2009年10月20日

私には難解でした

昨日紹介した「ルイ・ロペスの進化」をさっそく読み始めたのですが、最初の一局目でこの資料(本)は自分のレベルに合っていないことに気付きました。残念ながら、ゲームの解説を読んでも私が納得できたり理解できたりする部分は少なく、例えば「このあたりの両者の指し方は今日でも凌駕できないと思えるほどうまく指されています」と書かれていても、本当にそうなのかどうか私にはさっぱり分りません。小学生が高校生向けの教科書を読むような感覚でしょうか。チェスに対する理解がもっと深まったら、もう一度トライします。

Chess Tactics Server のハンドルネーム kawanaka では、回数がちょうど6000問に達し、正解率もめでたく上がりました(93.3% → 93.4%)。最近は間違えた日が続いていた気がするので正解率の上昇は予想外でした。



3 コメント:

Yamagishi さんのコメント...

 残念ながらこの本は入門者向けの本ではありません。面白く読めるためにはルイロペスの実戦経験と中級以上の棋力が必要だと思います。サイトが移動した関係でコメント欄が表示不能になっていますが、この資料を読んでルイロペスを一から覚えたいというようなコメントがありました。それに対して同様に入門者向けの内容ではないという返事のコメントを回答していました。

 ルイロペスを理解したいならJohn Watson著「Mastering the Chess Openings」Gambit発行がお勧めです。Volume 1が 1.e4 の巻きです。例えば次のような文章があります。
 『What's the point of 3.Bb5? One's first instinct is that it threatens 4.Bxc6 followed by 5.Nxe5, but Black's most popolar answer 3...a6 shows that not to be the case, at least not immediately. Then of course White wants to castle quickly. But then why do most players use 3.Bb5 instead of the more aggressive-looking 3.Bc4, which hits Black's weak f7-pawn?The answer is that 3.Bb5 is a prophylactic move that works to quench the opponent's opportunities. ...』

kawanaka さんのコメント...

Yamagishi さん、
コメントありがとうございます。日本の本屋に並んでいる本は初心者向けがほとんどですから、中級者以上向けの読み物があるのは非常に良いことだと思います。

紹介していただいた本の抜粋は非常に魅力的です。が、今はあまり新しい本を買わないようにしています(特にオープニングの本は)。既に持っている本の中に、読んだ方がいいのに読んでいないものが結構あるので、そういうのを一通り読んでから次の本を買おうと考えています。

kawanaka さんのコメント...

Yamagishi 様、
【追記】
新しい本を買う前に読もうと思っているものの中には Yamagishi さんが既に訳された「理詰めのチェス」とかも含まれています。

コメントを投稿