2009年8月16日

ジャパンリーグ3日目

会場に着いたらペアリングの組み直しをしていました。5ラウンド目がBYEになっていたのはSさんだったのですが、実はSさんは7ラウンド目のBYEを事前申請していたので、5ラウンド目がBYEになるのは間違いだったのです。私は組み合わせの過程を見ていたのですが、自分が2番目のBYE候補であることが分かりました。つまり、5ラウンド目のBYEは免れましたが、5ラウンド目で負けたら6ラウンド目のBYEは間違いなく私です。

5ラウンド目の相手はGさん。Gさんとは三回目の対局ですが、毎回スカンディナヴィアンです。白の8手目までは前回と同じでしたが、私は前回の反省を活かし、8手目を変えました(ビショップとナイトの交換を避けました)。黒にしてはなかなか良い状況が続いていて、20手目の後に次のようなポジションになりました。白番です。


r4rk1/4bppp/2p1p3/7b/8/P2PBP1P/4BP2/1R3RK1 w - - 0 21

a3 のポーンは守れないだろうと思っていたのですが、Gさんは上手いこと守りました。前回はエンドゲームの上手さに感動しましたが、今回も舌を巻きました。

21.Rfc1 Rfc8 22.Bc5


これで守れています。もし、22...Bxc5 23.Rxc5 なら h5 のビショップを逃がすしかありません。工夫すればなんとかなるものですね。

しかし、結果は私の勝ちでした。私はBYEを免れましたが、潔くリザインをされたGさんがBYEになってしまいました。

6ラウンド目。白。初対局のWさん。序盤でポーンが愚形になって困っていたのですが、なんとか解消。ドロー。

Aクラスは3ポイントが1人で、それを7人の2.5ポイントが追いかけます。私は2.5ポイントの1人なので、入賞のチャンスはあるのですが、対局相手のレーティングが一番高いのが私なのです。つまり、一番勝てる可能性が低い。白番なのがせめてもの救いです。

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