FM小島のレクチャーのテーマはtricky moves。GMのゲームを並べたり観戦したりすることのあまりない私にはゲーム解説のようなものはありがたいです。自分と縁のないオープニングも見れますし。「相手が強かったり自信満々だったりしても読み切れないサクリファイスは取りましょう」というのが今日のポイントの1つでした。
-----
1ラウンド目。黒。Wさん。Scandinavian。終始黒の方がピースの働きがよかったと思います。以下の局面で白番。
2kr4/p1p2ppp/1pnrb3/7P/4PpP1/1NP2P2/PPKR4/R4B2 w - - 2 19
相手が考えている間、19...Bxb3+ 20.axb3 Rxd2+ を決めたいなと妄想していたら白のブランダーにより現実となりました。勝ち。
-----
2ラウンド目。白。Uさん。公式戦では超久々の気がするDutch。持ち時間のあるうちは大きなミスもなくやっていたと思います。以下は31手目が終わり、お互いに3分くらい残した状態です。
ここらへんから相手にパックマンのごとくポーンを食い取られ泣きたいような状況に。
当然、負け。自分の字が汚く最後の方は棋譜を正確に再現できませんでした。
-----
3ラウンド目。白。初対局のAさん。Pirc。このオープニングはお互いが逆側にキャスリングし“殺るか殺られるか”的なゲームになることが多い気がします。このゲームもそうでした。
1rb2rk1/4ppb1/1q1p2pp/p1p3n1/2pPP1P1/P1P1BPR1/1P1QN2P/2KN3R b - - 0 21
ここで 21...Nxf3 はまったく読んでませんでした。しかし、こういう挑戦は基本的に受けます。時間的には私の方が苦しかったですが、結果的にはこのマテリアル差が最後に利きました。勝ち。
2013年4月13日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 コメント:
コメントを投稿