2014年2月8日

小島君のレクチャー、Snow Day2(通信チェス)

■レクチャーの日は関東で20年ぶりだか45年ぶりだかの大雪。池上までの電車はほんの少し遅れましたが動いてました。
■今回の小島君のレクチャーのテーマは「ピースをアクティブに使う」。裏を返すと「相手のピースをアクティブにさせない」。

例えば、以下の局面で黒は ...Bc8-d7-c6 とし、a8-h1を使いたいところです。しかし、白のビショップにBe2-f3とされては面白くありません。

r1bq1rk1/pp2ppbp/3p1np1/8/3QPP2/2N5/PPP1B1PP/R1B2R1K b - f3 0 10

そこで、一度 10...Bg4 を挟み、11.Bd3 と白が交換拒否をしたところで、11...Bd7 とします。そのような駆け引きはともかく、このポジションから ...Bc8-d7-c6 という構想があることを知るだけでもプラスですし、何を目的に指しているか聞くだけでも良いお手本になります。

Chess.com の新しい大会が始まりました。その名は Snow Day2。その大会名の由来を問い合わせており、まだ回答がありませんが、今の東京にはタイムリーな名前です。

このラウンド、実は同じグループにNMタイトルが付いた人がいます。なぜか私よりもレーティングが低いのですが、厳しい戦いになることを覚悟していました。ところが、そのタイトルホルダーが7手目でいきなりリザイン。色を変えた次のゲームも始まる前からリザイン。一体何が起きているのでしょう?



このアラビア語の文章が大会の説明なのですが、大会の主旨が分かるかもしれないと思って翻訳してみました(便利な時代ですね)。Tournament for members Armita。参加者の国籍を見ると半分はIranです。なんか場違いな大会に参加してしまったのでしょうか。とりあえず追い出されないかぎり続けます。

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