昨年は医療費が多かったので会社を休んで還付申請(確定申告)をすることにしました。ちなみに、私は確定申告は初めてです。私は自転車で自分の市の市役所に行くつもりだったのですが、妻に行き先が間違っていると指摘されました。我々の住んでいる市には税務署が無いので、隣の朝霞市まで行かねばならないとのこと。
朝霞の税務署は朝霞の例会の会場の近くなので行き方は分かります。電車に乗って、次にバス。バスの中で本を読んだり iPhone を使ったりすると私は酔うので、先日の目隠しチェスの問題を考えることに:
1.f3 e5 2.Kf2 Nf6 3.Kg3 Nh5+ 4.Kg4 d5+ 5.Kxh5 の後の黒の最適な手は?
以前から分かっていたことですが、ルークの縦か横の利きは分かりやすいのですが、ビショップの斜めの利きは非常に分かりにくいです。その理由をはっきり(再)認識しました。私は駒の位置を大雑把に把握しているだけでマスがまったく描けていないからです。マスが見えないと斜めのラインが分からず、例えば 4...d5+ がビショップによるものなのか、クイーンによるものなのか、瞬時には分かりません。
税務署では長蛇の列で1時間くらい待たされました。その間も上記の問題を考え続け、ちょっとズルをしてうっすら見える床の模様(下の写真)を盤として使っちゃいました。
それで分かったことは h5 のキングがもう前には進めないこと。それまでは黒のポーンが g6 と h6 に利いていることに気付いていませんでした。床の模様をなんとか脳裏に焼き付けようとしましたが、なかなか出来ません。しかし、仮に出来たとしてもあまり役に立たない気がしてきました。遠近法のせいでマスが台形になっていて分かりにくいからです。すべてのマスが正方形に見えるように思い浮かべないと。申請が終わって駅に向かって歩いていたら、それに近いものがありました。下の写真の右の方の壁の模様です。
帰宅後は松戸の大会でいただいたチェスのビデオを見ることにしました。IM Danny Kopec 氏の How to Analyze a Chess Position です。2時間のビデオを一気に見終えるつもりでしたが、途中でメモをとったり、インターネットで pgn 形式のファイルを探したりするので、なかなか進みません。半分ちょっと見たところで仕事の電話がかかってきてしまって中断。残念。
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