3局目。黒。Kさん(1869)。1.d4 対策をしてきたのに 1.e4 が来て肩すかし。スカンディナヴィアン。罠のあるラインに誘い込まれることを恐れていましたが、意外になんとかなりました。展開が終了した時点で黒でこれなら満足でしょう。
以下は白が22.g2-g4と指したところ。
r2r2k1/2pq1pbp/4p1p1/pp1b4/3PBBP1/P1P2P1P/1P2Q3/1K1RR3 b - g3 0 22
私にはその意図が分からなかったので気にせず 22...b4 で攻撃。23.Bxd5 exd5 24.Qe7 と続きましたが、22.g4 が抜けていると ...Qf5+ でビショップが落ちたそうです。私が苦手とするポーンが動いた後の状況をきちんと把握されていたわけでちょっと驚き。
クイーン交換後、しばらくしてドローオファー。受けていただけました。
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4局目。白。A君(1699)。ピルツ。
r4r2/pp1bppk1/1q1p1np1/4n2p/3NP2P/2N2P2/PPPQB1P1/2KR3R w - - 2 14
白の方が良かったと思いますが、ここで 14.Rhg1?! としたのが後々悔やまれました。hファイルはクローズだし、hポーンを守る必要もないと考えたのが間違い。
相手の時計が落ちそうだったのでドローオファーしましたが蹴られ、最後は以下のR対Nのエンドゲームでプロモーションを許してしまい、負け。
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5局目。黒。Hさん(1467)。スカンディナヴィアン。黒の展開が終えた時点でこんな感じ。
27...Qd4 は ...Qxf2 を狙った手です。しかし、白クイーンからのチェックが途絶えずスリーフォルドのドロー。
5k2/5ppp/p3p3/1p6/3q4/P1Q4P/1PPr1PP1/4R1K1 w - - 4 28
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0勝3敗2引き分けの1ポイントはおそらく最下位ですが、あまり自信のなかった ...Qd6 系のスカンディナヴィアンでも戦えることが分かったのが収穫です。
大会の写真は近日中に掲載します。
2011年8月29日
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