2009年8月17日

大会を終えて

ジャパン・リーグはレーティング的にはプラスでしたが、サマー・オープンのマイナスの穴埋めにはならなそうです。

日課としていた1日1対局は1年以上続けていましたが、棋力アップに役立っているとは思えないので、無理に毎日やるのは止めることにしました。昼休みに Yahoo で指していても、時間に迫られて仕方なく指す手ばかりだし、オープニングが定跡通りになることは稀だからです。ジャパン・リーグのように持ち時間の長い大会で1手1手時間をかけて考える方がよほど脳のトレーニングになります。始めたきっかけは、小島君や馬場君のようなトッププレーヤーが口をそろえて上達の秘訣として毎日やることを挙げていたからですが、それはきっと内容がもっとまともなゲームを振り返るところまでやって初めて意味を持つのだと思います。今日は相手が2手目を指さず、時間切れ勝ち。そんな勝ちには何の意味もありませんが、自分からリザインしてゲームを終わらせるのも癪なので仕方なく10分待っていました。

もう1つの日課である Chess Tactics Server は1日10問解くことにしていますが、大会の間の4日間はやっていなかったので、今日は5日分まとめて50問解きました。全問正解だったので、正解率の自己ベストを更新できました(93.0% → 93.1%)。50問も解けば1~2問くらい間違えても不思議ではないのですが、4日間チェス漬けだったので脳が活性化されているのかもしれません。

Yahoo ではホームページのために無料で使える容量は50メガまでなのですが、写真は1枚が1メガ以上あるので、写真のサイズを縮小しないとあっという間に容量不足になってしまいます。そのため、1枚1枚手で編集していたのですが、枚数が多いとかなり面倒。そこで画像を一気に縮小できるソフトウェアがないかどうか探してみたら、ありました。インターネットは便利ですね。37枚の画像を一気にまとめて縮小することができました。ジャパン・リーグの写真を載せるのは週末近くになると思っていたのですが、今日出来てしまいました。


2 コメント:

Yamagishi さんのコメント...

>トッププレーヤーが口をそろえて上達の秘訣として毎日やることを挙げていた

 私も川中さんと同じです。ICC(Internet Chess Club)でこれまでの6年間で3800局ほど対局しましたが棋力アップしていません。ネット対局で上達する人は脳が「吸収力」があるのだと思います。いうなれば彼らの脳は「チェス脳」型で、我々の脳はごく普通の脳です。

>今日は相手が2手目を指さず、時間切れ勝ち

 有料(優良?)チェス対局サイトのICCに入会してはどうですか。年会費が確か69ドルです。敗勢になるとネット接続を切って二度と継続に応じないプレーヤーもたまにいますが、アドミニストレータに連絡して強制的にこちらの勝ちにしてもらうことができます。有料の方が無料より不真面目なプレーヤーが少ないはずです。対局した棋譜はメールで送らせることもできるし、自分のコンピュータにPGN形式ですぐに自動保存するように設定することもできます。有名な大会はライブで棋譜が観戦できます(時差がきついですが)。レクチャーもいろいろあります。IM/FMのサイマルもあります。レイティング1500くらいのプレーヤーが一番多いようです。

kawanaka さんのコメント...

Yamagishi さん、
コメントありがとうございます。

私はチェスに向いている脳があるわけではなく、どちらかといえば年齢という要因の方が大きいと思います。将棋をチェスよりも先に覚えたある人は「目隠しで将棋はできるけど、目隠しチェスはできない」と言ってました。これは、遺伝的には素質があっても始めた年齢が遅いと出来ないことがあるということを証明していると思います。私は若くはありませんが、効率の良いトレーニングを行なえば、まだなんとかなるとは思っています。

Yahoo よりも ICC の方が良いことはたしかだと思いますが、昼休みの間に一局終わらせようとしていた自分もいけないのだと思います。また、私は来る者拒まずで相手を待っていましたが、レーティングが高い人達に片っ端から挑戦している人がいることも最近知りました。同じ Yahoo でもやり方次第では良いゲームが望めるのかもしれません。ちなみに、今日の昼休みは Yahoo で指す代わりに Yamagishi さんのブログを読んでいました。

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