1ラウンド目。黒。Scandinavian をよく指す日本のプレーヤーではおそらく最強だと思うSさんに対して Scandinavian を指しました。私よりも詳しくてサクサク指してくるかと思いきや意外にも白は8手までに45分も消費(私は30分消費)。もしかしたら中盤は無傷で切り抜けられるかもしれないと気が緩み始めた頃、厳しい手がきました。15.Qe2 はdファイルのピンをかわした上にBg4を狙っています。
2kr3r/1pp1nppp/p1n5/3Pbq2/8/4BB2/PP2QPPP/RN1R2K1 b - - 1 15
いろいろ考えましたが結局は 15...Kb8 でナイトさんさようなら。16.dxc6 Rxd1+ 17.Qxd1 Bxb2 18.Nd2 Bxa1 19.Qxa1 でN+B対R+Pとマテリアル的には一時的に食い下がりましたが、しょせん格が違います。いつの間にか時間切れスレスレになっており最後は以下の局面からメイトされました。メイトの手順はここに白い字で書いてます → 26.Nc6+ Qxc6 27.Ba7+ Kxa7 28.b8=Q#
1k6/1Pp3pp/p4p2/3r4/q2N4/4B2P/PQ3PP1/6K1 w - - 0 26
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2ラウンド目。白。ロンドンから帰省中のY君。チェスを始めて3ヶ月で将棋もやってなかったと言うのですが信じられません。オープニングは Colle ですが8手目まではほぼ定跡通りだったのでビビりました。
それでも少しずつ少しずつアドバンテージを重ねていき、以下の局面で黒リザイン。
お世辞ではなく次に会う時は勝てない気がします。
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