2014年11月15日

小島君のレクチャー:カスパロフ


今日のレクチャーのテーマはカスパロフのゲームです。私の感覚ではチェスの「王者」と言えばカスパロフで、攻撃的でダイナミックなチェスを指すという印象があります。

今日は4ゲームが紹介されましたが、いずれもポーンなりエクスチェンジなりを捨てて、残った駒をアクティブに使うという点で共通していました。見ると「なるほど」とは思っても自分ではなかなかできないですね。捨てた後でも「なんとかなる」って思えることはなかなかないですから。そういえば、最近は自分のゲームで Bxh7+ のサクリをしていないことを思い出しました。当たる相手のレベルが高いのか、そういうチャンスを与えてくれません。

講師の小島君はこれからまたハンガリーで修業です。「IMになるまで帰って来ない」とは断言できないそうですが、強気な発言ができない私からしてみればそれくらいが正直で良いと思います。チェスのプロとして生きていく以上、何が何でも手に入れたいタイトルでしょうから、頑張ってもらいたいです。

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