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2014年5月10日

小島君のレクチャー、960チェス、等


■今日のレクチャーでは全日本選手権からのゲームが幾つか取り上げられました。自分でも間違えそうなのがこの局面で黒番。

8/2k5/2P2P2/2K5/8/8/7R/5r2 b - - 0 18
18...Rxf6 とすぐにポーンを取ると 19.Rh7+ (下の図)でキングは 19... Kd8 のように下がることになり、20.Kb6 でピンチなります。

なので、正しくは 18...Rf5+ とポーンを取る前に一回チェックを入れてから 19.Kc4 Rxf6(下の図)です。これならば、白ルークの横からのチェックは怖くなく、ドローになります。

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■全日本選手権の前でしたが twitter で以下のようなツイートがあり、誘いに乗ってみました。


私がよく行く Chess.com でも 960 チェスは一応ありますが、1手あたり何日のような長いタイムコントロールしかないのであまり気軽に試せません。この lichess というサイトでは15分+10秒/1手だったのでちょっと遊ぶには良いと思います。キャスリングのやり方が分からず焦りましたが、コツはキングを目的地にドラッグするのではなく、入れ替わるルークの上までドラッグすることです。
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■私のホームページのアクセスカウンターが10万を超えました。ありがとうございます。

2009年1月21日

シシリアン

勇気を出して(ちょっと大袈裟?)Yahoo! でシシリアンに挑戦してみました。相手がちょっと弱かった(私の 5...Nc6-e5 に対して図のように 6.Qf3-e3? と指し、白のビショップは落ちました)ので、シシリアンを体験したと言えるのかどうかちょっと疑問ですが、黒のポーンの形が異質に感じられたのは確かです。従来の私のオープニングだと、スカンディナヴィアンにしろ、キャンブリッジ・スプリングスにしろ、c6 と e6 にポーンがいるのですが、それらがいなかったせいでしょう。フィッシャー・ランダム・チェスをやっているのと同じような違和感がありました。このポーンの形に慣れるのには時間がかかりそうな気がします。



1. e4 c5 2. Qf3 Nc6 3. c3 Nf6 4. h3 d6 5. Bc4 Ne5 6. Qe3 Nxc4 7. Qd3 Ne5 8.Qb5+ Qd7 9. Qxd7+ Bxd7 10. Ne2 Bb5 11. a4 Bxe2 12. Kxe2 g6 13. d3 Bg7 14.Re1 O-O 15. Kf1 Nxd3 16. Rd1 Nxc1 17. Rxc1 Nxe4 18. Na3 Nd2+ 19. Ke1 Nb3 20. Rd1 Nxa1 21. Rxa1 a6 22. Nc4 a5 23. Nb6 Ra6 24. Nd7 Rd8 25. Nxc5 dxc5 26. Ra3 Rb6 27. c4 Rxb2 28. Re3 e6 29. g3 Bd4 30. Rd3 Bxf2+ 31. Kd1 Rxd3+ 32. Kc1 Bd4 33. g4 Rxh3 34. g5 Rh1#

2009年1月16日

誤解

フィッシャー・ランダム・チェス(別名チェス960)では、最初のピースの配置以外、ルールは普通のチェスと同じです。キャスリングについても同様で、チェックがかかっていたり、キングが通過するマスに相手の駒が利いていてはなりません。

普通のチェスではどちら側にキャスリングする場合も、キングは横に2マス移動するので、フィッシャー・ランダム・チェスでも同じようにキングが横に2マス移動するものだと思っていました。

違いました。

キング側にキャスリングする場合、キングはg列に行き、クイーン側にキャスリングする場合、c列に行くのです。つまり、同じなのは“移動距離”ではなく、“移動先のマス”でした。まだ見たことはありませんが、b1 にいるキングが突然 g1 に飛ぶこともありえるのです。

2009年1月13日

フィッシャー・ランダム・チェス

松戸の大会の賞品としていただいたチェス・クロックにはフィッシャー・ランダム・チェス用のポジションを生成する機能があるので、さっそく使ってみました。オープニングを覚えられないうちの嫁もフィッシャー・ランダム・チェスなら大丈夫?

開始時のポジションは次の通りでした(パターン番号124)。

nbqrnkbr/pppppppp/8/8/8/8/PPPPPPPP/NBQRNKBR w - - 0 1

下の図は、ナイトにルークを取られないように、白の私が Re1-d1 と指したところです。黒のクイーンに当たるようにしたのでクイーンが逃げるはずと思っていたら、まったく予期していなかった手を喰らいました。


2r1k1b1/p3pp1p/1p6/2pQP3/1P2n3/1N1NP3/PnPPq1PP/1B2R1RK b - - 0 5

...Qxd3! これで ...Nf2# による窒息死を免れようと思ったらクイーンを捨てるしかありません。負けです。

もう1局指しましたが、また負けました。

嫁とチェスをする時は当面、普通のチェスではなく、フィッシャー・ランダム・チェスになりそうです。

ちなみに、ソフトウェアによっては棋譜の入力が難しいかもしれません。私はいつも WinBoard を使っており、最初のポジションの編集は比較的簡単にできましたが、キャスリングはさせてくれませんでした。仕方ないので、キャスリングの部分だけ手編集しました。

2009年1月12日

松戸のクラブ選手権(二日目)

本日最初のゲームが終わった後、嫁が寄ってきて「優勝の賞品はチェスクロックらしいよ。あのチェスクロック欲しい!」。「それ、グループ1の賞品じゃないの?」「3グループとも同じ賞品だって」。というわけで、嫁用のチェスクロックを狙うことに。珍しく(初めて?)グループの首位に入っていたので、射程距離内でした。

6ラウンド目も辛勝し、最終ラウンドが始まる時点で私は5ポイントで単独トップ。他に4ポイントが二人。ドロー(0.5ポイント)で十分 ...

前回は 1.e4 だったT君でしたが、やはりオープニングは変わっていました。セミスラブのメランになりました。クイーンサイドで張り合っている時、ふとキングサイドに目をやると、なんか攻めやすそうに見えました。

r5k1/1b2qppp/2pbpn2/r7/Pp1PB3/1Q2P3/1B1N1PPP/R4RK1 b - - 0 18

ここから、キマると思ったサクリ 18...Bxh2+ がキマまらず、19.Kxh2 Ng4+ 20.Kg1 Qh4 21.Nf3 で受けられてしまいました。このナイトによって攻撃を続けるどころかクイーンが追い返されました。この後はピースダウンが響き、ジリ貧で負け。

r5k1/1b3ppp/2p1p3/r7/Pp1PB1nq/1Q2PN2/1B3PP1/R4RK1 b - - 0 21

おそらくビショップをサクる前に、18...Nxe4 19.Nxe4 Bxh2+ 20.Kxh2 Qh4+ としてナイトが f3 に行けないようにしておけば、本譜よりマシな流れになっていたと思います。図の後、21.Kg1 Qxe4 22.Qxb4 なら 22...c5 (メイト狙いとクイーン取り)があります。

r5k1/1b3ppp/2p1p3/r7/Pp1PN2q/1Q2P3/1B3PPK/R4R2 w - - 0 21

終わってみると5ポイントは二人いましたが、この大会はレーティングが低い方が優先されるので私が優勝。嫁が欲しがっていたチェスクロックをめでたく手中に収めることができました。いつもサポートしてくれる(持ち時間が5分を切り棋譜をとる義務がなくなると、私の代わりに棋譜をとってくれます)嫁の希望を叶えてやれて非常にうれしいです。

このチェスクロック(DGT960)はコンパクトで持ち運びに適しており、フィッシャー・ランダム・チェス用のポジションを生成してくれる機能もあります(フィッシャー・ランダム・チェスは、ルール自体は普通のチェスと同じですが、ゲーム開始時のピースの配置がランダムです。1手目から頭を使います。)。