2009年10月29日

浜松の大会とオープニング

浜松の大会への参加を表明しました。最初は浜松は遠いと思っていました。が、実際に調べると片道2時間半。大したことありません。では、なぜ遠いと感じたか?それは浜松駅が静岡駅よりも遠く(東京からは)、手前の静岡駅でさえ遠いと思っていたからです。では、なぜ静岡駅を遠いと感じたか?記憶をたどっていくと ... 静岡の大会に参加した時、電車代を節約するために新幹線を使わなかったからでした。

参加者のレベルは結構高そうです。参加予定者の使うオープニングをちょっと調べてみました。私には対策を練る時間は無いと思いますが、一応。

【F氏】
白の時に 1.c4 2.Nf3 3.g3 で、黒の時にシシリアンの Accelerated Dragon。
→ 白黒ほぼ同形です。なるほど。

【K氏】
黒の時に 1.e4 に対して、1...e5 も 1...c5 も!
→ こういう器用な方は羨ましいです。

自分のオープニングの学習計画ですが、民主党の政策のような気がしてきました。やりたい政策(学びたいオープニング)がたくさんあるのに予算(時間)が足りず、全部実行するのは非現実的。昨日みとじんさんにコメントをいただいた後、今後どうするべきか、いろいろと考えました。結論は出ていませんが、主力として使うオープニング(バリエーション)と教養程度に知っておけば十分なオープニング(バリエーション)に分けることくらいはできそうです。当面は、白番のレパートリーは今のままで、黒番のレパートリーから変更するくらいがサラリーマンには丁度いいのかもしれません。

5 コメント:

Yamagishi さんのコメント...

 例会や大会に無準備のオープニングを使うのはもったいなくないですか?10手も行かないうちにポジション的にどうしようもない局面になり投了まで「捨てゲーム」になる可能性もあります。相手だってレイティングはもうけてもゲーム内容には満足できないかもしれません。

 こういう時にこそネット対局を活用してみてはどうですか?時間の短い対局にすれば数がこなせます。私は主に「15分切れ負け」と「持ち時間2分&1手12秒加算」で指していますが、前者は「本番」モード、後者は「オープニング(定跡)データ収集」モード(勝敗無視)というように切り分けて指しています。

H市のS氏 さんのコメント...

怒られちゃうかもしれませんが(笑)、密告します。

F氏やH氏とは何度も対局してますが、序盤はほぼ決まったパターンです。
中盤で勝負してやろうというタイプですね。

K氏は加えて1...c6や1...e6にも精通していますから
厄介です。しかも中盤にも強い。完全にアンダーレイテッドプレイヤーです。

H市のS氏より

kawanaka さんのコメント...

妻が Yamagishi さんのコメントに“激しく”同意しています。

しかし、私はある程度痛み(レーティング、お金、等)を伴わないと身につかないと思っています。当面は「捨てゲーム」になるのは仕方ないと考えています。

また、持ち時間の長いゲームの方が短いゲームを複数こなすよりも脳が鍛えられると信じています。Yahoo で短いゲームを繰り返し指していると、最初に思いついた手がブランダーでないことだけを確認して指すか、2~3の候補のうち一番良さげに見える手を指すことの繰り返しで、相手の手や長期的なプランを考えずに指す悪い癖が付きそうでした。

今、私は宿題をたくさん抱えています。宿題とは、最近の例会のゲームの中で「相手がここでこういう手を指してきたらどうすべきだろう」という疑問を解決(調査)することです。仮にネットで指すとしたら、先にこういう宿題を片付けてからにします。

私は複数のオープニングを短期間で覚えられるほど器用ではありません。だから、例えば上記のK氏に白番で当たったとしたら(Sさん、情報ありがとうございます)、間違っても 1.e4 は指しません。フレンチもカロカンも3手目以降は知らないのでさすがに後回しにしたい(宿題をこれ以上抱えたらパンクしてしまう)からです。

みとじん さんのコメント...

>白番のレパートリーは今のままで、黒番のレパートリーから変更するくらいが

に賛成です。なにを隠そう私は、かつて毎年のように全国大会に出ていた当時、五月のその大会にあわせてシシリアン→カロカン→シシリアン→カロカン→アリョーヒンと一年ごとに黒番を変えていました(正確に言いますと、五月に変えるため、それまでの大会、十一月のジャパンオープンとか三月の百傑戦が「捨てゲーム」になります)。一方、白番は1.d4オンリーで、ただその中で微調整するのみ。QGDのタルタコワ変化をおさらいしよう、とか、QGAにされたらどうしようか等。こうされたらこうしよう、と決め打ちするのは、黒番の方がやりやすいです。

 もちろん「捨てゲーム」ばかりでは大会の成績がそもそも悪くなるので、各大会、黒番三局の内、少なくとも一局は慣れているものにしました。
 ただ、反省すると、大会ごとに位置付けを変える方が明確で効果的だったかもしれません。たしか馬場五段も先日の東京オープンを「新しいオープニングを試す場所」で、成績よりも内容重視の大会と位置付けて参加されてましたね。

 浜松遠征がどうぞ実りあるものとなられますよう、お祈りします。

kawanaka さんのコメント...

みとじん様、

1年ごとにオープニングを変えるという計画自体もスゴイですが、それを何年も継続できるというのはスゴすぎです。私にはとても真似できません。私はチェスに関して、あれをしよう、これをしよう、あれを読まなきゃ、これも読まなきゃ、とやりたいことが多く、いろいろと目移りしてしまうので同じことが長続きしません。CTSだけが唯一の例外で日常生活の一部になっていますが、それ以外のものはいわゆる三日坊主です。

コメントを投稿