朝、電車の中でPSP版チェスマスター(Chessmaster)をやっていたら、近くで音楽が鳴り始めました。「誰だか知らないけど、さっさと携帯に出ろよ」と思っていたら、なんと自分のPSPでした。どうしていいのか咄嗟には分からなかったので、慌てて電源を切りました。しかし、PSPは電源を再び入れた時に、電源を切った時のそのままの状態が保たれているので助かります。元のゲームを途中から簡単に再開できるのです。
チェスマスターは対戦相手を選べます。初級、中級、上級それぞれに8人ずついるので合計24人のキャラクターがいます。“相手のナイトが怖いので交換できるならすぐにする”“ピースの機動性を重視し、マテリアルよりもポジションを重視する”のように各キャラには特徴があります(どのようにプログラムしているのかちょっと興味があります)。弱いキャラから順番に対局し、勝ったら次のキャラに挑戦するようにしてきました。そして今日は上級キャラの4番手に挑戦です。Queenie というの名前のその老婆の特徴が“唯一の欠点はたまに攻撃の機会を逸すること。撤退することが多く、相手の攻撃を待つことがある。”だったので、侮っていました。私は白でオープニングはクイーンズ・インディアン。以下の図から白番です。
q3k2r/p2pbppp/6r1/3nQ3/1P6/P3P1N1/1B3PPP/R4RK1 w k - 0 1
1ポーンアップしていたので、ピースをできるだけ相殺するつもりの私が指した手は 1.Nf5。Queenie は攻撃の機会を逸しませんでした。1...Rxg2+! 2.Kxg2 Nf4+ 3.Kg3 Qg2+
ここで私は「4.Kxf4 で助かる!」と思ったのですが、甘かったです。4.Kxf4 g5#。
ルークとナイトをサクってポーンでメイト。相手が精密機械だと分かっていてもショッキングなコンビネーションでした。こんなド派手なコンビネーションは本の中でしか登場しないと思っていました。
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