2017年10月8日

東京オープン2日目

3ラウンド目。黒。Oさん。Scandinavian。


ここまでは格上相手に1ポーンアップ。しかも、ポーンの形もこっちの方が良いです。しかし、この 28...Ba3 が想像以上に悪い手だと後で気付きました。29.Ra2 とされた後、c3 のルークが実は横に動けないのでナイトでルークを攻められた際にビショップを守れません。そのことにもっと早く気付いていればビショップを逃がす機会はあったのですが、実際には手遅れで以下のようになりました。34...Bb4 35.Nxc3 Bxc3 で exchange down。負け。

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4ラウンド目。白。T君。Anti-Colle。

初対局なのに私のオープニングを知っているだけでなく、私が指しそうな手まで読まれています。

普通はここで 12.exd4 と取り返すのでしょうが、早く攻めたい一心で 12.g5。ポーンを損するのは分かっていましたが、12...dxe3 13.gxf6 exd2+ 14.Bxd2 Qxf6 15.O-O-O(下の図)なら遅れていたキャスリングも出来るので気にしません。


3つ目のポーンまで取られましたが、これでようやくチャンス到来。24...Qh6 の後、 25.Rxg7+ と突っ込んでしまいましたが、ベストは 25.Qe3 か 25.Qd2 だったようです。教えられれば納得しますが、これはなかなか気付かないでしょう。


最後はここで相手からドローオファー。相手の持ち時間が30分以上あるのに対して私は3分。オファーを受けました。実際、Fritz の評価も 0.00 なのでOK。
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