7ラウンド目。O君とは3回目ですが、今のところすべて黒番。QGDのCambridge Springs似。
r1b1k2r/pp1n1ppp/2p5/q2p2B1/1b1Pn3/2NBPN2/PPQ2PPP/R3K2R w KQkq - 5 10
この 9...Bb4 がブランダー。10.Bxe4 dxe4 の後、f3 のナイトが逃げると g5 のビショップが黒クイーンに取られるから白は e4 のナイトを取れないと勘違い。どちらかといえば白クイーンはc3を守っていなければならないから動けないと思い込んでいた方が大きいかも。11.Qxe4+ がチェックになるのを見落としていました。11...Kf8 とするしかなく、1ポーンダウンとなり、キャスリングも出来なくなりました。
最後は1ポーン差のエンドゲーム。こうなっちゃったらもう無理。負け。
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8ラウンド目。白。Tさん。Colle。大会に参加するようになったのはごく最近だというのに全然隙がない。少なくとも私には見つけられませんでした。中盤はだいたいこんな感じで、私にとってはそんなに珍しい形ではないです。相手は定跡を知らないというわりには、ほぼ定跡通りだったので非常にセンスが良いとしか言いようがありません。どう指すかは チェスの玉手箱 の『理詰めのチェス』で学んだそうです。あのサイトは表彰に値するでしょう。
最後は同色ビショップのエンドゲームとなりました。ビショップさえ交換できれば、自分が勝つ自信があります。特に白はh2-h3という時間稼ぎの手段を持っているのに対し、黒はポーンを動かせない(動かしたくない)のが大きな違いです。しかし、私にはビショップの交換を強制する手段が見つけられず、結果的にドローになりました。帰宅後、Fritz 先生に正着を出してもらいました。
2b5/2k5/4p2p/2P1p1p1/BK2p1P1/4P3/7P/8 w - - 3 44
本譜はここで 44.Bb5 でしたが、正解は 44.c6 だったようです。答えを示されればどうしてだか分かりますね。44.c6 なら黒のビショップの行き場がなくなります。44...Ba6 ならば、45.Bb5 とぶつけて 45...Bc8 と下がれば、46.Kc5 で黒はツークツワンクになります。
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2勝4敗2分でした。レーティングはたぶん下がります。
大会の写真はおそらく明日掲載できそうです。
2 コメント:
最後の局面 c6 は突きすぎぽいから真っ先に候補手から外してしまそうな手ですね。セオリーとの付き合い方が難しい。
コメントありがとうございます。そうなんです。c6突くのはやり過ぎ感が漂ってますよね。一度突いたら引込められないのでなおさら。
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