2009年8月27日

同じ轍を踏む?

昼休みに Yahoo で指さなくなった代わりに、Yamagishi さんの チェスの玉手箱 に連載中の『理詰めのチェス』を読んでいますが、これは結構良いです。最初はマスター同士のほぼ完璧なゲームばかりを解説しているのかと思っていましたが、どうもそうではないようです。目隠しの多面指しのゲームも扱っていたりするのですが、それは負ける方が適度に弱い(GMと比較すれば)ので、私のゲームでも起こりえるような局面になっていると思います。しかし、仮に紹介されている局面と自分のゲームが同じ局面になったとしてもそんな簡単には勝てないでしょう。勝つための手順は一度見たら覚えられるような簡単な手順ではないからです。だから、ある程度はポジションと手順をセットで暗記してしまうことが必要です。そうでもしないと応用は難しそうです。しかし、逆に覚えることができれば、いつかはそのおかげでポイントが取れると思います。

重要と思われるポジションは覚えてしまおうと思って過去にいろいろなことをしました。PGNファイル形式でそのような局面を集約したり、局面を画像化したものを集めてExcelに貼り付けたり、単語帳に局面図を貼り付けたり。しかし、どれも一過性の活動で終ってしまっています。つまり、作るだけ作って使わないので、頭には何も入っていません。『理詰めのチェス』の勝ちのラインは覚えてしまいたいのですが、このままだと同じ轍を踏みそうです。

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