でしたが、コンピュータには不評な手で局面評価がマイナスに転じました。今すぐ 11.e4 がベストだったようですが、それだと 11...dxe4 12.Bxe4 Nxe4 でビショップがいなくなるので嫌ですね。

展開を無かったことにするこの手で局面評価は -1.60。黒に isolated pawn があるにもかかわらず、ポーン1個以上損しているのは白の方という悲しい評価。

ここから反撃。Discovered attack です。この2手後にピンのことを忘れてしまった黒がうっかり 21...dxe4 を指してしまいましたが、ナイト+ルークとクイーンの交換(22.Rxd8 Rxd8)はそんなに悪いトレードではなかったようです。しかし、それはあくまでもコンピュータ視点の話であり、人間達は「しまった!」もしくは「ラッキー!」って考えてます。

こうなったら僕でもメイトできます。勝ち。
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3ラウンド目。黒。M君。Scandinavian。
相手は僕よりレーティングは200以上高いし、白番だし、本来ならアグレッシブにがしがし攻めてきそうなものです。しかし、5手目までに10分も使っているし、指す手が消極的でした。以下の 13.Bf4-h2 なんかはその典型。


...Ne7-g6-e7 を繰り返して(白は Qf5-e5-f5)threefold のドロー。
体調が良くなかったそうです。そうでなかったら格下相手にこんな簡単にドローになんかしませんよね。
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4ラウンド目。白。池上のチェスセンターがあった頃、小島君のレクチャーで何度も会ったFさん。対局は初めてです。Slav。

29...Rxc1 は予期していた手で、取られたルークを取り返せるようにわざわざ a3 にビショップを置いていたくらいなのでほぼノータイムで 30.Bxc1 を指しましたが 30.b7 を見落としていました。

ここでドローオファー。逆色ビショップだし、ドローだと思っていましたが、あっさり蹴られました。

このあたりは棋譜の正確性に自信がありませんが(特に白キングの位置)だいたいこんな感じでした。2手後にリザイン。
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私は1勝2敗1分で1.5ポイント。まあまあの成績です。
優勝した小笠さんは優勝は30年ぶりだそうです。長くやってれば優勝のチャンスはあると仰ってましたが、それは「若い頃(≒学生の頃)からチェスを指している人ならば」という条件が付くと思います。30年前に既に優勝できるだけの実力があったわけだからその底力が残っているのでしょう。羨しい。
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駒が自動で動くチェスセットのデモがありました。駒は小さめですが、それは駒が他の駒の間をすり抜けて動けるように(キャスリングの時とか)そうなっているのでしょう。また、駒は1つずつ動くようです。リセットの時は駒が一斉に動くのかと思っていましたが、そんなことはありませんでした。記事は こちら。
2019年11月23日
世田谷チェスリーグ第5セッション
9ラウンド目。黒。初対局のS君。Scandinavian。
1番ボードでしたが今回はライブ配信はなかったようです。

この 10.a3 は次に 11.Bf5 としてクイーンをトラップしようとする罠だと思いました(実際には 11...e5 で受けられるみたいですが)。10...Qc7 で逃げ道を確保。

ここは 20...e4 21.Nxe4 Rxe4 22.Rxe4 Nc5 まで考えたのに、脳内イメージでは等価交換になると勘違いして指しませんでした。が、本来は良い手のはずでした。本譜は 20...exd4。

ここで1回目のドローオファー。却下されました。

ここで合意のドロー。相手は力を付けてきている若者で負かされると思っていたのでドローでも嬉しかったです。実際、コンピュータの評価は 0.00 でした。
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10ラウンド目。白。初対局のSさん。QGD系。
以前 blitz で似たような局面で 7.Bxc4 をしたら、7.Qxb7 の方が良いと指摘されたのを覚えていて、それが役に立ちました。こういうbポーンを取っても、例えば、...Rb8 と当てられ、クイーンが逃げて ...Rxb2 と取り返されるケースもありますが、ここは幸い c1 にビショップがいるので b2 が取られることはありません。そして、c4 のポーンを取り返すのはそんなに難しそうには見えません。

10.Ne5+ を入れられたことにより想像していたよりも楽に c4 のポーンが取れます。

この 20.h5 は相手をメイトする準備でした。例えば、20...Rb8 のような無駄な手を指したら、21.e5+ Kf5 22.Bd3# で詰ませられると期待していました。しかし、20...Nc6 で逃げ道を作られてしまい、ガッカリ。
この直後に黒がブランダー。結果的にピースが落ち、黒がリザイン。
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第4セッションだけ参加できませんでしたが、それを除いた私の成績は3勝3敗2分で4.0ポイント。5位でした。
NCS以外のチェスクラブがFIDEレート戦を始めたという意味では世田谷チェスリーグは画期的でした。NCSの前のJCAの時代には到底考えれませんでしたね。
2019年11月4日
Japan Open 2019 4日目
6ラウンド目。白。Dさん。Colle。
過去の3戦はすべて負けています。

相手が ...e6 を突くか、白マスのビショップが ...Bg4 もしくは ...Bf5 に出てくるのを見てから自分のビショップを d3 に出すかどうか決めようとしているので(キャスリングはその後)1手前の 3...a6 やこの 4...c5 のようにのらりくらりした手だと対応に悩みます。ここでベストな手は 5.dxc5 だったようですが、その手は考えもしませんでした。dxc5 は b2 にビショップがいて斜めの利きが通る時にしか指さないので、臨機応変さに欠けているのを感じます。

出来れば、次、18.Bb6 で串刺しにしようと思っていましたがバレました。17...b5。しかし、それでもポーンは取れます。18.Bxf6 Bxf6 19.Bxd5。

その後、相手の勘違いにより exchange up になり、さらに rook up になりました。それだけもらえれば私でも勝てます。以下がゲーム終了時の局面。

検討戦では相手がプランを次から次にポンポン思い付くのに驚かされました。私なんてプラン1つ捻り出すのに相当苦労するのに ...。
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7ラウンド目。黒。Aさん。5年前に新潟で当たって以来、2回目です。
1.d4 に対して Queen's Indian にするつもりで 1...Nf6 2.c4 b6 3.Nf3 e6 と指していたのですが、Colle の白黒逆バージョンにすることが出来てとても指しやすくなりました。1手損はしているはずですが。


読むのが面倒な局面。このあたりのやりとりはコンピュータに分析させると白も黒も不正確な手が多いのですが、13...Nxe5 の後の 14.fxe4(下)が一番良くなかったようです。しかし、白にとってはfファイルが開くので良い手だと思っていました。

14...Nxd3 15.Qxd3 dxe4 16.Nxe4

ここでタクティクスを発見。16...Bxh2+ 17.Kxh2 Qh4+ 18.Kg1

e4 のナイトを取る際はクイーンで取ると逆色ビショップのエンドゲームになりかねない(せっかくイニシャティブを掴んでいるのでドローにはしたくない)のでビショップで取りました。

悩んでいたのはどうやったら2つのルークを攻撃に参加させることができるのかです。仮に相手の駒が静止していたとしても、...Rf8-f6-h6、...Qh2-Qh1 ってかなりの手順がかかりますから、実際はその間に何かしらの対処が間に合ってしまいそうです。そこで思いついたのが d 列からの突破。しかし、その準備のための 23...Rfe8 は解析だとブランダー扱いで、...Rf8-f6-h6 ルートの方が良かったそうです。しかし、そうとは知らなかったので作戦決行。24.Bb2 cxd4 25.exd4 e5 26.d5。
最初はここで 26...b5 を突くつもりだったのですが、白はそんなポーンは無視できますし、e3 のポーンをどかしてしまったミスに気付きました。これだと白は Qc3 で g3 にいる私のクイーンを追い払うことが出来ます。そこで作戦変更。やっぱりh列にルークを廻すことに ...。26...Rd6。
私が恐れていたことは threefold(同一局面3回)にしてしまうこと、それと、ルークかクイーンを交換されてしまうこと。しかし、時間的に苦しくなった白がミスしてくれました。

34.Kg1 ならまだ耐えられていた(というか私がどう攻めればいいのか分からない)と思うのですが 34.Rf3 は最低でも exchange up が保証されます。しかし、出来ればもっと大きなアドバンテージが欲しいと欲張りました。34...Bxf3 35.Qxf3 Rh1+ 36.Kf2 Qh4+

e1のルークが取られる前に白がリザイン。
指している間はお互いにまともな手を指していたと思っていたのですがコンピュータの解析だとどちらも不正確な手がわんさか。唖然としました。
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今朝まで強制BYEを回避するために頑張っていたくらいなので成績は悪いだろうと思っていたのですが、2勝3敗2分の3ポイントは入賞まであと一歩の成績でした。少し意外。
新バッジ、買いました。以前のと違いは名称が入っていることです。
過去の3戦はすべて負けています。

相手が ...e6 を突くか、白マスのビショップが ...Bg4 もしくは ...Bf5 に出てくるのを見てから自分のビショップを d3 に出すかどうか決めようとしているので(キャスリングはその後)1手前の 3...a6 やこの 4...c5 のようにのらりくらりした手だと対応に悩みます。ここでベストな手は 5.dxc5 だったようですが、その手は考えもしませんでした。dxc5 は b2 にビショップがいて斜めの利きが通る時にしか指さないので、臨機応変さに欠けているのを感じます。

出来れば、次、18.Bb6 で串刺しにしようと思っていましたがバレました。17...b5。しかし、それでもポーンは取れます。18.Bxf6 Bxf6 19.Bxd5。

その後、相手の勘違いにより exchange up になり、さらに rook up になりました。それだけもらえれば私でも勝てます。以下がゲーム終了時の局面。

検討戦では相手がプランを次から次にポンポン思い付くのに驚かされました。私なんてプラン1つ捻り出すのに相当苦労するのに ...。
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7ラウンド目。黒。Aさん。5年前に新潟で当たって以来、2回目です。
1.d4 に対して Queen's Indian にするつもりで 1...Nf6 2.c4 b6 3.Nf3 e6 と指していたのですが、Colle の白黒逆バージョンにすることが出来てとても指しやすくなりました。1手損はしているはずですが。


読むのが面倒な局面。このあたりのやりとりはコンピュータに分析させると白も黒も不正確な手が多いのですが、13...Nxe5 の後の 14.fxe4(下)が一番良くなかったようです。しかし、白にとってはfファイルが開くので良い手だと思っていました。

14...Nxd3 15.Qxd3 dxe4 16.Nxe4

ここでタクティクスを発見。16...Bxh2+ 17.Kxh2 Qh4+ 18.Kg1

e4 のナイトを取る際はクイーンで取ると逆色ビショップのエンドゲームになりかねない(せっかくイニシャティブを掴んでいるのでドローにはしたくない)のでビショップで取りました。

悩んでいたのはどうやったら2つのルークを攻撃に参加させることができるのかです。仮に相手の駒が静止していたとしても、...Rf8-f6-h6、...Qh2-Qh1 ってかなりの手順がかかりますから、実際はその間に何かしらの対処が間に合ってしまいそうです。そこで思いついたのが d 列からの突破。しかし、その準備のための 23...Rfe8 は解析だとブランダー扱いで、...Rf8-f6-h6 ルートの方が良かったそうです。しかし、そうとは知らなかったので作戦決行。24.Bb2 cxd4 25.exd4 e5 26.d5。
最初はここで 26...b5 を突くつもりだったのですが、白はそんなポーンは無視できますし、e3 のポーンをどかしてしまったミスに気付きました。これだと白は Qc3 で g3 にいる私のクイーンを追い払うことが出来ます。そこで作戦変更。やっぱりh列にルークを廻すことに ...。26...Rd6。
私が恐れていたことは threefold(同一局面3回)にしてしまうこと、それと、ルークかクイーンを交換されてしまうこと。しかし、時間的に苦しくなった白がミスしてくれました。

34.Kg1 ならまだ耐えられていた(というか私がどう攻めればいいのか分からない)と思うのですが 34.Rf3 は最低でも exchange up が保証されます。しかし、出来ればもっと大きなアドバンテージが欲しいと欲張りました。34...Bxf3 35.Qxf3 Rh1+ 36.Kf2 Qh4+

e1のルークが取られる前に白がリザイン。
指している間はお互いにまともな手を指していたと思っていたのですがコンピュータの解析だとどちらも不正確な手がわんさか。唖然としました。
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今朝まで強制BYEを回避するために頑張っていたくらいなので成績は悪いだろうと思っていたのですが、2勝3敗2分の3ポイントは入賞まであと一歩の成績でした。少し意外。
新バッジ、買いました。以前のと違いは名称が入っていることです。
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