昨晩は電車の中で Chess Training Pocket Book II(どうでもいいことですが、アマゾンに掲載されている本の表紙は私に届いた本の表紙と異なります)を読むつもりだったのですが、実際には Zuke 'Em-The Colle Zukertort Revolutionized の方を読んでいました。Colle には大きくわけて2種類あり(図あり)、Zukertort は b3 と Bb2 でクイーンサイドにフィアンケットし、Koltanowski は c3 としフィアンケットはしません。Colle を覚えたばかりの頃、Koltanowski しか知りませんでしたが、A Killer Chess Opening Repertoire という本で Zukertort を覚えて以来、長い間 Zukertort を指していました。しかし、Zukertort を指しているとやられて嫌なラインがあり、困っているところに Koltanowski の方を扱っている Starting Out: The Colle という本を見つけたので最近は Koltanowski に戻っていました。Zuke 'Em を読んでいるとまた Zukertort が指したくなります。素晴らしいことに私がやられて嫌だったラインへの対処方法が書いてあるのです!今度の松戸のクラブ選手権では Colle を使える可能性は低そうなのでこの本を読んでいてもしょうがないかもしれませんが、読まずにはいられません。
帰宅後、短い時間ですが、松戸のクラブ選手権の準備をしようと思いました。今日はラーセン(1.b3)対策。自分が黒の時に 1.b3 を使った方が二人いたので過去のゲームを再現してみたのですが、黒の7手目が終わった時点の2つのゲームの形を見ると ...
...ほとんど同じ。それに、この形になってしまうと 1.d4 で始まるゲームと大して変わりありません(しかも、Colle の Koltanowski の白と黒を逆にしたようなものです)。というわけで、1.b3 固有の準備をする必要性をあまり感じなくなり、時間もあまり無かったこともあり、一応引っ張り出してきたMCOは開かずじまいでした。
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