2011年6月19日

久留米チェスサークル

妻の実家のある福岡に来ているので日程的に都合の良かった久留米チェスサークルの例会に顔を出すことにしました。元々会う予定だった親戚がたまたま久留米に住んでいるため一石二鳥でした。

久留米は豚骨ラーメン発祥の地だそうです。皆さん、ご存知でしたか?私は博多だと思っていました。

便利だと思ったのは Suica が九州でも使えるようになっていたことです( 九州に到着した日はそうとは知らずに切符を買ってその切符をなくしました。駅員さんは見逃してくれなかったので二度払うことになりました)。久留米駅には今年の3月から新幹線が止まるようになり、そのおかげで見違えるほど開発が進んだそうです。会場の最寄駅は久留米駅ではなく、電車の本数も少ないため、車で迎えに来ていただきました(岡村さん、ありがとうございました!)。

1局目。白。Yさん。ダッチ。前回はダッチではなかったと記憶しているのでちょっと意表をつかれました。本譜は以下の局面でポーンを取り返すために 23.Qxc4 としました。g6 のポーンを攻めたかったのですが、攻める駒が4つに対し守っている駒も4つなので無理だと判断したのです。

r3q3/p5k1/3p1rpp/2pPp2b/2p1B2P/5PR1/PPQ4P/2K3R1 w - - 0 23

ところが、23.Bxg6 Bxg6 なら 24.h5! で良かったそうです。まったく思いつきませんでした。“hポーンは動けない”という固定観念が一度出来てしまうとただ意味もなくそこにいるだけの駒にしか見えませんでした。

それ以降は下り坂。負け。

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2局目。白。Oさん。Barry Attack もどき。以下の局面で勘違いをして、本譜は 23.Kb1 Qxd4 c3 Qb6。攻撃に耐えられず負け。


2r3rk/pp1qppb1/7p/5Pp1/3Pp3/7P/PPP1B1QP/2K2RR1 w - - 0 23

23.Qxe4 としていれば、23...Qxd4 Qxd4 Bxd4 で逆色ビショップエンディングとなってドロー気味でした。

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3局目。黒。Kさん。Semi-Slav。相手の方はレーティングがそれほど高くないのに定石通りに、しかもサクサク指してくるので内心“マズイかもしれない”と思っていましたが、私がかけたチェックに対して行ってはいけない方向にキングが逃げてしまったためすぐに勝負がつきました。勝ち。

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妻も例会に参加し、2勝し、嬉しかったようです。

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