2011年1月6日

Chess+ を使い始めて

Chess+ はエンドゲームのトレーニングのために昨日購入した iPhone アプリです。1問目が K+Q vs K と簡単なので失敗だったかと思ってしまいましたが、そうではなさそう。

他のタクティクスのアプリだと正解が一本道で、正解でない手を指すとすぐその場で終ってしまいますが、このアプリは自由度が高く、最適でない手でも指し続けることができます。しかもアプリが指す手は同じ局面でも毎回同じとは限らないことも分りました。まるで人間のように一手ごとに考えているわけです。問題を自分で登録できることの意義もここにあるのでしょう。Pandolfini's Endgame Course の問題 でもなんでもいいですが、繰り返し解くことが望ましいポジションを登録するのに使えます。自分で登録できる問題数の上限が60問というのは少ない気がしますが、1問も登録していないうちから悩む必要はないでしょう。

アプリの強さには3段階ありますが(Standard, Expert, Master)局面がまだ単純なせいか強さの違いはまだ感じません。ただし、Master は明らかに遅いので深さか候補手数かその両方を多く読んでいるのでしょう。最初はアプリが指す手が同じ問題でも異なることがあるのは強さの設定が異なるためだと思ったのですが、まったく同じ設定でも違う手を指してくることがあります。人間っぽいですね。

一日一問のつもりでしたが、ついもっとやってしまいました。2問目は K+R vs K。3問目は K vs K+P でドローにすること。4問目は K+P vs K で勝たなければいけないのですが、プロモーションに成功してもまだ終わりではありません。適当なところで自分で切り上げるしかないようです。

一手ごとに計算しているせいかアプリの反応は速くはありません。じれったいと思う反面、待っている間に自分の脳がかなり働くこと(例えば、自分の手が最適だったかとか、相手の次の手に読み漏れはないかとかを検証すること)に気付いたので、あまり問題視しないことにしました。

盤の色を変えられないのがちょっと残念です。

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