2009年12月6日

松戸の例会にて

自分が読みそうにないチェスの本を放出してきました。ほとんどは表記が記述式で読めないからです。例会が終わる頃にはすべて誰かにもらわれていきました。



1局目。黒。ニムゾ・インディアン。初めてHさんに勝てました。以下は1局目のスナップショットです。





2局目。白。Colle。以下の局面で私は 17.c4。


2r1r1k1/1p3ppp/pq1bpn2/1b1p4/3P1P2/PP1B4/1BPN2PP/R2Q1R1K w - - 0 17

黒のUさんの手は 17...Bxc4! まったく読んでませんでした。



18. Bxc4 dxc4。



どうやっても駒損しそうなので駄目もとの 19. Nxc4 を指しましたがやっぱり駄目でした。19...Rxc4 20.bxc4 Qxb2。負け。



3局目。黒。ニムゾ・インディアン。孤立ポーンを攻める比較的優勢な局面でしたが、ここで間違えました。


2r3k1/5p1p/pp2p1p1/1n1n4/PBr5/2PRP3/4NPPP/2R3K1 b - - 0 29

29...Nxb4 ならたぶん勝っていたと思いますが、29...Nbc7 と指してしまいました。この後、1ポーンを得したのですが、持ち時間が5分を切ってからの指し方が雑で、リザインする頃には3ポーンダウンになっていました。情けないし、疲れました。



2 コメント:

みとじん さんのコメント...

 うまく結果が出なかったのは海外出張の疲労でしょう。時差ボケは特に帰国後にズシンときいてきますから。お疲れ様でした。
 ちなみに第二局を拝見して、ドゥヴォレッツキーの著作に載っていた金言を思い出しました。いわく、「弱い側、攻められている側のポーンを自分から突いてはいけない。」ここでは、放置して攻め合う17.f5、一旦は交換する17.Bxb5(でもc2のポーンが狙われそう)などから読んでいって、いずれも「具体的に」ダメだと分かったら「やむを得ず」17.c4を考える、といった感じでしょう。
 岡目八目、人のゲームだとよく見えます(^^;)。勉強になりました。ありがとうございました<(_ _)>。

kawanaka さんのコメント...

みとじん様、

コメントありがとうございます。

> うまく結果が出なかったのは海外出張の疲労でしょう。

帰国後はいつもの時間に寝ていつもの時間に起きれました(夜中に目が覚めるようなこともなく)。なので疲労のせいにはできません。2局目の 17...Bxc4 は体調が万全であっても私には予期できなかったと思います。つまり、力量の差で負けたということなので、あきらめがつきます。

どちらかというと3局目の負け方の方が悔しいです。「持ち時間がもっとあれば」とつい考えてしまいます。時間管理もチェスのスキルの1つなのでしょうが、もどかしさが残ります。

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