展開が重要な序盤においてテンポを損する例として 1.e4 d5 2.exd5 Qxd5 3.Nc3 が挙げられています。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgDQdOeOfRrfW1Tw041wlkqlCjrPWghjzzQv_wYZaqFr_l0wvXaSrvnGiFKA8jSxaeeDWU4QsWa3oybkLOKrtbvvF0aqdFZTgNbco78w_NyOHlkI9UMu6VuU9uN1j3Nmcrf4D5vFibJD8U/s400/20101209a.gif)
スカンディナヴィアンですね。ということはニムゾビッチはスカンディナヴィアンを一度も指したことがないのでしょうか?つまらない疑問が浮かびました。
365Chess.com で調べてみました。黒がニムゾビッチで、ECOのコードがB01。
1件ありました。1927年。白が Brinckmann。「なんだぁ、スカンディナヴィアンを指したこともあるんじゃない」とちょっと親しみを感じました。
が、棋譜をみてみると ...
1.e4 Nc6 2.d4 d5 3.exd5 Qxd5
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg8PktwdU1f_Uc_azSQs13W7A5cGJfvUJj59xPAc1jkeg3MfRfzlmFrCmy5uY5veKUt96NAYFw9GgJVO0oatoNNNhZPacjL-a6mXf52kb4-jCAhgGtiCa1dht27KiwYXGgm2nJMlnkzoLI/s400/20101209b.gif)
これはスカンディナヴィアンというよりも Nimzowitsch Defence(1.e4 Nc6)ですよね。でも、本家本元のニムゾビッチが指した Nimzowitsch Defence を見つけたのはちょっとしたサプライズでした。
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