2011年5月1日

寝る前の一局

日中に60分+30秒/手のゲームを3局指しましたが、どうも時間が余り気味なので、寝る前に5分+30秒/手を試しました。相手は私よりレーティングが上だったのですが、あまり定跡通りには指してきません(そういう人、多いですが)。

やたらとポーンばかり突いてきます。キングサイドにキャスリングするのはちょっと不安でした。6.Ne5 は相手のキャスリングを Ng6 なり Qh5+ なりで妨害するつもりの手でした。



6...Qf6? 7.Qh5+



これで黒キングが d8 に逃げても e7 に逃げてもナイトフォークが決まります。で、エクスチェンジアップしました。このままピース交換を続けていれば勝てると思っていたのですが ...

18...h6-h5!



次に ...Rg7 でクイーンがトラップされることに気づきました。やむをえず、19.Bxf5 でビショップを捨てて退路を確保。

その後、相手は窮屈でしたが、調子に乗りすぎました。34...Bd7-e6 で困ります。



g4のポーンを取りたかったので、35.Rxf8 Rxf8 (35...Bxf8 だったら、たぶん 36.Ra7 Bc8 37.Ra8 の後、38.Nxg4) 36.Nxg4 Bxg4 37.Rxg4
これでB対3Pになりました。



その後、相手のキングがなぜかクイーンサイドに向かって行ったので、思う存分をポーンを突けました。



ここで、46...Rxf7+? 47.gxf7 でジ・エンドです。黒はルークを動かさない方が粘れたでしょう。

ゲームの内容云々よりも言いたいのは“とても楽しかった”ということです。最近 slow chess がいいと書いたばかりですが、こういうゲームもドキドキしていいなぁ、と。楽しかったのでとにかく何か書かずにはいられませんでした。棋譜は以下の通りです:

1. d4 e6 2. Nf3 d5 3. e3 h6 4. Bd3 g5 5. O-O f5 6. Ne5 Qf6 7. Qh5+ Kd8 8. Nf7+ Kd7 9. Nxh8 Qxh8 10. Qf7+ Ne7 11. b3 Nc6 12. Ba3 a6 13. Nd2 b5 14. Bxe7 Bxe7 15. c3 Bb7 16. f4 Rg8 17. Rf3 g4 18. Rf2 h5 19. Bxf5 Nd8 20. Bxe6+ Nxe6 21. Qf5 g3 22. Rf3 gxh2+ 23. Kxh2 c6 24. Rh3 Qg7 25. g3 Qg4 26. Qxg4 hxg4 27. Rh7 Kd8 28. Kg2 Bc8 29. Rah1 Bf6 30. Nf1 Bd7 31. Rf7 Be7 32. Rhh7 Re8 33. Nh2 Nf8 34. Rhg7 Be6 35. Rxf8 Rxf8 36. Nxg4 Bxg4 37. Rxg4 Ba3 38. Rg7 Be7 39. g4 Re8 40. Kf3 Kc8 41. g5 Kb7 42. f5 Kb6 43. f6 Bd6 44. f7 Rf8 45. g6 c5 46. Rg8 Rxf7+ 47. gxf7 c4 48. b4 a5 49. a3 axb4 50. axb4

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