Eric Schiller による『Learn from Bobby Fischer's Greatest Games』の全ゲームをHigh-Speed Replay Training方式(手の意味は考えずにとにかく高速で並べる)で並び終えました。掲載されているゲームは24局ですので『ボビー・フィッシャー/魂の60局』より少ないですが、その分解説は多いです。しかし、この本も各ゲームの冒頭の一段落しか読まず、途中の解説は飛ばして棋譜を並べるだけですので逆に文字が多い分次の手を探すのに手間がかかりました。
これで2冊目を終えたわけですが、この程度では全然棋力が上がったという気はしません。しかし、このトレーニング法にはちょっとしたメリットがあることを実感するようになりました。買っただけで全然読んでいなかった本を有効利用出来たので、無駄な買い物をしていたという罪悪感が薄れました。
読み飛ばしてしまっている解説は後で読まねばと思いつつ、結局全然読んでいません。しかし、今は気合を入れて解説を読むという質の高い作業よりもとにかく量をたくさんこなすことに重点を置こうと思います。
明日からは『Colle Plays the Colle System』を題材にします。これは本家本物のEdgard Colleが指したゲームを100以上掲載している本です。並び終えた最初の2冊はオープニング的には私にはあまり縁のないラインが多目でしたが、『Colle Plays the Colle System』ではもう少し馴染みのある局面が出てくることが期待できそうです。
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週末にあるお店で家具を見ていたらチェスセットが飾られていました。しかも現品限りで13,650円で売られています。高級感のある駒なんですが、よく見ると黒のナイトが足りません。どうなるんでしょうね?
2011年12月13日
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